裏表紙カバーに折れがあります。(写真③) 50年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。(写真④) 『美徳のよろめき』 三島由紀夫:著 新潮文庫 昭和48年 24刷 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:0.8cm 「私、浮気をしてもよくって?」上流階級の躾の良い家庭に育った二十八歳の節子は、親の決めた男と結婚し子どももいたが、婚前に夫以外の男と唯一度交わした接吻を忘れられずにいた……。官能の目覚め、旅行先の裸の朝食、二度の妊娠、狂おしい嫉妬、鮮やかな性と生。姦通という背徳を犯しても、汚れることを知らない聖女・節子の不倫の辿り着く先は――。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『美徳のよろめき』は、三島由紀夫の長編小説。全20節から成る。人妻の姦通を描いた作品で、多くの大衆読者を獲得した作品である。結婚前の男友達と再会し関係を持ち、官能に目覚めたヒロインが妊娠・中絶を繰り返した苦しみの末に、別れを決心するまでの1年間を描いた物語。フランスの心理小説の趣を生かした文体で、ヒロインの背徳を優雅に表現している。「よろめき」という言葉は流行語になり、「よろめき夫人」「よろめきドラマ」という言葉が流行った。 1957年(昭和32年)、文芸雑誌『群像』4月号から6月号に連載された。単行本は同年6月20日に大日本雄弁会講談社より刊行され、30万部のベストセラーとなった。同年9月15日には、限定版『美徳のよろめき』も刊行され、10月29日には月丘夢路主演で映画も封切られた。文庫版は1960年(昭和35年)11月5日に新潮文庫で刊行された。 ※配送をご希望の場合、配送料は180円です。 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
『美徳のよろめき』三島由紀夫 新潮文庫 高知 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。