〇現代は、生きる指針としての哲学が必要 p13
本書の冒頭では、
「私たちはいま、混迷を極め、先行きの見えない『不安の時代』を生きています。
豊かなはずなのに心は満たされず、衣食足りているはずなのに
礼節に乏しく、自由なはずなのにどこか閉塞感がある。
やる気さえあれば、どんなものでも手に入り何でもできるのに、
無気力で悲観的になり、なかには犯罪や不祥事に手を染めてしまう人もいます。
そのような閉塞的な状況が社会を覆いつくしているのはなぜなのでしょうか。
それは、多くの人が生きる意味や価値を見いだせず、人生の指針を
見失ってしまっているからではないでしょうか。
今日の社会の混乱が、そうした人生観の欠如に起因するように
思えるのは、私だけではなと思います。
そういう時代にもっとも必要なのは、
『人間は何のために生きるのか』という根本的な問いではないかと思います。
まず、そのことに真正面から向き合い、生きる指針としての
『哲学』を確立することが必要なのです。
哲学とは、理念あるいは思想などといいかえてもよいでしょう」
と書かれています。
社会全体を見ても「どこか閉塞感」があり、「閉塞的な状況」が覆っているという
稲盛さんの言葉に、多くの人は共感するのではないでしょうか。
また、これを個人のことで見ても、
やりたいことはやっている、欲しいものもたいていは手に入る、
しかし「どこか閉塞感」があり、「閉塞的な状況」が覆っているというように
感じる。
この時代に、最も求められているのは
「何のために生きてゆくのか」という目的
それを示すのが哲学
また、本書では
「指針なき選択は海図を持たない航海のようなものであり、
哲学不在の行動は灯火もなしに暗い夜道を進むようなもの」
とも言われています。
哲学なしに、つまりよく考えることなしに行動するのは
真っ暗な道を歩き続けるようなもので、不安しかありません。
今の、そしてこれからの時代を生きる私たちに必要なのは
哲学、自分の人生をまじめに見つめること
(話の内容)
㈰現代は、「不安」の時代
生きてゆく方向を、見失っているのではないか
『生き方』から
〇現代は、生きる指針としての哲学が必要 p13
私たちはいま、混迷を極め、先行きの見えない
『不安の時代』を生きています。
豊かなはずなのに心は満たされず、衣食足りているはずなのに
礼節に乏しく、自由なはずなのにどこか閉塞感がある。
やる気さえあれば、どんなものでも手に入り何でもできるのに、
無気力で悲観的になり、なかには犯罪や不祥事に手を染めて
しまう人もいます。
そのような閉塞的な状況が社会を覆いつくしているのはなぜ
なのでしょうか。
それは、多くの人が生きる意味や価値を見いだせず、人生の指針
を見失ってしまっているからではないでしょうか。
今日の社会の混乱が、そうした人生観の欠如に起因するように
思えるのは、私だけではなと思います。
そういう時代にもっとも必要なのは、
『人間は何のために生きるのか』という根本的な問いではないか
と思います。
まず、そのことに真正面から向き合い、生きる指針としての
『哲学』を確立することが必要なのです。
哲学とは、理念あるいは思想などといいかえてもよいでしょう。
この時代に、最も求められているのは
「何のために生きてゆくのか」という目的
それを示すのが哲学
㈪哲学とは、方向を示すもの(p86)
・指針なき選択は海図を持たない航海のようなものであり、
哲学不在の行動は灯火もなしに暗い夜道を進むようなもの
ここで言う「哲学」は、机上の空論ではなく、「生きた哲学」
つまり生きてゆく上での判断基準、原理原則
これを人生観、倫理観とも言う
航海では「羅針盤」にあたるもの
ちょうど、20世紀前半は功利主義が世界の思想の主流で、
特に経済的に効率を最優先にして発展してきた。
一見、豊かになり上手くいっているようだったが、
後になってほころび、矛盾が露わになった
(環境破壊、経済格差など)
日本社会でも、戦後、高度経済成長を果たしたが、
最近では企業や社会のトップ、指導者に当たる人の不祥事が続き、
能力は高くても人格に問題があるという事件が起きている
どうしてこうなってしまうのか。
「哲学」が無いからではないか
世界の思想では、20世紀後半になって功利主義に疑問が
投げかけられ、新たな思想が求められた
そこで注目されたのが、伝統、古典哲学
(マッキンタイア、ロールズなど)
-----------------------------------
結論:ビジネスマンこそ、哲学を学べ
※ビジネスマンとは、「成果を出す」人
「成果を出す」とは、「価値提供・他者貢献」すること
※哲学とは、「何のために生きてゆくのか」人生の羅針盤であり
判断基準、原理原則 これを人生観・倫理観とも言う
この「哲学」を忘れると、効率最優先になり、
頭は良い、能力は高くても成果を出せない(価値提供・他者貢献できない)
どころか、不祥事を起こすことさえある
今、求められているのは「徳」のある人
稲盛さんは、この「徳」を仏教から学んだ
日程:10月16日(火)19:30〜21:30
費用:¥1,000-(ドリンク付き)
会場:新宿御苑サロン( https://peraichi.com/landing_pages/view/x6kto )
※セミナー後は手作り料理を振る舞います。( お一人1,000〜1,500円目安 )
講師・生徒関係なく交流の場としてご活用ください。
稲盛和夫『生き方』から学ぶ哲学の大切さ (投稿ID : arz6z)
更新2018年10月24日 11:34
作成2018年10月14日 18:39
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