『天の夕顔』 中河与一:著 新潮文庫 昭和49年 42刷 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:0.6cm “私”が愛した女には夫があった――学生時代、京都の下宿で知り合ったときから、彼の心に人妻へのほのかな恋が芽生え、そして二十余年……心と心は固く抱き合いながら、現実には一歩手前で踏みとどまらねばならなかった二人の、非人間的ともいえるストイックな魂を、純粋のゆえに貫いた殉教者的な恋を描き、ゲーテの『ウェルテル』に比較される浪漫主義文学の名作。
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