【2022年最新】大型家具の正しい処分方法7選
2021年10月28日大型家具の処分は、引越しや買い替えなど、さまざまな場面で直面する悩みです。
一人で処分するにはサイズが大きく重量があるため、そのまま自宅に保管してしまう…ということもあるでしょう。本記事では、大型家具を正しい処分方法7選を紹介します。さらに、高く売るコツやお得に処分する方法も解説しますので、参考にしてみてください。
大型家具を処分する前に確認しておくべきこと
自治体の行政サービスを利用する際には、決められたルールで処分しなければいけません。そもそも大型家具とは、どのようなものを指すのでしょうか。ここでは、自治体で大型家具を処分する前に確認しておくべき自治体のルールについて解説します。
大型家具とはどのようなもの?その定義とは
大型家具を自治体で処分する場合、粗大ゴミに分別されます。粗大ゴミの定義は、自治体によって違いがありますが、最大辺の長さで決められていることが多いです。処分前に、お住まいの自治体のHPなどで確認してください。
例えば、川崎市では「一辺の長さが30cmを超えるもの」としています。さらに「30cm以上の金属製品」や「50cm以上の家具類」と定められています。
参考:川崎市
このように大型家具とは、素材に関係なく、サイズによって定義されているのです。したがって、大型家具とは一人での持ち運びが難しいサイズと重量の家具といえます。主な大型家具に該当するものは、以下のようなものがあります。
●ソファー
●テーブル
●食器棚
●タンス
●ベッド
大型家具を処分するためには粗大ゴミ処理券が必要
大型家具を粗大ゴミとして処分する際には、「粗大ゴミ処理券」を購入する必要があります。処理券の種類は自治体ごと異なり、金額が違う複数の券が用意されています。例えば、世田谷区はA券200円とB券300円の2種類ですが、福生市では200円、500円、700円、1,300円、1,900円、2,600円の6種類となっています。
一例として、世田谷区でタンスを処分すると、以下のようになります。
●140cm以上200cm以下のタンス:800円・A券2枚
●200cm以上270cm以下のタンス:1,200円・B券4枚
●270cm以上のタンス:2,000円・A券10枚
参考:世田谷区
粗大ゴミ処理券の購入方法と注意点
粗大ゴミ処理券は、「有料ゴミ処理券取扱所」の標識のある店舗、スーパー、コンビニなどで購入することが可能です。お住まいの地域と購入先の店舗が同一の地域内で購入しなければいけません。なお、粗大ゴミ処理券を購入すると、使わなかったからといって払い戻しや交換ができないので注意が必要です。
【知っておくべき】大型家具の正しい処分方法7選
先に触れました通り、大型家具の処分は、一人での持ち運びするにはサイズが大きく重量があるため負担が大きいです。けがをしたり家を傷つけるといったリスクを避けて、無理のない方法で処分しましょう。ここでは、タンスの正しい処分方法7選をご紹介します。それぞれの方法のメリットも説明しますので、ご自身にあった処分方法を見つけてください。
①買替えなら新しく購入する店舗で回収してもらう
大型家具の買い替えにともなって処分する場合は、新しく大型家具を購入する販売店で、引取りサービスを受けられることがあります。ただし、引取りサービスをおこなっていない販売店もありますから、購入の際に引取りが可能か、引取り手数料の有無も含めて確認しましょう。
メーカーにおける引取りサービスの一例を以下に挙げます。
●IKEA:購入商品と同種・同サイズ・同数であれば無料
参考:IKEA
●ニトリ:購入商品と同数量もしくは同容量であれば、1回の配送につき4,400円(税込)
参考:ニトリ
メリット:搬入と搬出の労力を軽減できる
新しい大型家具の搬入と同時に、不要になったものの搬出から処分まで、すべて任せることができます。自分で移動させたり販売店まで運搬する必要がないので、労力が少なく簡単な処分方法といえます。
②自治体の回収日に粗大ゴミとして出す
大型家具を自治体の粗大ゴミ回収を利用して処分する方法です。まず、「粗大ゴミ受付センター」に電話あるいはインターネットで申し込みます。処理手数料が決まったら、金額分の「粗大ゴミ処理券」を購入し、粗大ゴミ処理券を大型家具に貼って、回収日に指定された場所に運ぶという流れです。
メリット:処分費用が安い
粗大ゴミとして処分すると、処分費用が安い点がメリットです。先述したように、大型家具の場合ではサイズによって異なりますが、目安としては800円~2,000円で回収してもらうことができます。大型家具を運び出す人手を確保できる方にはおすすめの方法です。
③解体して可燃ゴミや不燃ゴミとして出す方法も
粗大ゴミは最大辺の長さで決められていることが多いです。そのため、大型家具の最大辺の長さが小さくなるように解体することで、素材ごとに分類して、木製部分やプラスチックは可燃ゴミ、金属部分は不燃ゴミとして処分することが可能となります。
なお、自治体によっては解体しても、元の形・用途で判断されるので、可燃ゴミ・不燃ゴミとしては出せない場合もあります。お住まいの地域での処分ルールを確認してください。
メリット:処分費用は有料の指定収集袋代のみ
この方法は、粗大ゴミ処理券を購入する必要がありません。費用は有料の指定収集袋代のみとなり格安での処分方法です。ただし、大型家具は、材質が硬く丈夫なものも多いので、解体道具やその扱いに慣れた方におすすめの方法です。
④自治体の指定場所に持ち込む
大型家具を自治体が指定する引取場所に持ち込む方法です。粗大ゴミとして出す場合と同様に、「粗大ゴミ受付センター」へ事前に電話あるいはインターネットで申込み、処理手数料分の「粗大ゴミ処理券」を貼って最寄の指定場所へ運搬します。
メリット:収集・運搬費用が不要
この方法では、収集・運搬費用がかからず処理手数料のみで済ませることができます。自転車を積めるサイズの自家用車を所有しているなど運搬手段と積み下ろしの人出が確保できる方には、おすすめの方法です。
➄不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する方法では、収集・運搬から処分までおこなってくれます。さらに、複数の粗大ゴミや不用品があれば、まとめて回収してくれるので便利です。不用品回収業者に依頼すると単品の回収が高額になりやすい点で、処分費用を少しでも抑えたい方には不向きな方法ともいえます。依頼する際には、見積もりをとって費用を検討することが大切です。
メリット:回収までがスムーズ
不用品回収業者は、即日あるいは希望日時で回収してもらうことができます。そのため処分を急ぐ場合や忙しく時間調整が難しい場合でも、スケジュールの調整に融通が利きます。単品であれば短時間で済ませることができます。また、粗大ごみ処理券の購入や運搬の手間がなく、回収までがスムーズです。
⑥引越し業者に依頼する
引越しの際に大型家具を処分するなら、引越し業者に依頼することも可能です。その他の不用品もまとめて処分できるので、引越し予定のある方にとっては便利です。また、業者によって買取りサービスをおこなっている場合があります。各業者のHPや問い合わせ時にサービスの有無を確認してみてください。
不用品引取りサービスを実施している引越し業者の一例を以下に挙げます。
●サカイ引越センター(買取りも可能)
参考:サカイ引越しセンター
●日本通運
参考:日本通運
●アップル引越しセンター(買取りも可能)
参考:アップル引越しセンター
メリット:引越しと処分が同日に済む
引越しと大型家具の処分を同日にできるので効率的な方法です。業者が、大型家具の移動や搬出も引越し作業とともにおこなってくれます。作業をすべて任せられるので、処分の事前準備の必要がありません。
⑦大型家具を必要とする個人に譲る
知人や友人といった近くに住んでいる人に譲って、使ってもらうのもよいでしょう。不要になった大型家具も、他の人には用途があるからです。なかなか譲り先が見つからないというときには、掲示板サイトで、近隣で大型家具を必要とする人を探すことも可能です。引越しや転勤シーズンは、新生活に向けて家具が必要になる人も多いものです。
メリット:一切の費用がかからない
個人に譲る場合は、処分にかかる費用が不要です。実際に引き取りに来てくれたり、譲り受けた人が運搬費を負担してくれれば、一切の費用をかけずに処分できます。また、掲示板サイトでは、譲るだけでなく金額を設定しているケースも多いです。処分費用をかけずにお金をもらうことも十分可能です。
【業者に依頼する場合】大型家具を廃棄するならどんな業者を選ぶと良いか
廃棄を前提としている方もいらっしゃるかと思います。大型家具の廃棄を業者に依頼するためには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。トラブルにならないよう業者を見極めるにはいくつかのポイントがあります。ここでは、大型家具の廃棄する業者選びのポイントをご紹介します。
①一般廃棄処理業の許可があるか
家庭から出るごみは、すべて一般廃棄物です。一般廃棄物を収集・運搬・処分するためには、法律に基づく一般廃棄物処理業の許可が必要になります。不用品回収業者の中には、無許可で一般廃棄物の収集を行っている業者が存在します。無許可の業者とは、市町村の一般廃棄処理業の許可を取得していない、または市町村の委託を受けずに回収している業者であることを指しています。
以下の許可では、家庭からの不用品を回収することは違法とされています。
●産業廃棄物の許可:事業活動から出る廃棄物(廃プラスチック類など20種類)処理の許可
●古物営業の許可:古物の売買または交換のための営業許可
●一般貨物運送事業の許可:貨物を運ぶことを仕事とする許可
環境省:廃棄物の適正処理案内ページ
②料金設定が明確になっているか
不用品回収業者の料金設定は、一定の基準があるわけではないので、業者によってさまざまなプランがあり、料金にもばらつきがあります。
大型家具1台の回収であれば、品目ごとの料金設定があるか、その際に回収料金以外に必要な料金にはどのようなものがあるのかなどが明記されているかを確認しましょう。他にも処分を依頼する場合も、パックプランの詳細が分かることが重要です。料金設定が曖昧で、一見して分かりにくいようなら避けるべきでしょう。
③請負業者賠償責任保険に加入している
請負業者賠償責任保険に加入しているかどうかも確認しておきたいです。大型家具を運搬する際、何らかのアクシデントで壁や家具などに傷がついたり、壊れたりする可能性がないとはいえません。
万一のトラブルにも賠償してもらえるよう、保険に加入している業者を選びましょう。HPに保険加入の記載がなければ、問い合わせや見積もりの際に、確認することをおすすめします。もしも保険に加入していない場合、補償を受けられないので注意しましょう。
【廃棄するよりお得な方法も】大型家具を処分するなら売却がおすすめ
まだまだ使える大型家具であれば、いきなり廃棄処分するのではなく、リユース品として売却する方法がおすすめです。ここでは、廃棄処分費用を一切かけず、さらに運搬費用などのコストもなくして売却するためのコツから紹介します。
売却するコツ①掃除して汚れを取り除く
大型家具は掃除をすることで、使用感が目立たなくなり、少しでも高く売れることにつながります。掃除をする際には、ほこりや汚れを取り除き、案外見落としがちな臭いやカビにも気をつけて、新品の状態を目指して、可能な限りきれいにしてましょう。そのためには、家具の素材や状態に応じた掃除の仕方に注意してください。
売却するコツ②説明書や付属品を揃えておく
購入時に付属していた替えの部品などを揃えておくことが、少しでも高く売るコツです。欠品していると、次に使う人が不便に感じてしまうことも考えられます。購入時どのような付属品が付いていたかをあらかじめ確認しておきましょう。また、保証書や取扱説明書をきれいな状態で保管されていると好印象になります。
売却するコツ③できるだけ早く売る
大型家具を少しでも高く売るなら、できるだけ早く売るようにしましょう。中古品は使用感の少ないものが高く売れる傾向にあります。例えば、購入したものの部屋の雰囲気に合わなかったり、サイズを間違えていたといったことがあれば、こんな時がまさに売り時です。時間とともに価値を下げていくので、使っていない大型家具は、早く売るほうが高値につながります。
【大型家具の売却処分を検討するなら】ジモティーがおすすめ
売却するのであれば、株式会社ジモティーが運営する「地元の掲示板」サイト:ジモティーがおすすめです。特に人気なのが「売ります・あげます」のカテゴリーで、日本全国地域ごとの不用品の譲渡・売買情報を掲載しています。地元の有益情報を掲載していることから、各自治体など多くの人から支持されているのです。
美品から訳あり品まで、さまざまな状態の大型家具がお得な価格で出品されています。全国版から地方版まで利用者が多いため、出品した大型家具を見てもらえる機会が増え、買い手が見つかる確率もアップします。
メリット①:手数料や利用料が無料で実質コスト0円も可能
ジモティーは、出品者と購入者が直接会って現金の受け渡しをすると売買成約時の手数料がかかりません。登録料も無料ですから、実質コスト0円が可能となります。リサイクル料金や収集・運搬費を考えると、無料で譲ってもコスト0円であればお得な処分方法といえます。もし、ジモティーサイト内で売れれば、すべて利益になるというわけです。
リクライニングソファの売却事例
●ニトリ リクライニングソファ
●価格 20,000円
このリクライニングソファは、体圧分散性に優れており、体にしっかりとフィットして支えるので、背中と腰の負担を軽減します。また、中央の座席を倒すとテーブルになります。牛革製の高級感が特徴です。状態は、カバーを使用していたので、目立つ汚れなどはなく美品です。
サイズは幅202×奥行96×高さ97cm・重量91.4kgと大型ですが、3つに解体することができます。大型家具の処分は搬出や運搬にも相当の労力が必要です。そのため、処分費用がかかっても業者に依頼するほうが手っ取り早いと考える方も多いでしょう。ジモティーを利用するとコストもかからず、高値での取引きが実現します。
メリット②:直接引き渡せるので運搬の手間がない
ジモティーは地域を限定しているので、主に地元の人との取引きになります。直接手渡しすることで、運搬の手間がありません。大型家具の運搬には梱包が必要で、本体が入る箱を入手することが難しいことから段ボールを巻きつけるなど、非常に面倒な作業がともないます。運搬や梱包の手間が不要になれば、そのための費用もかからないのでお得になります。
ダイニングテーブルセット6人用の売却事例
●ダイニングテーブルセット6人用
●価格 3,500円
15年ほど前にカナダで購入した、アンティーク風のダイニングテーブルセットです。使えば使うほど味わい深くなります。全体に使用感があり、テーブルの傷や椅子に沈み感があるものもあり、いずれ座面交換が必要かもしれません。
このダイニングテーブルセットの配送に、ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」を利用すると、移動距離によって運賃が加算され、搬出・搬入も依頼すると料金22,000円が必要です。例えば、サイズは縦111.5×横161.7×高さ75㎝ でFランクとすると、東京都内での発送で23,375円かかります。
ヤマトホームコンビニエンス:らくらく家財宅急便
したがって、直接引き渡しだからこそ利益をすべて手元に残すことができたことになります。直接引き渡しができる人を探せるジモティーでなければ、利益が出せなかった事例といえます。
メリット③:自分で価格を決められる
ジモティーの出品価格は、0円か有料にするのかを自分で自由に決めることができます。状態の良い大型家具は有料で売ることも可能です。価格を決める際の注意点として、ジモティーでは最初に設定した価格を上げることを禁止しています。そのため、ジモティーやリサイクルショップなどの市場価格を調べておくことも大切です。
それに対して、価格を下げてあらたに設定することができます。ジモティーのスマホブラウザ版では、30%以上値下げするとバーゲンセール専用リストに表示されますから、戦略的に価格を考えていくのも買い手が見つかりやすいといえます。
Panasonic VIERA 32型液晶テレビ テレビ台付の売却事例
●Panasonic VIERA 32型液晶テレビ テレビ台付
●価格 7,500円
テレビは2010年製で、地デジ・BS・CS対応しており、視聴に問題がありません、テレビの買い替えのため、テレビ台とセットでの売却です。
テレビ台は、テレビの大きさに対して大きすぎても小さすぎてもアンバランスになってしまいます。セット売りにすることで、購入者にとって都合がよいかもしれません。また、出品者にとっても双方の処分費用が不要になるメリットがあります。
ジモティーでは、出品禁止物ガイドラインに即して、不用品を自由な価格で売却することができます。不用品を組み合わせて、市場価値を高めて売るのも1つの方法といえます。
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最後に
本記事では、大型家具の処分方法7選とそれぞれのメリットについてご紹介しました。大型家具は処分を一人でおこなうのは大変な作業です。手数料がかからない、近隣の地域の人が取りに来てくれる、梱包の必要もないジモティーを利用してみてはいかがでしょうか。
