◆講座紹介 サハラ砂漠のオアシスにいたヤマネコは6千年前、人間と友だちになり、一緒に暮らしてイエネコ(猫)になりました。人々はその霊力に気づき、女神(バステト)と崇めました。それから猫は海陸のシルクロードを西へ、五千年かけて日本に来ました。シルクロード沿線地域では猫の霊力に気づくこともなかったのに、日本人は「招き猫」を創り上げた。今や日の丸に次ぐ「第二の国章」。招き猫は日本で、なぜ、誰が、どのように創り上げたのか…それを私と語り合いませんか。 授業計画 ①はじめに~エジプト文明の「バステト女神」 -猫史は黒猫にはじまる- ②「姿の招き猫」の登場-江戸・明治の招き猫事情- ③「姿の招き猫」の起源-近世初頭の豪徳寺の三毛猫と檀王法輪寺の黒猫- ④「精神の招き猫」の伝承-語り継がれた猫伝説 夢と恋の王朝猫- ⑤「精神の招き猫」の形成された王朝猫貴族時代-「唐猫」は輸入高級ペット- ⑥むすび~「精神の招き猫」の根本経典-『寛平御記』王位を招く猫- *受講生の希望に応じ、「スフィンクスから長靴を履いた猫へ」「猫伝説比較:中国と日本」「こま犬と唐猫の比較」などを付け加えます ◆講座の詳細やお申込みは、下記のURLのクリックをお願い致します。 ↓ https://www.jcai.jp/shop/nomarl_chair.php?sid=614&ncid=1188 ◆講師紹介 菊地 真 (きくち まこと ) (財)早稲田教育研究所代表理事 1959年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得、文学博士。早稲田大学文学部講師、北京理工大学外国語学部外国専家を経て、2019年から2023年秋までカイロ大学文学部教授兼(エジプト)アインシャムス大学言語学部客員教授。現在、(財)早稲田教育研究所代表理事。日本古典文学専攻。主な著書として、『招き猫の文化誌』(勉誠出版)『全釈日蔵夢記』(学術研究出版)『日本語学習者のための日本古典入門』(学術研究出版)、『日本語論文の書き方』((カイロ)オシリス書店)、『日本語学習者のための日本精神文化史入門』(学術研究出版)『日本語学習者のための初級論文の書き方』など ◆一般社団法人日本カルチャー協会 ◆創業20年以上・全国50教室以上 ◆公式WEB https://www.jcai.jp ◆講師募集 https://x.gd/BKyox ◆加盟教室募集 https://x.gd/BKyox ◆メール info@jcai.jp
招き猫の文化史 【一般社団法人日本カルチャー協会... 東京 教室・スクール情報を見ている人は、こちらの記事も見ています。