小口部分に日焼けがあります。(写真③) 40年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。(写真④) 『二十日鼠と人間』 スタインベック:著 大門一男:訳 新潮文庫 昭和51年 35刷 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:1cm フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『二十日鼠と人間』は、1937年に出版されたジョン・スタインベックの小説。世界大恐慌時のカリフォルニア州が舞台で、2人の出稼ぎ労働者ジョージとレニーの悲劇の物語である。作品はスタインベック自身の季節労働者としての経験がベースとなっていて、物語の舞台はカリフォルニア州ソレダードから少し離れた大農場である。著者はこの作品を、演劇を意識した初の作品として位置づけている。また当初、スタインベックはこの物語のタイトルを「Something That Happened」としていたが、スコットランドの詩人ロバート・バーンズの1785年に発表された「巣を農夫の鋤で破壊されたねずみ」の悲劇をうたった詩「To a Mouse」に感化され、この詩の一節をタイトルとした。 1930年代、 大恐慌時代のカリフォルニア州。いつか自分たちの農場を持つという夢を持つ移動労働者、ジョージとレニーはいつも一緒に行動している。しかし、頭の回転が悪い大男のレニーがいつも問題を起こすため1つの場に居つくことができず、数々の農場を渡り歩く羽目になる。そんな2人がたどり着いた新たな働き口で、働き者で賢いスリム、農場主の息子のカーリー、若さと美貌を兼ね備えるカーリーの妻、下品で無神経なカールソン、多額の貯金を持つ片手が無く孤独な老人キャンディ、黒人であるがために賢くとも馬小屋に住まわされているクルックス等に出会い、生活を共にしてゆく。 ジョージはいつもレニーに彼の夢を語っていた。そしてある日、キャンディの、右手を失った際の資産によって、ジョージとレニーの夢が現実味を増す。しかし夢の実現を前に、2人に悲劇が訪れる。この時代の貧しい労働者たちの境遇とレニーの無邪気さが物語の中心に据えられている。 ※配送をご希望の場合、配送料は180円です。 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
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