『指輪物語 旅の仲間』1~4 J・R・R・トールキン:著 瀬田貞二・田中明子:訳 評論社 1992~1994年 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:1.5cm フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『指輪物語』(原題: The Lord of the Rings)は、イギリスのJ・R・R・トールキンによる長編小説。エルフや人間が国家を築き、戦争を繰り広げる架空の世界を舞台としたハイ・ファンタジー作品である。初期作品『ホビットの冒険』の続編として始まるが、より大きな物語になった。1937年から1949年にかけて少しずつ書かれたが、執筆期間の大部分は第二次世界大戦中であった。最初の版は1954年から1955年にかけて3巻本として出版された。以来多くの言語に翻訳され、増刷を重ね、20世紀の文学で最もポピュラーな作品の1つになった。 人間、ホビット、エルフ、ドワーフ、オーク、トロルなどが住む架空の世界である「中つ国」を舞台とし、主人公のホビット族であるフロドを含む9人の旅の仲間が、冒険と闇の勢力との戦いを繰り広げる。諸悪の根源・冥王サウロンを完全に滅ぼすため、全てを統べる「1つの指輪」を破壊するための冒険と友情が描かれる。その物語は、太古の昔ホビットにより書かれた架空の書物「西境の赤表紙本」の写本を発見したトールキンがその抜粋を翻訳した物である、という体裁をとっている。 第一部『旅の仲間』は、『指輪物語』の第一巻と第二巻からなる。 第一巻:影の帰還 冒険の舞台が整えられ、冥王サウロンの手先から逃れるためにホビット庄の家から逃げ出したフロド・バギンズの旅が語られる。サウロンは、中つ国を支配することを可能にする1つの指輪を探している。指輪を譲り受けたフロドは、期せずして世界支配のための闘争に巻き込まれることになる。最初の章はきわめて軽い雰囲気で始まる。これは『指輪物語』よりも子供向けの作品であった『ホビットの冒険』を受けたものである。ビルボ・バギンズは111歳の誕生日を迎え、同じ日にフロドも成人となる33歳の誕生日を迎える。誕生祝いの宴会の挨拶の後、ビルボは姿を消す。フロドは後にビルボが透明になるために使った指輪のこと、そして指輪がもつ闇の力について知る。他の財産とともにビルボから指輪を譲り受けたフロドは、魔法使いガンダルフの助言にしたがい、指輪を持って家を出る。裂け谷に行ってサウロンの危険からのがれ、もっと賢明な人々が指輪をどうするべきか決定してくれることを望む。フロドの旅には、3人のホビットの友人、ピピン、メリー、そしてサムが同行する。出発するなり一行は黒の乗手―サウロンに仕える指輪の幽鬼―に追跡される。かろうじて危険から逃れ、トム・ボンバディルのような興味深い人物に出会いながら、一行はブリー村に来て、馳夫に出会う。アラゴルンは、ガンダルフの友人で、さらに困難な裂け谷への道を案内する。 第二巻:指輪の仲間 フロドは裂け谷に滞在し、ここでモルドールで指輪を破壊するための計画が整えられる。フロドは8人の仲間と出発する。一行は霧ふり山脈を横断しようとするが大雪により妨害され、山脈の下のモリアの経路をとらざるをえなくなる。モリアは古のドワーフの王国だったが、今はオークや他の邪悪なものに満ち、ガンダルフはバルログと戦って深淵に落ちる。その後、残りの8人の旅の仲間は、ロスローリエンのエルフの国にしばらく留まり、エルフの奥方ガラドリエルから贈り物を受け取る。贈り物の多くは、後に冒険で役立つことになる。一行はローリエンから川を行くが、フロドは、指輪が仲間の何人かに悪い効果をおよぼすことを悟り始める。指輪の影響を受けたボロミアはフロドから指輪を奪おうとし、フロドは逃れる。フロドとサムがモルドールに向けて密かに出発し、指輪の仲間が離散するところで、この本は終わる。 ※配送をご希望の場合、配送料は920円です。 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
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