「金継ぎは面白い!」 『陶器の医者」とも言えるかそれ以上か。。 人間の医者は回復はさせても以前以上の健康な人間にはできないけども 金継ぎはその人の腕次第ではその以前の価値よりも上がる技術。 いろんな日本の文化を体験し経験し挑戦し 「その魅力を多くの人に伝えたい」ものの一つでもある 「金継ぎ文化」 金継ぎは本当に昔から興味があった日本文化の一つ 陶器とかも大好きで何十年も前から海外にいる時から日本の陶器日本で買っては海外でも日本でも使っています。 その陶器の長いものは20年にもなります。。 もう愛着バンバンです 日本の陶器は海外の人にも人気なので外国人の人が驚くような陶器をヨーロッパなどで使っていました。 でも陶器は傷ついて欠けたり割れてしまうもの それを金継ぎで直したいという思いでした。 そしてついにお気に入りのお猪口や湯呑み茶碗が割れて行動を起こすようになりました。 知り合いの方から金継ぎ教室の先生を紹介して頂きそこへ通いましたがそこで気づいたことがありました。 まず「時間がものすごくかかる」こと 割れた面積、漆、金を使うことにより価格が跳ね上がること そして一番重要だと思ったのが 「筆使いができない」と言うことです。 どんなにいいものを使ってもどんなに時間をかけても この漆を塗る作業の筆使いが下手では上手に仕上がらないんです。 せっかくお気に入りのものを金継ぎでよりひどく仕上げてしまうのは本当にもったいないと思いました。 とにかく筆使い。。 筆使いというのは書道でも絵をかくことでも同じ。。 どんなに絵が上手でも筆が変わったり道具が変わればそれは全くうまく描けないもの。。 練習や回数が必要になってくるんです。。 これは初心者にできるはずがありません。 多くの職人技にあるのですが 陶芸は最も釉薬が大切であるし 竹細工はヒゴ作り、 臈纈染め(ろうけつ染)もロウで絵を描くので筆使い。。 これらがものすごく大切だと思います。 でも職人さんたちはこれらを教えないんです。 なぜならば彼らが学んできた伝統的な方法。。 何年も何年も修行してのやり方なのでものすごく時間やお金がかかる。。 陶芸を学んだ時も「7日間コース」に参加したものの「釉薬」に使った時間は1日のみ 先生はコースが終わってから僕にぼそっと言った言葉。。 「本当は釉薬に一番時間を使いたかった。。」と話していました。 どうしてそうしてくれなかったのか不思議に思いますが、釉薬がダメだったりショボかったりするとどんなに粘土でいい形に仕上げてもいい作品はプロでもできません。 よく陶芸体験などで行なっている釉薬はホームセンターなどで売っている12色のようなものでどんなに粘度でいい形に仕上げても釉薬で全滅もあり得ます。 最終的に生徒さん8人の作品はどれも魅力的なものは出来上がりませんでした。 もともと金継ぎ教室に行く前に金継ぎキットを購入していましたが使いませんでした。 本格的な金継ぎを学ぼうと思い、変な先入観などを入れないために動画なども見ず月に一回の金継ぎ教室に通いはじめましたがあまりにも1ヶ月一回は長い。。 きっと完成するまでに半年以上かかり 生徒さんの話だと金額も使う「金粉の量」によってかなり変わってくるとのこと。。物によっては何万円にもかさむようでした。 月に1回の竹細工サークルに通っている方などもわかると思いますが ヒゴ作りはせずに材料費は先生から買うことだと思います。 でもそれは次第に高くなり何万円の材料費など普通にあります。 僕からしてみるとこれはどちらもWIN WINの関係性ではないと思いました。 竹細工を学んでいる生徒さんは1回しかできないその作業、できなかったら先生がやってしまう、もう一度同じものを作りたくても作らせてくれない、せっかくできても材料費が高っかっただけに家でも使えない。。ただ飾っているだけ。 金継ぎも同じようになると思いました。 数百円から2000円くらいで買った陶器を数万円も授業料をかけて直し、うまくいくかわからない漆の筆使いをし、それが自宅に戻ってきても使えないのではないか。。と思うんです。 方向性を変えて金継ぎキットで作業をし動画などを徹底的に見て金継ぎをやってみるとすごいことに気づきました。。 ものすごく簡単でめちゃくちゃ面白い。。 これで充分です。。 現代風の金継ぎで1日でできてしまうんです。 (乾かすの物によっては1日以上かかります。。) でもここでやっぱり正解だった「筆使い」 この筆使いで自分がこうしたい、こういうラインを書きたいというのどんどん練習して学んでいけます。そしていろんな金継ぎの作品などを見て感動し金継ぎの魅力にハマって行きました。 そして最大の金継ぎの魅力はその直した作品が以前よりもより「魅力的」になることです。 今まで使っていて同じように洗い食器乾かし器のところに置いていましたが金継ぎをしたものはもう別格で洗ったらすぐタオルで拭くようにするようになりました。 これは本当に不思議で自分でそのお皿の価値を上げてしまったんですね。。 こちらに来てくれる知人さんなどがこの金継ぎを気に入って金継ぎを私もやってみたい!っという人が多いので金継ぎの魅力を伝えようと思いはじめました。 また知人が京都の伝統金継ぎ職人さんから直してもらった金継ぎを見せてもらいましたが僕の目からだとほぼ違いが分からない。。 それならば僕は今の方法でもっと筆使いやデザイン、アイデアなどいろんな技術を練習しうまくできるようになったら職人さんのもとでいい材料でやってもいいかなと思いました。 こちらの金継ぎキットはネットなどで1万円ほどで購入できますが意外とたくさん使えるんです。 気に入ったら金継ぎキットなどをネットで購入して自宅でどんどん金継ぎを楽しんでいただけたらと思います。 こんな人におすすめです 金継ぎをやってみたい 愛着の割れてしまった陶器を直したい 金継ぎ体験をとにかく体験してみたい 新しいことに挑戦したい 一人ではやり方がわからない。。 誰かに教わりたい。。 そんな人に是非参加してもらえたらと思います。 ************************** 金継ぎのためにわざわざ食器を割ることはないですが 自然と割れてしまった時に 金継ぎでより魅力的に生まれ変わろう!っと声をかけてあげられます。 本当に金継ぎは素晴らしいと思います。 ************************** 材料 *漆(うるし)商品衛生法適合の漆 合成うるし だけですと、食器への使用は推奨されません カブレにくく扱い易いので、初心者の方にピッタリ *金粉(真鍮金粉) *金粉(マイカ金粉) *エポキシパテ&エポキシ接着材 このおかげで1日でできる優れもの ************************** 参加費 8500円/人/一つ(講習、材料費、全て込み) *掌サイズのもの 割れてしまった陶器や欠けてしまった陶器をお持ちください 割れ方、大きさによっては3時間で終わりませんので その時は2回に分けて行います。 2回目参加の場合は5000円(2時間)になります。 *参加する前に割れてしまった陶器の写真などを送って頂ければ 大体の時間の目安が分かります。 所有時間 2〜3時間 開催日 2〜3回/年 場所 常総市(三妻駅から5分) 最寄駅 三妻駅(常総線) 電車で来られる方はお迎えに行きます。 二人以上で開催可能です 一人の場合は他の参加者が集まる時にご連絡いたしますのでフォローや申し込みをお願いいたします。 参加希望の方は 名前 苗字だけで大丈夫です。 性別 年齢 20代〜40代〜60代以上からお選びください お住い 金継ぎを学びたい理由 希望の時間帯や曜日 を書いてお伝えください。
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