八卦掌女性護身術科　2024年5月11日（土）第4期開講 （投稿ID : 196c9k）

八卦掌水式門指導部です。

2024年5月11日（土）に、2024年度第4期の女性護身術科を開講します。

八卦掌水式門（以下「弊門」と呼ぶ）の八卦掌は、八卦掌第5代の八卦掌伝承者である師より正式に指導許可を得て開門した伝統門道場なれど、その内容は、国内の他の八卦掌教室と異なる伝承内容となっています。

弊門は、清王朝末期成立当時、八卦掌が「転掌（てんしょう）」と呼ばれていた頃のままの原点八卦掌（以下「清朝末式八卦掌」と呼ぶ）を伝えています。よって入門検討者は、その内容を詳しく確認してから申し込むのが良いでしょう。

この投稿中における簡単な説明と、投稿中のリンク先の弊門サイト女性護身術科の紹介ページ、そして清末八卦掌のエッセンスを凝縮した『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』より、その内容をご判断ください。

◆女性本科の詳細｜ http://nenkinkouza.com/defense/index.html

◆最低限の時間で仕上げる女性護身術｜ http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html

◆お申し込み｜
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2mgSLBDBFszrewUD_GvuE-WrqJJvIW3LlNg3XC7hs37MJUQ/viewform

【藤牌兵の戦場刀術がルーツとなり、原点となった「単換刀」が生まれた】

清朝末式八卦掌は、太平天国の乱時の、戦場刀術から発生した拳法です。

当時の軍の最前衛歩兵は、片手に藤製の盾である藤牌（とうはい）を、もう片手に90センチ超えの重い切れ味の悪い刀を持って戦う漢民族部隊の「藤牌兵（とうはいへい）」でした。その戦場藤牌刀術から生まれたのが、八卦掌のエッセンス型である「単換掌」へと橋渡しをする「単換刀」だったのです。

八卦掌は成立当時、「転掌（てんしょう）」という名前でした。八卦陰陽理論の影響を受けていないため、基本転掌式（転じながら後ろ撃ちする八卦掌の中核基本技法）の種類も「８」個にこだわりもなく、たった2つ（単換掌・陰陽魚掌）だけだったと言われています。

「単換刀」の型はシンプルな型なれど、股関節を畳んで斜め後退スライドし、キレのある斜め後方スライド撤退戦を実現する「翻身旋法（ほんしんせんぽう）」の術理と、刀の下をくぐって我が身を後方敵の斬撃から後ろに追随させた刀で守りながら、かつ攻撃をする技法を利用して体軸操作感覚を養う「刀裏背走（とうりはいそう）」の術理で構成された、八卦掌の術理をすべて含んだ極めて重要な型となります。

【弱者護身と対多人数移動遊撃戦における生存の要「翻身旋」理と「刀裏背走」理を徹底的に指導】

「単換掌」は、「単換刀」を構成する「翻身旋」理と「刀裏背走」理の両術理を理解しないと、真の目的と使い方が分かりません。特に「翻身旋」理は土台的技法であり、『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』では「翻身旋」理をメインに解説しています。

「刀裏背走」理については、実際に対面指導にて、八卦掌を体得した掌継人レベルの指導者の実演による指導が必要となります。いずれ何らかの形でこの「刀裏背走」理も解説しますが、あくまでそれは補助用ととられてください。

女性護身術科では、事前に予習をしている門下生には両理を理解する指導をし、初めて両理に触れる門下生には、全体像（完成形）を示し、イメージを持ってもらってから丁寧に八卦掌の真理に迫る指導をします。

具体的には、推磨式基本功にて、足を固定した状態で土台術理の「翻身旋」理を学び、その後、「単換刀」という最も基本的な刀術型にて、移動しながら「翻身旋」理と「刀裏背走」理を学び、中核技法となる「斜め後方スライド撤退戦対敵身法」（単換掌の術理）へとつなげています。



【迷うなら『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』で「自分次第」に徹した護身術を体感して欲しい】


先ほども触れたように、女性護身術科に参加できない方で、それでも本当に女性が身を守ることができる護身術を練習したい、と願う女性の方に向けて、最低限の技術で対抗する護身術をまとめまています。

機会があれば、なるべく弊門や他の女性向け護身術教室で習ってもらいたいのですが、通うことができないが、護身術が必要な方もいます。そのような方に最適な内容となっています。

最低限の時間で仕上げる女性護身術｜ http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html

華麗な技法で先制攻撃をし、離脱を図る、一般的な女性護身術とは、大きく内容が異なります。逃げるのではなく、敵を斜め後方へ置きながら攻防をする、持久力も当然必要な戦い方です。屈強な男性の力とぶつからない状態で、上述両理でもって、不利な戦況を生存する技術体系です。

百聞は一見に如かず。自分ひとりで練習し技法を高めることができる「翻身旋」理に力を入れて解説してあるため、いますぐ練習したい方は、初めてみてください。


八卦掌水式門の伝承内容は、大清帝国末期頃成立当時のままの八卦掌となります。

弱者使用前提・徹底した対多人数移動遊撃戦・武器術を使用ならしめる武器操法学習重視・・の特色を持つ、昔ながらの護身術直結スタイルの八卦掌です。


女性本科の詳細｜ http://nenkinkouza.com/defense/index.html


【護身を切実に考えている女性に、女性護身術科をすすめる理由は】

◆指導する水野以外は女性同門生であるため、怪我のリスクが抑えられる

女性本科は、男女合同であった「八卦掌護身術科」から女性専用の指導枠を独立させ、以前に開門していた「八卦掌女性護身術科」2023年7月6日（木曜日）を再編成したものとなります。

水式門「本科」の指導内容が、ほぼ護身術直結化して指導内容が護身術科と同一化してきたため、従来の護身術科と本科を合同させ、女性のみ女性専用の本科の時間を設け「女性護身術科」としました。

力任せの攻撃に対する護身術。対多人数・対強者戦で苦い記憶を持つ代表が追い求めてきた答えが、清王朝末期成立当時のままの、対強者・対多人数・対武器想定の、シンプルスタイル八卦掌でした。


代表・水野義人プロフィール｜ http://nenkinkouza.com/profile.html


女性にとって大きな脅威となる男性の力任せ・体格任せの攻撃。その現実に対抗し得るのが、「斜め後方スライド撤退戦」対敵身法で生存する昔日スタイルの八卦掌であると確信しています。

女性護身術科では、指導担当の私以外に男性はいません（※男性の力任せ攻撃の脅威を体感し、かつ実戦における実際の攻撃に触れ対抗する技術を養ってもらうため、実戦経験ある私が実戦におけるリアルな敵の動きを再現し、体感してもらいつつ指導します）。

指導は、男性の力任せの攻撃を練習材料とするため、弊門代表・水野が務めますが、女性専用の時間を設定することで、男性同門生によって怪我をするリスクを減らしました。


◆他の格闘技を護身術にアレンジしたものではない、中国動乱期そのままの護衛護身武術「清朝末式八卦掌」

弊門女性護身術科は、小手先の技法を学んで終わりの護身術教室ではありません。八卦掌の正式な指導許可を師から得て開門した八卦掌伝統門です。

指導内容は、清王朝末期成立当時のままの人をも殺傷し得る厳格で実戦的・現実的な技術。代表・水野も、職務中、野生のイノシシから身を守り利用者を守った実績のある護身拳法です。

誠実に向き合うならば、きっとあなたの身を守り、大切な人をも守る強力な拠り所となるでしょう。

そして女性護身術科で指導する技術体系は、内容を省いた簡易なものではなく、師から弟子へと伝承された伝統八卦掌。宦官や女官が、王族を護衛するために命を賭けた護衛武術です。

これは、女性護身術科で全課程を修了すれば、れっきとした八卦掌の伝承者「八卦掌第7代」になることを意味します。

八卦掌第7代となり、そのうえで指導者公認門弟たる「掌継人」を得たならば、あなたはれっきとした、中国拳法の師範となるのです。

他の短期速習護身教室では得られないやり甲斐であり、誇りたい点です。

弊門女性護身科では必ず、100センチ棒を使用した八卦刀術・200センチの八卦双身槍術・遊身大刀術を学んでもらい、刀理を通して「翻身旋」理と「刀裏背走」理を理解してもらいます。

「翻身旋」理と「刀裏背走」理にもとづいた「後退スライド対敵身法」と「前敵スライド敵身法」を棒・棍（槍）を持っても行うことが出来るようになれば、身の回りのもので戦う実用・実戦護身術の使い手へと成長するでしょう。




【女性護身術科の開講情報（練習場所・練習日時・料金体系）】


◆女性護身術科・練習開催場所

基本的に、愛知県刈谷市築地町の刈谷市総合運動公園の屋外芝生広場にて開催しております。

八卦掌は、徹底した移動遊撃戦を採る拳法であるため、ダンススタジオ・カルチャーセンターなどの狭い室内では、接触事故が発生する危険があります。よって指導は一貫して屋外開催となります。

弊門では女性護身術科に入門を希望する方にも必ず体験をしてもらいます。実際に体験をしてもらい、八卦掌や女性護身術科の指導方針が自分に合っているか否かを判断してもらうためです。

体験希望の方は、　申し込みフォーム　にて必ず事前に連絡の上、練習場所までお越しください。※連絡なしでの来訪者はお断りさせていただきます。

屋外ですので、日焼け対策・暑さ寒さ対策・熱中症対策等は各自忘れずにしてきてください。


◆女性護身術科・指導日時

毎週木曜日：10時30分～12時30分
第2・4土曜日：10時～12時

※遠隔地生科の女性門下生で、女性専用の時間を希望する方は、上記時間に以外に補講もしますのでご連絡のうえ愛知まで来所してください。


◆女性護身術科・料金体系

入門費：無料

年会費：無料

月　謝：月額5,500円（税込）



【女性護身術科で学ぶ内容（カリキュラム）】


◆代継門人科

通常の本科と指導内容は変わりません。しかし、女性は男性修行者が知っているような拳法用語を知らない可能性があるため、より一層、通常生活中のイメージしやすい言葉を使用して指導します。

基本科を修了し、技法に成熟し対敵能力が一定以上に達したと判断した者には、「八卦掌第7代」を公認（第三者からの問合せに対し「拝師正式門弟に相当」と回答すること）します。

・「翻身旋」理による推磨式基本功(劈・拍・推・平穿・撩)
・「単換刀」による「翻身旋」理と「刀裏背走」理
・後退スライド撤退戦対敵身法（単換掌の術理）
・前敵スライド攻撃離脱対敵身法（順勢掌の術理）
・定式八掌転掌式（８つの後ろ敵対処法）
・基本歩法（扣歩・擺歩・扣歩擺歩連動練習）
・走圏(基本姿勢走圏・対敵イメージ走圏)
・単招式(風輪劈掌・翻身拍打・進歩穿掌・双按連捶・遊歩連穿・平穿掌)
・「刀裏背走」理による八卦刀法（八卦大刀ではない100センチくらいの棒使用）
・断息殺手（女性が抑え込まれた時の最後の手段たる宮中女性向殺手　※女性代継門人・掌継人にのみ伝承）



◆掌継人科

代継門人科を修了した方には、水式門本部が「八卦掌第7代掌継人」と公認（第三者からの問い合わせに対し、正式に指導許可を与えた「伝承活動可能門弟」であると回答すること）します。

・清朝末式老八掌（既存の梁派老八掌に、後退スライドの術理で再編成した老八掌）
・双身槍術（両端に小さい刃がついている槍を想定した移動遊撃戦槍術。200センチ長棒使用）
・遊身大刀術（200センチの長棒を刀にように身体移動で操る大刀術）
・双短棒（双匕首）
・対人約束散手（対1～対4）

体験希望の方は、　申し込みフォーム　にて必ず事前に連絡の上、練習場所までお越しください。※連絡なしでの来訪者はお断りさせていただきます。


女性本科の詳細｜ http://nenkinkouza.com/defense/index.html

最低限の時間で仕上げる女性護身術｜ http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html

お申し込み｜
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2mgSLBDBFszrewUD_GvuE-WrqJJvIW3LlNg3XC7hs37MJUQ/viewform