『東山魁夷 版画作品選〔下巻〕』 東山すみ:監修 香川県立東山魁夷せとうち美術館 2005年 縦:30cm 横:21cm 厚さ:0.5cm 東山魁夷せとうち美術館は、香川と岡山をつなぐ瀬戸大橋のたもと、坂出市番の州の突端近く、沙弥島に隣接する瀬戸大橋記念公園の一角に建設されました。この美術館の立地は、魁夷の祖父が瀬戸内に浮かぶ櫃石島に生まれ育ったということから、この櫃石島を眺望できる場所ということで選ばれました。祖父のふるさとであることに加え、風光明媚な瀬戸内と讃岐の風情には、特別な思いで親しみを感じておられたと言います。このような香川県との関わりにより、東山家から280点におよぶ版画作品など貴重な資料をご寄贈いただきましたことから、このたび開館を記念して版画作品カタログを作成することとなりました。下巻では、秋と冬をテーマとした画伯の代表的な作品を取り上げました。魁夷は、東京美術学校卒業と同時にドイツへ留学した経験があり、北欧への強い憧れは画伯の生涯における最も重要な画題となりました。とりわけ冬をテーマに描かれた作品は最も多く、厳しい寒さの中で息づく生命観の表出には、格別な思いが込められています。画伯の描く自然からの声に、ぜひとも耳を澄ませていただきたいと思っております。 香川県立東山魁夷せとうち美術館館長 菅原良弘 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
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