【2022年最新】大阪市のテレビの処分方法・不用品回収の方法
2021年10月28日大阪市でテレビを手放そうと考えている方に向けて、テレビのさまざまな処分方法について解説していきます。テレビには、家電リサイクル法で定められた処分の仕方があり、行政サービスを利用して処分する方法などさまざまな方法があります。本記事では、大阪市でテレビを処分する方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
テレビを粗大ごみとして処分することは不可能
2001年4月に施行された家電リサイクル法によって、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目は特定家庭用機器に指定されました。家電リサイクル法とは、メーカーが一般家庭やオフィスから出された家電4品目を解体し、鉄、アルミ、ガラスなどの素材ごとに分類して、資源のリサイクルを推進するための法律です。
家電リサイクル法は家電4品目について、以下の要件が義務付けています。
●小売業者:引取りの義務
●メーカー:リサイクルの義務
●消費者:リサイクル料金の支払い義務
そのため、大阪市ではテレビを粗大ゴミとして処分できなくなりました。行政は、家電量販店での回収や指定取引場所への持ち込み、あるいは自治体へ適切な処分方法を問い合わせることを推奨しています。
参考:家電リサイクル法対象品目の出し方|大阪市、家電4品目の「正しい処分」早わかり|経済産業省
テレビの処分にはリサイクル料金が必要!リサイクル料金とは
不要になったテレビを業者に引き渡す際に、リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。リサイクル料金は、テレビの画面サイズやメーカーによって違いがあるので注意が必要です。ここでは、テレビの画面サイズの調べ方からリサイクル料金の目安や支払い方法までを解説します。
家電リサイクル法の対象になるテレビとは
家電リサイクル法の対象になるテレビは、ブラウン管式テレビと液晶・プラズマ式テレビの2種類に大別されます。ワイヤレスリモコンや着脱式付属専用スピーカー、電気コード、スタンドなどの付属物も同時に回収してもらうことができます。ただし、業務用機器は家庭で使用していても家電リサイクル法の対象外になるので注意が必要です。
●ブラウン管式テレビ:ブラウン管式テレビ、ブラウン管式VTR内臓型テレビ、ラジカセ一体型テレビ
●液晶・プラズマ式テレビ:液晶・プラズマ式テレビ、液晶・プラズマ式HDD・DVD等内蔵テレビ、チューナー分離型テレビ
対象外になるテレビには、電池を電源とする携帯用液晶テレビや車載用液晶テレビ、浴室などに組み込むように設計された液晶式テレビ、ブラウン管式モニター、プロジェクションテレビ、有機ELテレビがあります。また、テレビの付属品であっても取扱説明書などの印刷物やテレビ台も対象外になります。
テレビの画面サイズによってリサイクル料金が異なる!画面サイズを調べる方法も
テレビの画面サイズは、テレビの裏側または画面の端に表記された形名と受信機型サイズの数値で確認することができます。
この図の場合は、形名:「58AB1C」、受信機型サイズ:「58V」ですから、画面サイズは58型です。家電リサイクル法では、15型以下は区分「小」、16型以上は区分「大」となっています。したがって、この図のテレビは58型、区分「大」です。
引用:テレビ・冷蔵庫サイズの調べ方|一般財団法人家電製品協会
テレビのリサイクル料金の目安
テレビのリサイクル料金は、画面サイズが同じでもテレビの種類やメーカーによって異なるので注意が必要です。目安としては、以下のようになります。なお、金額はすべて税込みの価格です。
ブラウン管式テレビの場合
区分「小」15型以下:1,320~3,100円
区分「大」16型以上:2,420~3,700円
※料金表に掲載がない場合は、「指定法人(その他)」が適用され、区分「小」は3,100円、区分「大」は3,700円になります。
液晶・プラズマ式テレビの場合
区分「小」15型以下:1,870~3,100円
区分「大」16型以上:2,970~3,700円
※料金表に掲載がない場合は、「指定法人(その他)」が適用され、区分「小」は3,100円、区分「大」は3,700円になります。
メーカーごとのリサイクル料金一例
区分「小」 | 区分「大」 | |
シャープ | 1,870円 | 2,970円 |
東芝 | 1,320円 | 2,420円 |
ソニー | 1,870円 | 2,970円 |
三菱電機 | 1,870円 | 2,970円 |
ノジマ | 3,100円 | 3,700円 |
ヤマダ電機 | 1,595円 | 2,695円 |
他のメーカーは、リサイクル料金一覧で確認することができます。
参考:リサイクル料金一覧2021年4月版|家電リサイクルセンター
リサイクル料金の支払方法と家電リサイクル券について
テレビの処分には、家電リサイクル券が必要です。家電リサイクル券とは、家電4品目をリサイクルする際に必要な券です。正式なリサイクルを行ったことを証明する重要な役割があります。なお、家電リサイクル券はリサイクル料金を支払うことで受け取ることができます。
リサイクル料金の支払方法は、以下の2通りがあります。
●料金販売店回収方式
販売店にリサイクル料金を支払う方法です。販売店に廃棄するテレビの引き取りを依頼する際に支払います。買替えの場合は、新しくテレビを購入する販売店、廃棄のみの場合は、廃棄するテレビを購入した販売店、または最寄りの販売店に支払います。
リサイクル料金とは別に収集運搬料金がかかります。収集運搬料金や引き取りの条件は販売店により異なるので注意が必要です。
●料金郵便局振込方式
郵便局でリサイクル料金を家電リサイクル券センターに振り込む方法です。自治体の指定場所や家電リサイクル券センターに未入会の販売店に引き取りを依頼する際に、この方式で支払うことになります。
大阪市の行政機関を通じてテレビを処分する方法
さて、本題ですが、大阪市の行政機関を通じてテレビを処分する方法は、大阪市で指定された引取場所へ直接持ち込む方法しかありません。自分で持ち込めば、リサイクル料金がかかりますが、収集・運搬費は不要です。
●指定引取場所へ持ち込む手順①:事前準備
事前準備として、処分するテレビのメーカーと内容積を確認しておきましょう。
●指定引取場所へ持ち込む手順②:家電リサイクル券購入
郵便局で、家電リサイクル券に必要事項を記入し、リサイクル料金を振込みます。窓口で振込後に、振替払込受付証明書に日付印を押印してもらいます。必ず窓口の営業時間に手続きを行ってください。
●指定引取場所へ持ち込む手順③:引き渡し
処分するテレビ、日付印のある振替払込受付証明書またはご利用明細票の写しをリサイクル券に添付し、家電リサイクル券の綴り一式を持参して、指定取引場所に持ち込んで引き渡します。
大阪市の指定取引場所は、以下の24地区にあります。
北区/都島区/福島区/此花区/中央区/西区/港区/大正区/天王寺区/浪速区/西淀川区/淀川区/東淀川区/東成区/生野区/旭区/城東区/鶴見区/阿倍野区/住之江区/住吉区/東住吉区/平野区/西成区
業者名や所在地などは、大阪市のホームページ家電リサイクル法対象品目の出し方|大阪市で確認することができますので、チェックしてみてください。
大阪市の行政サービスでテレビを処分するメリットとデメリット
テレビの処分を考えるとき、行政サービスであればトラブルなく安心して利用できると考える方が多いでしょう。しかし、行政機関だからこそのデメリットもあります。ここでは、大阪市の行政サービスによるテレビ処分のメリットとデメリットについて解説します。
行政サービスを利用するメリット
民間サービスに比べて安く処分にかかるコストを抑えられることが大きなメリットです。大阪市で指定された引取場所へ直接持ち込むと、テレビのメーカーや画面サイズによって、1,320円~3,700円のリサイクル料金だけで処分することができます。
不用品を回収する業者の中には、大阪市の委託を受けずに「無許可」で収集を行っている業者が存在するのです。しかし、自治体が指定する業者は「一般廃棄物処理業の許可」を受けているので、信頼性が高く安心して処分を任せることができます。
行政サービスを利用するメリットは、大阪市から「一般廃棄物処理業の許可」を受けた業者にリサイクル料金だけで処分を依頼できることです。
行政サービスを利用するデメリット
そもそも、テレビを回収してもらえないこと自体がデメリットですが、大阪市の指定取引場所に持ち込む方法にも、3つのデメリットがあります。
申し込みから回収・処分までの手続きが面倒なことが挙げられます。まず、処分しようとするテレビのメーカーや画面サイズを確認、電話やインターネットでの申込みや問い合わせ、郵便局でリサイクル券を購入、引取場所まで運ぶというように、いくつもの手続きが必要になります。
また、指定引取場所の営業時間でないと対応してもらえないこともデメリットになる方が多いでしょう。深夜・早朝、休日には対応はしてもらうことはできませんし、急ぎの回収に対応してもらうことも難しく融通が利きにくいです。
さらに、テレビの搬出作業を自分で行わなければいけません。1人で運ぶことが難しい画面サイズが大きく重いテレビであれば、一緒に作業する人手が必要になります。
大阪市の行政サービス以外で業者に依頼してテレビを処分する方法
テレビには、主に「廃棄」「売却」という2種類の方法で、業者に依頼することで処分することができます。ここでは、それぞれのメリットも説明しますので、どの処分方法が自分に合っているのか参考にしてみてください。
大阪市の許可業者に引き取りを依頼する
大阪市から「一般廃棄物処理業の許可」を受けている業者に引き取りを依頼する方法があります。
●引取を依頼する手順①:事前準備
事前準備として、処分するテレビのメーカーと画面サイズを確認しておきましょう。最寄りの許可業者を大阪市のホームページ「家電リサイクル法対象品目の出し方|大阪市」から選びます。許可業者が臨時休業や臨時営業をしている場合があるので、営業日、受付時間を問い合わせておくことをおすすめします。
●引取を依頼する手順②:家電リサイクル券購入
郵便局で、家電リサイクル券に必要事項を記入し、リサイクル料金を振込みます。窓口で振込後に、振替払込受付証明書に日付印を押印してもらいます。必ず窓口の営業時間に手続きを行ってください。
●引取を依頼する手順③:引き渡し
収集日当日に、玄関先にて処分するテレビと家電リサイクル券を引き渡します。その際に、収集・運搬費を支払って引き渡しが完了です。
メリット:運搬の手間がない
運搬費用が必要ですが、回収に来てくれるので、運搬の手間がかかりません。ただし、引き渡しは玄関先が原則ですので、業者は部屋からの運び出しをおこないません。玄関先まで運べない場合、玄関先まで運べない場合、運び出しのための人手の確保が必要です。
テレビを購入した店舗に依頼する
テレビの処分だけを考えている場合は、そのテレビを購入した店舗に問い合わせましょう。また、購入した店舗が分からなくても、家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)を扱っている販売店であれば回収してもらうことも可能です。
家電販売店は、家電リサイクル法により過去に販売した家電の回収を依頼されたら受け付けるよう義務が定められています。回収に来てもらう場合、リサイクル料金と収集・運搬費用を支払い、家電リサイクル券を受け取ります。
メリット①:利便性が高い
購入した店舗が分かるのであれば、連絡をするだけなので利便性が高い方法といえます。テレビの購入から年数が経って店舗が分からなくなることや引っ越しなどで店舗が遠方にある場合もあるでしょう。そのような場合でも、全国に家電販売店数が多いので、住んでいる地域の近くで回収先が見つかりやすいです。
買い替えなら新しくテレビを購入する店舗に依頼する
テレビの買い替えにともなって処分する場合は、新しくテレビを購入する店舗で、不要になったテレビを回収してもらうことができます。この場合も、リサイクル料金と収集・運搬費用を支払い、家電リサイクル券を受け取ります。
メリット:搬入と回収が同日にできる
新しいテレビの搬入と不要になったテレビの処分が同日にできるので、連絡や日時調整などの手間が軽減できます。自分で移動させたり店舗まで運搬する必要がないうえに、多くの場合に回収・運搬費用が安くなります。
新しく状態が良ければリサイクルショップに持ち込む
状態の良いテレビであれば、リサイクルショップに引き取ってもらうことも可能です。しかし、メーカーや経年状態によっては引き取ってもらえない可能性が高いので、問い合わせの際に確認しておきましょう。
メリット:処分費用が不要
リサイクルショップに引き取ってもらえば、処分費用が不要になります。リサイクルショップは、基本的に自分で持ち込まなければいけませんが、無料の出張買取サービスや訪問買取サービスをおこなっている業者を選ぶと、処分費用も運搬費も節約できるでしょう。
不用品回収業者に依頼する
自治体で回収できないテレビの廃棄を不用品回収業者に依頼する方法もあります。ただし、テレビ単品の回収が高額になりやすい点で、処分費用を少しでも抑えたい方には不向きな方法ともいえます。依頼する際には、見積もりをとって費用を検討することが大切です。
メリット:回収までがスムーズ
不用品回収業者に依頼すれば、即日あるいは希望日時で回収してもらうことができます。そのため、処分を急ぐ場合や忙しく時間調整が難しい場合でも、スケジュールの調整に融通が利きます。テレビ単品であれば短時間で済ませることができます。
大阪市でテレビをお得に処分するならジモティーがおすすめ
これまで、費用を払って処分をする方法を中心に紹介してきましたが、そもそも売却・譲るなどの方法で処分した方が売り手にとってもお得です。
売却や譲ることを考えている方に特におすすめしたいのが、株式会社ジモティーが運営する「地元の掲示板」サイト:ジモティーです。特に人気なのが「売ります・あげます」のカテゴリーで、日本全国地域ごとの不用品の譲渡・売買情報を掲載しています。地元の有益情報を掲載していることから、各自治体など多くの人から支持されているのです。
美品から訳あり品まで、さまざまな状態のテレビがお得な価格で出品されています。全国版から地方版まで利用者が多いため、出品したテレビを見てもらえる機会が増え、買い手が見つかる確率もアップするでしょう。
メリット①:手数料が無料で実質コスト0円も可能
ジモティーは、出品者と購入者が直接会って現金の受け渡しをすると売買成約時の手数料がかかりません。登録料も無料ですから、実質コスト0円が可能となります。リサイクル料金や収集・運搬費を考えると、無料で譲ってもコスト0円であればお得な処分方法といえます。もし、ジモティーサイト内で売れれば、すべて利益になるというわけです。
シャープ4K60型テレビの売却事例
●シャープ4K60型テレビ LC60US40
●価格 168,000円
このテレビは、シャープ4K60型2016年モデルの新品です。専用リモコンを付属しています。この取引の場合、価格が168,0000円ですから、手数料・登録料・配送料ともに0円なので実質コスト0円となり、16,8000円すべて利益になります。
これに対して、このテレビを家電リサイクル法に基づいて処分する際には、2,970円のリサイクル料金が必要になります。ジモティー内で売れると、処分費用を払うことなく売却できます。Amazonで同モデルを新品で購入すると712,458円(税込)ですから、購入者にとって大変お買い得な事例といえるでしょう。
メリット②:直接引き渡せるので運搬の手間がない
ジモティーは地域を限定しているので、主に地元の人との取引きになります。直接手渡しすることで、運搬の手間がありません。テレビの運搬には梱包が必要で、テレビが入る箱を入手することが難しいことから段ボールを巻きつけるなど、非常に面倒な作業がともないます。運搬や梱包の手間が不要になれば、そのための費用もかからないのでお得になります。
東芝REGZA32型テレビの売却事例
●東芝REGZA32型 32V31
●価格 34,000円
このテレビは2020年製で、東芝REGZA32型の新品です。アンテナケーブルは別途購入の必要があり、もともと別売りなので欠品ではありません。この取引の場合、価格が34,200円ですから、手数料・登録料・配送料ともに0円なので実質コスト0円となり、すべて利益として手元に入ります。
このテレビを家電リサイクル法に基づいて処分すると、2,420円が必要になります。ジモティーでは、出品価格をすべて利益にできることが特徴です。ジモティーでは、中古品を0円で譲るというイメージがあるかと思いますが、実は新品を格安で出品しているケースも多いです。したがって、新品のテレビをただ廃棄するのではなく、有効にリユースできます。
メリット③:価格を自分で決められる
ジモティーの出品価格は、0円か有料にするのかを自分で自由に決めることができます。状態の良いテレビは有料で売ることも可能です。価格を決める際の注意点として、ジモティーでは最初に設定した価格を上げることを禁止しています。そのため、ジモティーやリサイクルショップなどの市場価格を調べておくことも大切です。
それに対して、価格を下げてあらたに設定することができます。ジモティーのスマホブラウザ版では、30%以上値下げするとバーゲンセール専用リストに表示されますから、戦略的に価格を考えていくのも買い手が見つかりやすいといえます。
シャープ 32型液晶テレビの売却事例
●シャープ 32型液晶テレビ LC-32DE5
●価格 5,000円
2009年製のシャープ32型液晶テレビで、状態は動作確認済みで問題なく使用することができます。中古相応の使用感や経年による細かなキズもなく美品です。付属品は、純正リモコンと電源ケーブルです。
このテレビは、2009年製で12年前のものです。テレビ買取.COMによると、同タイプの買取価格は2015年11月で5,000円です。2021年ではさらに買取価格が下がっていることをふまえると、現在の買取市場より高値で売却したことになります。手数料・登録料・配送料ともに0円なので、5,000円をそのまま手元に入った事例です。
参考:テレビ買取.COM
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最後に
本記事では、大阪市の行政サービスやさまざまな業者に依頼してテレビを処分する方法をご紹介しました。まだまだ使えるテレビであれば、譲ったり売ったりしてリユースできるジモティーが断然おすすめです。テレビの処分を考えているなら、気軽にジモティーで出品してみてはいかがでしょうか。
