背表紙に汚れがあります。(写真③) 小口部分にシミがあります。(写真④) 『風車小屋だより』 ドーデ:著 大久保和郎:訳 旺文社文庫 昭和42年 初版 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:1cm 紙ケース付き 故郷プロヴァンスを舞台にした「スガンさんの山羊」「星」など24の掌篇から成るドーデー(1840-97)の出世作。中でも、のちに戯曲化された「アルルの女」は名高い。南フランス独特の自然と風物、洗練されたユーモアと詩情。悲喜こもごもの人生模様に向けられた作者の眼差しは、どこまでも繊細で優しい。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『風車小屋だより』は、フランスの小説家アルフォンス・ドーデの30編からなる短編集である。その第7話「アルルの女(フランス語版)」が、同名の有名な戯曲の原作小説に当たる。この中に含まれるいくつかの短編は、すでに1865年頃に『フィガロ』紙や『L'Evénement』紙などの新聞や雑誌に発表されているが、短編集としての完全版の初版は1869年に出版された。 すべてのストーリーは、パリから既にプロヴァンスに居を移していた作者自身が、最初に語り手としてパリの読者に語りかける場面から始まり、プロヴァンスにおける彼の新しい生活や、コルシカとフランス領アルジェリアへの旅についての、田園的な短い物語を語るという形式を採っている。気楽な、そして少々からかい半分の外見で、ストーリーは南フランスの日常生活からプロヴァンスの民話に至り、プロヴァンスの職業や動物相の特色についての言及がしばしば特徴的である。 この作品は、時にドーデの最も重要な作品と考えられており、それが描き出す地方文化の描写ゆえに、多くのフランス人に、特に南部地方で、愛されている。 ※配送をご希望の場合、配送料は210円です。 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
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