八卦掌水式館の転掌門「転掌八卦門」の、初歩自分護衛の技術をシンプルにし、独学を可能とした第1弾書籍『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』の増補第2版が、本日発刊されました。 電子書籍版|https://amzn.to/3Y2sInN ペーパーバック版|https://amzn.to/4jsEHmW 転掌護身術の書籍独学システム|https://nenkinkouza.com/video/ 増補第2版の主な改訂内容は ◆緒戦の対処法と、推掌定歩基本功(推磨式基本功)との関連を説明した。 ◆敵に背を向けない斜め後方スライド対敵身法・敵に一瞬背を向ける斜め後方スライド対敵身法の動作解説写真に、「敵の目線から見た動作写真」を掲載した。 ◆独学者が一人で護身力を高めるために、一人でできる対人想定練習法の解説を加えた ◆弊館の「転掌護身術独学システム部」と完全連携させるため、専用の参考動画集ページの入り口(リンク、URL、QRコード)を巻末に掲載し、動画を見ながら独学できる環境を創出した。 の4点となります。 本書の内容は、本当に使える護身術を独学で習得することを目指すため、指導内容は極限までシンプル化されています。それは、転掌・八卦掌を修行し真伝を得た館長だからできることとなります。館長が保安職の中で実際に何度も使い、我が身を守ってきた実績技ですので、安心して学んでほしいと思います。 転掌のマスターとなるためには、この本で指導する内容だけでは不十分です。しかし昔日の後宮護衛官らは、この本で指導する身法のみをとりあえず習得し、一定時間生存する技術を身に付け、即護衛の任務に就いたのです。その内容は、おとり護衛です。一定時間自分を生存させることで自らおとりとなり、時間稼ぎをして、清朝王族を守ったのです。 本書を手に取る方には、昔日の新人護衛官たる宮女(きゅうじょ)・宦官(かんがん)の修行過程を追体験してもらいます。そして素早く「一定時間生存術」を習得してほしいと思います。 一定時間生存術は本来、電撃奇襲の術理たる「前敵スライド回避攻撃の対敵身法(勢掌の術理)」と組み合わせて初めて、要人をおとり護衛できるものです。しかし本書は、自分自身を護衛する護身術に焦点をあてたものゆえ、勢掌の術理の各技の掲載はしておりません。 勢掌の術理の各技は、「翻身拍打」・「平穿掌」・「遊歩連穿」・「双按連捶」・「一按一穿」となります。振り向き様に現れた他の敵に対し、自分の身体をスライド回避させてから攻撃する、単換掌の術理を応用した、奇襲技となります。「いじめ護身部」に、一按一穿を除く各技の説明がありますので、興味のある方は参考にしてください。 いじめ護身部実技解説|https://nenkinkouza.com/standup/#section2 電子書籍版|https://amzn.to/3Y2sInN ペーパーバック版|https://amzn.to/4jsEHmW 転掌護身術の書籍独学システム|https://nenkinkouza.com/video/
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