『10年の複雑 PRIDE（上・下）』CHAGE AND ASKAプロジェクト　角川文庫（投稿ID : 1ix29e）

『10年の複雑 PRIDE（上・下）』 CHAGE AND ASKAプロジェクト：著 角川文庫 平成4年　初版 縦：15cm 横：10.5cm 厚さ：1.2cm 上巻 「SAY YES」の爆発的なヒットから、レコード・セールスの記録をことごとくぬりかえていったCHAGE&ASKA。ひとつの社会現象にさえなってしまったが、ブームが必ず去ることを、彼等はよく知っている。ふたりは口をそろえて言う。「“SAY YES”はとびぬけた名曲ではない」と。それは10年以上自らのスタイルをかたくなに守り続け、コンサート中心に歌い続けてきた彼らの自信にほかならない。希望、失意、挫折……10年間の彼らの過程と、そして彼らを支えてきたプライドが、いまここに明らかになる。 序章　偉大なる一歩 第一章　過ぎてゆく晩夏 第二章　失意からの脱出 第三章　不死鳥伝説 第四章　朽ちるとも燃え尽きて 第五章　帰結せず 第六章　砂塵と星空と 下巻 栄光も記録も甘美なものである。だがそれがどれほど残酷な要素を含んでいるかも、CHAGE&ASKAは知っている。栄光にしがみつき、記録を追い続けた時、人は彼等をブームの状態と比較して音楽性まで論じてしまう。CHAGE&ASKAは栄光でも記録でもなく、歌い続けてきたのだ。彼等が歌い続けるのは、人を愛することが原動力なのだ。――石原信一〈あとがきにかえて〉より 第七章　漂泊者 第八章　新生 第九章　最も危険な長い夜 第十章　球形の海を見た 第十一章　不協和音 第十二章　野望への助走 終章　PRIDE あとがきにかえて　石原信一