日給1.3万～！通信営業のイベントスタッフクローザー（投稿ID : 1k7ws1）

1. キャッチャーとは何をする仕事なのか キャッチャーという仕事は、通信イベントや販売促進イベントの現場において、お客様と最初に接点を持つ「呼び込み・案内係」の役割を担います。たとえば、大型ショッピングモールや家電量販店などで「格安スマホ相談会」や「インターネット乗り換えキャンペーン」が行われているとします。その会場の入り口や通路で、足を止めてもらうきっかけを作るのがキャッチャーの仕事です。 キャッチャーがいなければ、どれだけ魅力的なキャンペーンであっても、お客様が気づかずに通り過ぎてしまいます。つまり「イベントの入り口を作る存在」がキャッチャーであり、イベント全体の成功を大きく左右するポジションなのです。 2. 主な仕事内容 キャッチャーの業務はシンプルに見えますが、細かく分けるといくつもの役割に分かれます。 (1) 呼び込み・声かけ 最も重要な仕事が「声かけ」です。通行しているお客様に向けて、短いフレーズで興味を引きます。 例： 「スマホ料金、今より安くなるかもしれません！」 「5分だけ診断してみませんか？」 「ただいま限定キャンペーン実施中です！」 大事なのは、立ち止まるきっかけを作ることです。営業トークではなく、あくまで「興味を持ってもらう最初の一言」がポイントです。 (2) パンフレットやノベルティ配布 声かけだけではなく、資料やプレゼントを渡すこともあります。お菓子やティッシュ、風船などを配布しながら声をかけることで、自然とお客様が立ち止まりやすくなります。 (3) お客様の誘導 興味を持ってくれたお客様を、実際に商品やサービスを説明する「クローザー」へ引き渡します。キャッチャーは「お客様とクローザーをつなぐ橋渡し」の役割です。 (4) 会場の雰囲気づくり キャッチャーは常に会場の最前線に立ち、お客様の目に一番最初に映ります。そのため、笑顔や元気な声がイベント全体の雰囲気を決めます。キャッチャーが明るいと、自然とイベント全体が活気づき、集客力もアップします。 3. 1日の流れ（例：ショッピングモールでのイベント） キャッチャーの1日のスケジュールを具体的にイメージしてみましょう。 10:00　朝礼・準備 会場に集合し、チーム全体で朝礼を行います。キャンペーン内容の確認、声かけのフレーズ、配置場所を決めます。 10:30　イベントスタート・声かけ開始 通行人が増える時間帯に合わせて呼び込みを始めます。最初はやや緊張しますが、笑顔と元気な声を意識することが大切です。 12:00　休憩 交代で休憩をとります。声を出し続けるので喉を休める時間も必要です。 13:00　午後のピーク ランチを終えたお客様が増えるため、最も忙しい時間帯です。ここで多くの方をクローザーにつなげられるかが勝負です。 16:00　小休憩 疲れが出てくる時間帯ですが、笑顔を忘れずに対応します。 18:00　夕方のピーク 買い物帰りのお客様が増えるので、もうひと踏ん張りです。 19:00　イベント終了・片付け 備品を片付け、チーム全体で振り返りを行います。今日の成果や改善点を共有して終了です。 4. 求められるスキルや資質 キャッチャーに特別な資格や知識は不要ですが、いくつかのポイントがあります。 明るさ・元気さ 声かけは第一印象がすべてです。大きな声で明るく元気に対応することが基本です。 笑顔 笑顔があるだけでお客様の警戒心が和らぎます。逆に無表情だと、どれだけ良いキャンペーンでも立ち止まってもらえません。 根気強さ 1日で何百人にも声をかけますが、そのほとんどはスルーされます。そこでめげずに次のお客様へ切り替える力が大切です。 チームワーク キャッチャーがつないだお客様をクローザーが契約に結びつけます。お互いに感謝し合えるチームワークが成果に直結します。 5. やりがいや魅力 キャッチャーの仕事は単純に見えますが、大きなやりがいがあります。 イベントを盛り上げる立役者になれる 自分の声かけで会場全体が活気づき、契約数にも貢献できます。 未経験でも始めやすい 特別なスキルが必要ないため、学生や初めてのアルバイトにも適しています。 コミュニケーション力が身につく 毎日多くの人に声をかけるので、人前で話すことに強くなり、就職活動や将来の営業職にも役立ちます。 成果が数字で見える 「今日は◯人つなげた」「契約につながった」など、自分の頑張りが結果として分かるので達成感を得やすいです。 6. 大変な部分 もちろん、楽しいだけではなく大変なこともあります。 断られることが多い 大半のお客様は足を止めてくれません。慣れるまでは心が折れそうになることもあります。 体力が必要 1日中立ちっぱなしで声を出すため、体力勝負です。水分補給や休憩で工夫が必要です。 天候や環境に左右される 屋外イベントでは暑さ・寒さに耐える場面もあります。 7. まとめ キャッチャーの仕事は「お客様とイベントをつなぐ入り口をつくる」ことです。一見すると単純な呼び込みですが、会場の雰囲気づくりや契約数の増加に大きく貢献する、欠かせない存在です。明るさと元気さがあれば誰でも挑戦でき、同時にコミュニケーション力や根気強さといった社会で役立つスキルも身につきます。 未経験から始めやすく、イベントを盛り上げる楽しさや成果の実感が得られるキャッチャーは、学生や若い世代にとっても魅力的な仕事です。