木製の板に黒い長方形の板がはめ込まれた壁掛けのようなものです。その黒い板には鳥と竹の葉が描かれています。これは、床の間などに飾る掛軸や色紙掛けの一種と考えられます。 描かれている鳥は、羽毛が黄色く、頭に冠羽があることから、カワセミやサンコウチョウに似た想像上の鳥の可能性があります。 竹の葉は、東洋画でよく描かれるモチーフで、縁起の良いものとされています。 右下には落款(らっかん)のような印が押されており、作者や工房を示すものかもしれません。 上部には壁に掛けるための穴が開いています。
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