多くの護身術実践者が直面する悩み。 習った攻撃ブロックを使うことができない。相手の攻撃の速度が速すぎて反応できない。少しでもフェイントをかけられたら、もう反応できない。 それは、相手と向き合っているからです。相手と向き合って、相手の攻撃に対し、向かって防ごうとしているからです。自ら向かうことで、相手の攻撃が自分の身体に到達するまでの時間を短くしているからです。 相手の攻撃は、まっすぐ自分の身体に向かってくる。なぜそれを、その場にとどまって、もしくは前に手を出すだけで、または少し横に移動するだけの動作で、防がないといけないのか。 相手の攻撃がスローになれば、誰でも攻撃を手で防ぐことができます。手で防ぐことができなくても、振り切ることができます。 当然相手は、スローで攻撃などしてくれません。そこで自らスローにしていきましょう。さがりながら対応すればいいのです。相手の攻撃と合わせて、一緒に後方へスライドすることで、相手の攻撃は「相対的に」落ちることになります。 そして自分の身体も一緒に下がっているため、相手の攻撃がおそくなるだけでなく、いつまでも相手の攻撃が届かない領域に存在することができるのです。 相手の攻撃に合わせて、移動の速度を維持しながら下がるには、当然技術が必要です。清朝末式八卦掌は、その技術を最も使用して戦う武術。だから、誰でも、老若男女を問わず、使用できる武術なのです。 清末八卦掌では、この対敵の行動を、「斜め後方スライド撤退戦の対敵身法」と呼んでいます。伝承的には、単換掌にてこの技法が伝えられているため、「単換掌の術理」と呼んで練習しています。 後退スライドによる護身については、『単換掌の術理|後退スライドで生存する清朝末式八卦掌の核心』・もしくは『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』にてご確認ください。女性のみならず、小柄な男性・いじめと戦う学生にも役立つでしょう。 『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 『単換掌の術理|後退スライドで生存する清朝末式八卦掌の核心』|http://nenkinkouza.com/training/theory-tankanshou.html 護衛護身武術「清朝末式八卦掌」富山・愛知講習会|http://nenkinkouza.com/workshop/index.html 北陸富山本科|http://nenkinkouza.com/baguazhang-class-toyama/index.html 北陸富山本科申込みぺージ|https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbvl4IP1QozOJV783DSodPpIJYzFrEpS9-BhVah5cIxiTjAw/viewform
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