護身術は命を預ける術です。 最もシビアに取り組むべき技術です。負けたら、命がありません。負けたら、相手の欲望の犠牲となるのです。 よって、この護身術に、「相手次第」はあってはならないのです。極力排する必要のある要素となります。 「相手の筋力が強かったから負けた」 「相手が体格が良かったから負けちゃった」 「相手は空手のベテランだったからかなわなかった」 これらで済むのは、試合だけです。これらの発言に共通するのは「相手は~だから負けた」です。実戦では、負ける=被害者となる、なのです。よって、相手がどういう状態・どのような体格・どのような経験があろうと、倒されないで生存しなければならないのです。 相手次第、を最も引き起こすのは、間違いなく、敵の眼の前にとどまること。敵の眼の前で、敵の力のベクトルに向かい、技術で対抗しようとすること。 技術で勝利するためには、相手の技術を上回る必要があります。そして技術は、体格によって大きくごまかすことができる要素でもあります。 たとえ自分が技術が上でも、襲ってくる相手が体格や体重・筋力が上回っていたら、力で押し切られる可能性があるのです。 よって、相手次第から自分次第、にシフトさせる必要があります。自分次第にシフトさせる方法、それは、敵の力と抗しない領域へと我が身を移動させること。 清朝末式八卦掌は、斜め後方スライド対敵身法にて、自分次第へとシフトさせる方法を確立してきました。 清朝宮中女官や、宦官(かんがん・去勢された男性官吏)が使う拳法であったから、真っ向から対抗することはできず、斜め後方へ移動しながら撤退戦を貫いたのです。 斜め後方スライド対敵身法・・別名・単換掌の術理は、弱者が生き残るための術をすべて盛り込んだ、中国護身術の精華となります。 『単換掌の術理|後退スライドで生存する清朝末式八卦掌の核心』|http://nenkinkouza.com/training/theory-tankanshou.html 護衛護身武術「清朝末式八卦掌」富山・愛知講習会|http://nenkinkouza.com/workshop/index.html 北陸富山本科|http://nenkinkouza.com/baguazhang-class-toyama/index.html 北陸富山本科申込みぺージ|https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbvl4IP1QozOJV783DSodPpIJYzFrEpS9-BhVah5cIxiTjAw/viewform
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