【2022年最新】洗濯機の正しい処分方法7選
2021年10月28日洗濯機は、粗大ゴミで捨てることができません。頻繁に処分する機会はありませんので、いざ処分するとなると、方法や料金が分からない方も多いでしょう。そこで本記事では、洗濯機の正しい処分方法7選と高く売るコツを紹介します。洗濯機の処分を考えている人は、参考にしてみてください。
洗濯機の処分方法は「家電リサイクル法」で定められている
特定家庭用機器のひとつに指定されている洗濯機を処分する際は、「家電リサイクル法」に基づいて処分しなければいけません。家電リサイクル法とは、製造業者が一般家庭やオフィスから出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機を解体し、レアメタルやプラスチックなどの素材ごとに分類して、資源のリサイクルを推進するための法律です。
参考:家電リサイクル法の概要(環境省)
この法律が施工された2001年4月からは、粗大ゴミとして処分できなくなりました。行政は、家電量販店での回収や指定取引場所への持ち込み、あるいは自治体へ適切な処分方法を問い合わせることを推奨しています。
参考:家電4品目の「正しい処分」早わかり(経済産業省)
洗濯機を処分する際にかかるリサイクル料金の目安
洗濯機を処分するためには、リサイクル料金と収集・運搬費用を支払う必要があります。ただし、自分で指定取引場所へ持ち込む場合は収集・運搬費用はかかりません。ここでは、洗濯機を処分する際にかかるリサイクル料金の目安とリサイクル料金の支払い方法について解説します。
洗濯機のリサイクル料金の目安
洗濯機の処分には、家電リサイクル券が必要です。家電リサイクル券とは、正式なリサイクルを行ったことを示す証明書で、リサイクル料金を支払うことで受け取ることができます。基本的に、処分を依頼する人がリサイクル料金を支払わなければいけません。
洗濯機のリサイクル料金は、サイズや種類に関係なく、メーカーによって2,530円・2,640円・2,805円・3,300円の4種類に分かれています。
参考:リサイクル料金一覧2021年4月版(家電リサイクル券システム)
家電リサイクル券の購入方法
家電リサイクル券の購入には、料金販売店回収方式と料金郵便局振込方式の2つのシステムがあります。
料金販売店回収方式とは、買い替えなどで販売店にリサイクルを依頼して引き取ってもらう際にリサイクル料金を支払うシステムのことです。支払った控えとして、家電リサイクル券を発行してもらいます。
それに対して、自分で指定引取場所へ持ち込む際には、料金郵便局方式で家電リサイクル券を購入します。郵便局で家電リサイクル券用紙を受け取り、品目・製造メーカーを記入し、窓口で振込み、振込後に家電リサイクル券と日附印が押印された振替払込受付証明書を受け取ります。
【知っておくべき】洗濯機の正しい処分方法7選
先にも触れました通り、洗濯機は粗大ゴミとして捨てることができないので、それ以外の方法で正しい処分方法を選ぶことが大切です。ここでは、洗濯機の正しい処分方法7選とメリットを紹介します。状況に合わせて、どの処分方法が自分に合っているのか参考にしてみてください。
①購入した店舗に回収してもらう
洗濯機の処分だけを考えている場合は、購入した店舗に問い合わせましょう。また、購入した店舗が分からなくても、家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)を扱っている販売店であれば回収してもらうことも可能です。この場合は、販売店での回収の有無や運搬方法を確認してください。
メリット:利便性が高い
購入した店舗が分かるのであれば、連絡をするだけなので利便性が高い方法といえます。購入から年数が経って店舗が分からなくなることや引っ越しなどで店舗が遠方にある場合もあるでしょう。そのような場合でも、家電販売店数が多いので、住んでいる地域の近くで回収先が見つかりやすいです。
②新しく購入する店舗で回収してもらう
洗濯機の買い替えにともなって処分する場合は、新しく購入する店舗で、不要になった洗濯機を回収してもらうことができます。洗濯機など中古家電の販売をおこなっている店舗であれば、買い取りサービスを実施していることがあります。
メリット:搬入と回収が同日にできる
新しい洗濯機の搬入と不要になった洗濯機の回収が同日にできるので、連絡や日時調整などの手間が軽減できます。自分で移動させたり店舗まで運搬する必要がないうえに、多くの場合に回収・運搬費用がかかりません。
③自治体に回収業者を紹介してもらう
お住まいの市町村に洗濯機の回収や処分方法について問い合わせると、回収してくれる業者(一般廃棄物収集許可業者)を紹介してくれる場合もあります。引き渡しは玄関に決められていることが多いので、移動させる作業が発生します。マンションの場合は、1階出入り口の共有部分になることが多いので、確認が必要です。
メリット:業者の信頼性が高い
自治体が紹介してくれる業者であれば、自治体の処分ルールに則した正しい方法で洗濯機を処分してくれます。しかも、自分で業者を調べる手間がなく、高額な回収・運搬費用を請求されるなどの心配がないでしょう。
④自治体が指定する引取場所に持ち込む
家電リサイクル料金を事前に郵便局で支払って、指定されている引取場所に持ち込む方法です。突然持ち込んでも引き取ってもらえない場合もありますから、事前の申し込みを忘れないようにしましょう。
メリット:収集・運搬費用が不要
この方法では、収集・運搬費用がかからずリサイクル料金のみで済ませることができます。洗濯機の大きさによっては自家用車で運搬できない可能性があります。レンタカーなど運搬用の車を手配しなければいけない場合もあります。そのため、自家用車を所有しているなど運搬手段が確保できる方には、おすすめの方法です。
⑤不用品回収業者に依頼する
洗濯機など自治体で回収できない家電の回収を、不用品回収業者に依頼する方法もあります。ただし、洗濯機単品の回収が高額になりやすい点で、処分費用を少しでも抑えたい方には不向きな方法ともいえます。依頼する際には、見積もりをとって費用を検討することが大切です。
メリット:回収までがスムーズ
不用品回収業者は、即日あるいは希望日時で回収してもらうことができます。そのため処分を急ぐ場合や忙しく時間調整が難しい場合でも、スケジュールの調整に融通が利きます。テレビ単品であれば短時間で済ませることができます。また、リサイクル券の購入や運搬の手間がなく、回収までがスムーズです。
⑥リサイクルショップや買取専門店に引き取ってもらう
状態の良い洗濯機であれば、リサイクルショップや買取専門店に引き取ってもらうことも可能です。しかし、メーカーや経年によっては引き取ってもらえない可能性が高いので、問い合わせの際に確認しておきましょう。
メリット:処分費用が不要
リサイクルショップや買取専門店で引き取ってもらえば、処分費用が不要になります。リサイクルショップは、基本的に自分で持ち込まなければいけませんが、無料の出張買取サービスや訪問買取サービスをおこなっている業者を選ぶと、処分費用も運搬費も節約できるでしょう。
⑦洗濯機を必要とする個人に譲る
知人や友人といった近くに住んでいる人に譲って、使ってもらうのもよいでしょう。また、掲示板サイトなどを利用して、洗濯機を必要とする個人に譲るという方法もあります。
掲示板サイトを利用した場合、状態が良く新しい洗濯機であれば、比較的高値で取引きすることも可能です。十分に使えるものであれば需要もあります。ただし、相手が遠方であれば送料がかなり高額になる場合もあるので、発送の仕方や送料を考慮することが重要です。
メリット:一切の費用がかからない
個人に譲る場合は、処分にかかる費用が不要です。実際に引き取りに来てくれたり、譲り受けた人が運搬費を負担してくれれば、一切の費用をかけずに処分できます。また、掲示板サイトでは、譲るだけでなく金額を設定しているケースも多いです。処分費用をかけずにお金をもらうことも十分可能です。
【業者に依頼する場合】洗濯機を廃棄するならどんな業者を選ぶと良いか
洗濯機を廃棄する前提で検討している方もいらっしゃるかと思います。その際は、確実にリサイクルにつながる業者を選びたいものです。とはいえ、どんな業者を選べば良いのか分かりにくいのも事実です。ここからは、洗濯機の廃棄処分を依頼する業者選びのポイントを説明いたします。
①一般廃棄物処理業の許可がある回収業者を選ぶ
洗濯機を回収して処分ができるのは、法律に基づく一般廃棄物処理業の許可がある業者に限られています。しかし、無許可で一般廃棄物の収集を行っている業者が存在するのです。無許可の業者とは、市町村の一般廃棄処理業の許可を取得していない、または市町村の委託を受けずに回収している業者であることを指しています。
以下の許可では、家庭からの不用品を回収することは違法とされています。
●産業廃棄物の許可:事業活動から出る廃棄物(廃プラスチック類など20種類)処理の許可
●古物営業の許可:古物の売買または交換のための営業許可
●一般貨物運送事業の許可:貨物を運ぶことを仕事とする許可
環境省:廃棄物の適正処理案内ページ
②自治体が指定する業者であれば信頼性が高い
多くの回収業者から、一般廃棄物処理業の許可がある業者を見極めることは簡単ではありません。しかし、お住まいの地域の自治体HPから引取場所に指定されている業者であれば、安心して回収を依頼することができます。指定取引場所は全国各地にあり、下記の一般財団法人家電製品協会サイトから確認することができます。
この場合、リサイクル料金のほかに収集・運搬料が必要です。収集・運搬料は業者によって違いますが、目安となる料金は洗濯機1台3,157円(税込)です。
【廃棄するよりお得な方法も】洗濯機を処分するなら売却がおすすめ
洗濯機の処分を考えるとき、まだ十分に使えるのであれば、捨ててしまうのはもったいないです。そんな時は、中古品として売却することも1つの選択肢になります。たとえ不用品でも、誰かが使うことで価値あるものとして活用されるのです。また、ゴミを増やさずに不用品を繰り返し使うことができれば、自然環境の負担を抑えることに貢献できます。
また、売却するのであれば、使わなくなったままの状態よりも、売却前にちょっと手間をかけるだけで市場価値が変わる可能性があります。ここでは、洗濯機を少しでも高く売るためのコツを解説します。
①保証書や付属品を揃えておく
洗濯機を購入した際に付いてきたものをできるだけ揃えましょう。洗濯機の性能を担保する保証書、取り扱い説明書、付属品などです。付属品は、給水・排水ホース、防水パンなど欠品がないかチェックが必要です。洗濯機の移動の際に外れてしまうので脚ナットも忘れずに揃えておきましょう。
また、オプションで購入した給水延長ホース、排水延長ホース、糸くずフィルターボックスもあれば合わせて売りに出すと、さらに価格に反映することが可能です。
②汚れや臭いを取り除く
中古品は、見た目の印象が重要なポイントです。洗濯機は衣類の汚れを落とすものですから、本体そのものがきれいでなければ、不快な印象を与えてしまいます。
目に見える汚れは、できるだけきれいに拭き取りましょう。特に、洗濯槽、洗剤ケース、洗濯ネット、ホース類など、汚れやすいところは重点的に掃除をしておきます。水分が残らないよう乾いた布で仕上げ拭きも大切です。
③できるだけ早いうちに売る
少しでも高く売るためには、使わなくなったのであれば年式が新しいうちに売りに出しましょう。処分すると決めたら、早いうちに売りに出すほうが価値が下がりません。洗濯機は生活家電とも呼ばれ、新生活をスタートさせる3、4月頃に重要が高まるので、その時期を狙って売るのも一手です。
【洗濯機の売却処分を検討するなら】ジモティーがおすすめ
売却を検討している方へ特におすすめしたいのが、株式会社ジモティーが運営する「地元の掲示板」サイト:ジモティーです。特に人気なのが「売ります・あげます」のカテゴリーで、日本全国地域ごとの不用品の譲渡・売買情報を掲載しています。地元の有益情報を掲載していることから、各自治体など多くの人から支持されているのです。
美品から訳あり品まで、さまざまな状態の洗濯機がお得な価格で出品されています。全国版から地方版まで利用者が多いため、出品した洗濯機を見てもらえる機会が増え、買い手が見つかる確率もアップします。
メリット①:手数料が無料で実質コスト0円も可能
ジモティーは、出品者と購入者が直接会って現金の受け渡しをすると売買成約時の手数料がかかりません。登録料も無料ですから、実質コスト0円が可能となります。リサイクル料金や収集・運搬費を考えると、無料で譲ってもコスト0円であればお得な処分方法といえます。もし、ジモティーサイト内で売れれば、すべて利益になるというわけです。
無印良品 全自動洗濯機の売却事例
●無印良品(東芝製)全自動洗濯機 M-AW42F
●価格 0円
東芝製の2009年式全自動洗濯機です。標準洗濯容量4.2kg・標準水量45L仕様で単身向けの小型サイズです。風乾燥・槽乾燥機能や温度センサーなどを搭載しています。
無印良品では、洗濯機の引取をおこなっています。回収品1点ごとに、引き取り料金1,000円(税込)とは別に家電リサイクル料金が必要です。この洗濯機の引取りを依頼すると、引き取り料金1,000円と家電リサイクル料金2,530円で引き取ってもらうことになります。
無印良品で回収してもらうと3,530円の出費となりますが、0円で譲ることで、この費用を払わずに処分することができたのです。
無印良品:家電リサイクル引き取りについて
メリット②:直接引き渡せるので運搬の手間がない
ジモティーは地域を限定しているので、主に地元の人との取引きになります。直接手渡しすることで、運搬の手間がありません。洗濯機の運搬には梱包が必要で、洗濯機が入る箱を入手することが難しいことから段ボールを巻きつけるなど、非常に面倒な作業がともないます。運搬や梱包の手間が不要になれば、そのための費用もかからないのでお得になります。
Panasonic 全自動洗濯機の売却事例
●Panasonic 全自動洗濯機 Na-F50B12J-W
●価格 1,000円
購入から2年で比較的新しい洗濯機です。この洗濯機は、3つの槽洗浄機能「カビクリーンタンク・槽カビ予防コース・槽洗浄コース」を搭載して、槽を清潔に保っています。そのため、ステンレス槽も目立つ傷や汚れがありません。
この洗濯機のサイズは56.2×57.2×88cm・28kgです。ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」を利用すると、移動距離によって運賃が加算され、搬出・搬入も依頼すると運賃とは別に22,000円が必要です。
東京都内での配送であれば配送料7,535円になり、直接引き渡しでなければ、1,000円で売れても約28,500円のマイナスになってしまいます。直接引き渡しによって、利益が得られたわけです。
ヤマトホームコンビニエンス:らくらく家財宅急便
メリット③:価格を自分で決められる
ジモティーの出品価格は、0円か有料にするのかを自分で自由に決めることができます。状態の良い洗濯機は有料で売ることも可能です。価格を決める際の注意点として、ジモティーでは最初に設定した価格を上げることを禁止しています。そのため、ジモティーやリサイクルショップなどの市場価格を調べておくことも大切です。
それに対して、価格を下げてあらたに設定することができます。ジモティーのスマホブラウザ版では、30%以上値下げするとバーゲンセール専用リストに表示されますから、戦略的に価格を考えていくのも買い手が見つかりやすいといえます。
MAXZEN 全自動洗濯機事例
●MAXZEN 全自動洗濯機 JW70WP01WH
●価格 15,000円
購入から半年の新しい洗濯機です。標準洗濯容量7.0kg・標準水量130L仕様で、5種類の洗濯コース、予約機能、柔軟剤自動投入など搭載しています。
この洗濯機のサイズは56.5×53.4×83.5cm・30kgです。ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」を利用すると、移動距離によって運賃が加算されます。
東京都内での配送であれば配送料7,535円になり、配送料込みで15,000円で売れても半分ほどの利益が得ることができます。購入者にとってもお買い得な取引といえるでしょう。
ヤマトホームコンビニエンス:らくらく家財宅急便
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最後に
本記事では、洗濯機の正しい処分方法7選とそれぞれのメリットについて解説しました。廃棄してしまう前に、中古品としてリユースをおこなう方が増えています。洗濯機の処分にかかるいっさいの費用と手間を省いて、お得に売却できるジモティーをぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
