◆広告なしの原文はこちら▶︎ https://note.com/otsukare_/n/n84ddef1f1a39?sub_rt=share_pb LINE公式アカウント https://lin.ee/EopaDCUo 筋肉は「鍛えて」作られるのではない。 体の中の“モード切替”で決まる。 施術中やカウンセリングの中で、 「頑張って運動しているのに体が変わらない」 「むしろ疲れやすくなった」 という相談をよく受けます。 その答えは、トレーニングの内容よりも 体が今どのモードで動いているかにあります。 私たちの体には大きく分けて二つのモードが存在します。 ⸻ ■ カタボリック = 分解モード カタボリックとは、体を分解してエネルギーを作る状態のこと。 空腹、睡眠不足、過労、ストレス、激しい運動などで 体は生き残るために貯金を切り崩し始めます。 この時、分解されるのは 脂肪だけでなく、筋肉も普通に削られます。 ⸻ ■ 糖新生 = 筋肉が削られる仕組み 糖が不足すると、体は糖を新しく作ります。 これを糖新生と呼びます。 材料は主に 筋肉のアミノ酸、乳酸、脂肪由来のグリセロール。 つまり―― 糖新生が起こるほど、筋肉は材料として分解される。 カタボリック状態の中で 糖新生が発動し、筋分解が進む。 これが「頑張ってるのに体が痩せて疲れる人」の正体です。 ⸻ ■ アナボリック = 成長・回復モード 一方、アナボリックは体を作るモード。 筋肉の修復、成長、グリコーゲン補充、免疫回復。 体が未来に投資している状態です。 支配するホルモンは インスリン、成長ホルモン、テストステロン。 ⸻ ■ トレーニングの本当の役割 トレーニングそのものは 100%カタボリック行為です。 筋繊維を壊し、エネルギーを消耗し、 体に「修復命令」を出すだけ。 筋肉を作るのは 栄養・睡眠・回復によって入るアナボリック時間です。 ここを外すと、 トレーニングは筋肉づくりではなく 「体を削る作業」になります。 ⸻ ■ 中年期の落とし穴 40代以降は 回復ホルモンは減り、炎症は長引き、 関節や腱の回復が遅くなります。 若い頃と同じ頻度で追い込むと 体は慢性的にカタボリック優位になり、 筋肉は増えず、疲労だけが蓄積します。 実際、うまく体を作っている中年層の多くは 同一部位を中4〜5日空けてトレーニングしています。 壊して、完全に治して、 最高のアナボリック状態で次の刺激を入れる。 この方が結果が出ます。 ⸻ ■ 体を変える本当の公式 トレーニング → カタボリック → 栄養補給 → 睡眠 → アナボリック → 成長 この流れを壊さないこと。 ⸻ 体づくりとは、 「追い込む技術」ではなく 回復させる技術です。 頑張る人ほど、 ここを一度見直してほしい。 体は、正直です。 ----------------- ■ 有酸素を絡めた時の安全ライン 【理想の実務構成】 トレ30分前 糖質 30〜40g + EAA 筋トレ中 水 or 少量糖 筋トレ直後 糖質 40〜60g + プロテイン 有酸素前 糖質 20〜30g 有酸素中 水(60分超なら糖を少し) 有酸素後 タンパク質 + 糖質 これで 糖新生はほぼ封鎖できる。 ⸻ ■ 逆にアウトな例 • 空腹で筋トレ → 有酸素 • 低糖質で長時間有酸素 • トレ後に糖質をケチる これ全部 筋肉を材料に燃やしてます宣言。 #トレーニング #アナボリック #カタボリック #ダイエット #筋トレ #糖新生 #疲労蓄積 #減量 #炭水化物とタンパク質
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