本記事『「誰でもできる」「本当に使える」護身術を教えよう』は、「本当に使える」護身術に興味のある方に、きっと役立つ内容でしょう。それゆえ、いまだに多くの方に読んでもらっています。 新着記事『「誰でもできる」「本当に使える」護身術を教えよう』|https://nenkinkouza.com/weblog/?p=1127 八卦掌水式館 護衛官武術による護身術等講習会情報|https://nenkinkouza.com/workshop/ 日本の護身術道場は、「危険予知」「危険回避」を誠実にしっかりと指導します。それは大変すばらしいことですが、なぜか、「つかまれた後」の対処法や、「相手が~してきたら~する」のような、後手に回る方法しか指導しません。 「危険予知」「危険回避」と、後発的対応の合間に存する、「つかまれない・捕まらない・近づけさせない」技術を指導しないのです。していても、補足のような扱いです。 その道場が、いままで取り組んできた武術をベースにした護身術化が原因です。手法は、間違いではありません。しかしそれらの道場で指導している武術・武道は、ほとんどが「強い者」使用前提であり、戦い方も強者使用前提となっています。強い者使用前提であるから、掴まれてから対応する技が中心に形成され、それがために、護身術においても、掴まれた後に対応する対応技が多くなるのです。 弱い者が使うのが「護身術」です。それゆえ選ぶ私たちは、 (1)弱い者使用前提の武術を選んで護身術化するか (2)強い者と徹底して組手を行って、技で対抗する道を極めるか の基準で道場を選択する必要があります。 現実的に、時間の無い人間に、(2)は難しいものです。いつ何時、その時が来る分からない状況で、時間をかけて護身術を習っている時間はありません。 水式館の指導する転掌と転掌式の八卦掌は、徹底した「弱者使用前提」護衛武術です。(2)の条件を満たす、極めて数少ない武術です。 そのため、、襲撃者につかまれたりすることを「最悪の状況」と認識し、「つかまれない・捕まらない・近づけさせない」技術構成が徹底されています。 私は、多くの時間を使って、そのような技術体系を持つ武術を追求してきました。たまたま習った武術を護身術にカスタマイズし、皆さんにお伝えしているのではありません。確かに、初めて出逢った拳法「八卦掌」は、私が追い求め続けてたどり着いた武術「転掌」の次世代武術であったことは、間違いありません。しかしその奇跡的な巡り合わせも、私が常に、弱者護身を頭に持ち続けていたからこそ導かれた「必然」なのです。 そのことを前提にして、本ブログをお読みください。 大切なのは、あなたの目的を明確にすること。男性であり、ある程度筋力等に自信があるのなら、強者化を促すプログラムを持つ(3)の護身術道場でもいいでしょう。 しかしあなたが身体柔弱な「弱者」の立場にいるならば、転掌技法に沿った自分護衛術は、真の威力を発揮するのです。 新着記事『「誰でもできる」「本当に使える」護身術を教えよう』|https://nenkinkouza.com/weblog/?p=1127 八卦掌水式館 護衛官武術による護身術等講習会情報|https://nenkinkouza.com/workshop/
好評ブログ『誰でもできる「本当に使える」護身術を... 石川 教室・スクール情報を見ている人は、こちらの記事も見ています。