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さいたま市で洗濯機を処分する方法とは?行政サービスとその他の処分方法について解説

2021年10月28日

さいたま市で洗濯機の処分を検討している方のために、行政を利用した処分の仕方や、業者に回収してもらう方法などを解説していきます。せっかく処分するなら費用や手間をかけたくないという思う方もいらっしゃるでしょう。本記事では、さいたま市で洗濯機を処分する方法やお得に売却できるおすすめの方法をご紹介します。

洗濯機を粗大ごみとして処分することは不可能

2001年4月に施行された家電リサイクル法によって、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目は特定家庭用機器に指定されました。家電リサイクル法とは、メーカーが一般家庭やオフィスから出された家電4品目を解体し、鉄、アルミ、ガラスなどの素材ごとに分類して、資源のリサイクルを推進するための法律です。

家電リサイクル法は家電4品目について、以下の要件が義務付けています。

●消費者:リサイクル料金の支払い義務

対象家電を引き渡す際に、収集・運搬料金とリサイクル料金を支払い、リサイクルにかかる費用の一部を負担します。※自分で指定引取場所などに持ち込む場合は、収集・運搬料金は不要です。

●小売業者:引き取りの義務

過去に販売した対象家電または買い替えの際に引取りを行い、メーカーに運搬します。

●メーカー:リサイクルの義務

メーカーが過去に製造・輸入した対象家電を引き取り、リサイクルします。

環境省:家電リサイクル法の概要

そのため、さいたま市では洗濯機を粗大ゴミとして処分できなくなりました。行政は、家電量販店での回収や指定取引場所への持ち込み、あるいは自治体へ適切な処分方法を問い合わせることを推奨しています。

さいたま市:家電リサイクル法対象品目の処分

経済産業省:家電4品目の「正しい処分」早わかり

洗濯機の処分にはリサイクル料金が必要!リサイクル料金とは

不要になった洗濯機を業者に引き渡す際に、リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。リサイクル料金は、メーカーによって違いがあるので注意が必要です。ここでは、対象になる洗濯機からリサイクル料金の目安や支払い方法までを解説します。

家電リサイクル法の対象になる洗濯機とは

家電リサイクル法の対象になるのは、家庭用として製造・販売された全自動・二槽式洗濯です。具体的には、洗濯機、洗濯乾燥機、排水機能がある小型洗濯機があります。また、衣類乾燥機(ガス・電気)も含まれます。洗濯カゴなどの付属物も同時に回収してもらうことができます。

ただし、業務用として製造・販売された洗濯機は、家庭で使用していても家電リサイクル法の対象外になるので注意が必要です。

対象外になるのは、脱水機、電動バケツ、衣類乾燥機機能が付いた布団乾燥機や除湿機などです。また、洗濯機の付属品であっても、取扱説明書などの印刷物や置き台は対象外になります。

洗濯機のメーカーによってリサイクル料金が異なる!リサイクル料金の目安

洗濯機の処分には、家電リサイクル券が必要です。家電リサイクル券とは、家電4品目をリサイクルする際に必要な券です。正式なリサイクルを行ったことを証明する重要な役割があります。なお、家電リサイクル券はリサイクル料金を支払うことで受け取ることができます。

洗濯機のリサイクル料金は、サイズや種類に関係なく、メーカーによって2,530円・2,640円・2,805円・3,300円の4種類に分かれています。メーカーごとのリサイクル料金は、以下のようになります。なお、金額はすべて税込みの価格です。

メーカーごとのリサイクル料金一例

メーカーリサイクル料金
東芝2,530円
日立2,530円
アイリスオーマ3,300円
シャープ2,530円
サムスン電子ジャパン2,640円
ヤマダ電機2,805円

他のメーカーは、リサイクル料金一覧で確認することができます。

参考:リサイクル料金一覧2021年4月版|家電リサイクルセンター

リサイクル料金の支払方法と家電リサイクル券

洗濯機の処分には、家電リサイクル券が必要です。家電リサイクル券とは、家電4品目をリサイクルする際に必要な券です。正式なリサイクルを行ったことを証明する重要な役割があります。なお、家電リサイクル券はリサイクル料金を支払うことで受け取ることができます。

リサイクル料金の支払方法は、以下の2通りがあります。

●料金販売店回収方式

販売店にリサイクル料金を支払う方法です。販売店に廃棄する洗濯機の引き取りを依頼する際に支払います。買替えの場合は、新しく洗濯機を購入する販売店、廃棄のみの場合は、廃棄する洗濯機を購入した販売店、または最寄りの販売店に支払います。

リサイクル料金とは別に収集運搬料金がかかります。収集運搬料金や引き取りの条件は販売店により異なるので注意が必要です。

●料金郵便局振込方式

郵便局でリサイクル料金を家電リサイクル券センターに振り込む方法です。自治体の指定場所や家電リサイクル券センターに未入会の販売店に洗濯機の引き取りを依頼する際に、この方式で支払うことになります。

さいたま市の行政サービスで洗濯機を処分する方法

さいたま市の行政サービスを利用して洗濯機を処分する方法は、さいたま市で指定された引取場所へ直接持ち込む方法しかありません。自分で持ち込めば、リサイクル料金がかかりますが、収集・運搬費は不要です。

●指定引取場所へ持ち込む手順①:事前準備

事前準備として、処分する洗濯機のメーカーと内容積を確認しておきましょう。

●指定引取場所へ持ち込む手順②:家電リサイクル券購入

郵便局で、家電リサイクル券に必要事項を記入し、リサイクル料金を振込みます。窓口で振込後に、振替払込受付証明書に日付印を押印してもらいます。必ず窓口の営業時間に手続きを行ってください。

●指定引取場所へ持ち込む手順③:引き渡し

処分する洗濯機、日付印のある振替払込受付証明書またはご利用明細票の写しをリサイクル券に添付し、家電リサイクル券の綴り一式を持参して、指定取引場所に持ち込んで引き渡します。

さいたま市の指定引取場所は以下の3ヶ所です。

●森田運送株式会社首都圏営業所

さいたま市桜区上大久保1012
電話番号:048-749-1071
●日通埼玉運輸株式会社 岩槻取扱所

さいたま市岩槻区上野5-2-19
電話番号:048-796-0846
●SBS即配サポート株式会社岩槻デポ

さいたま市岩槻区馬込1529-1
電話番号:048-748-5304

参考:家電リサイクル法対象品目(冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機)の処分|さいたま市

さいたま市の行政サービスで洗濯機を処分するメリットとデメリット

洗濯機の処分を考えるとき、行政サービスであればトラブルなく安心して利用できると考える方が多いでしょう。しかし、行政機関だからこそのデメリットもあります。ここでは、さいたま市の行政サービスによる洗濯機処分のメリットとデメリットについて解説します。

行政サービスを利用するメリット

民間サービスに比べて安く処分にかかるコストを抑えられることが大きなメリットです。さいたま市で指定された引取場所へ直接持ち込むと、洗濯機のメーカーによって2,530円~3,300円のリサイクル料金だけで処分することができます。

不用品を回収する業者の中には、さいたま市の委託を受けずに「無許可」で収集を行っている業者が存在するのです。しかし、自治体が指定する業者は「一般廃棄物処理業の許可」を受けているので、信頼性が高く安心して処分を任せることができます。

行政サービスを利用するメリットは、さいたま市から「一般廃棄物処理業の許可」を受けた業者にリサイクル料金だけで処分を依頼できることです。

行政サービスを利用するデメリット

そもそも洗濯機を回収してもらえないことが最大のデメリットです。さいたま市の指定取引場所に持ち込む方法にも、3つのデメリットがあります。

申し込みから回収・処分までの手続きが面倒なことが挙げられます。まず、処分しようとする洗濯機のメーカーを確認、電話やインターネットでの申込みや問い合わせ、郵便局でリサイクル券を購入、引取場所まで運ぶというように、いくつもの手続きが必要になります。

また、指定引取場所の営業時間でないと対応してもらえないこともデメリットになる方が多いでしょう。深夜・早朝、休日には対応はしてもらうことはできませんし、急ぎの回収に対応してもらうことも難しく融通が利きにくいです。

さらに、洗濯機の搬出作業を自分で行わなければいけません。1人で運ぶことが難しい大容量サイズの洗濯機であれば、一緒に作業する人手が必要になります。

さいたま市の行政サービス以外で業者に依頼して洗濯機を処分する方法

洗濯機は、主に廃棄あるいは売却という2種類の方法で、業者に依頼することができます。ここでは、それぞれのメリットも説明しますので、状況に合わせてどの処分方法が自分に合っているのか参考にしてみてください。

さいたま市の許可業者に引き取りを依頼する

さいたま市から「一般廃棄物処理業の許可」を受けている業者に引き取りを依頼する方法があります。

●引取を依頼する手順①:事前準備

事前準備として、処分する洗濯機のメーカーを確認しておきましょう。最寄りの許可業者をさいたま市のホームページ「一般廃棄物収集運搬許可業者一覧|さいたま市

」から選びます。許可業者が臨時休業や臨時営業をしている場合があるので、営業日、受付時間を問い合わせておくことをおすすめします。

●引取を依頼する手順②:家電リサイクル券購入

郵便局で、家電リサイクル券に必要事項を記入し、リサイクル料金を振込みます。窓口で振込後に、振替払込受付証明書に日付印を押印してもらいます。必ず窓口の営業時間に手続きを行ってください。

●引取を依頼する手順③:引き渡し

収集日当日に、玄関先にて処分する洗濯機と家電リサイクル券を引き渡します。その際に、収集・運搬費を支払って引き渡しが完了です。

メリット:運搬の手間がない

運搬費用が必要ですが、回収に来てくれるので、運搬の手間がかかりません。ただし、引き渡しは玄関先が原則ですので、業者は部屋からの運び出しをおこないません。玄関先まで運べない場合、玄関先まで運べない場合、運び出しのための人手の確保が必要です。

洗濯機を購入した店舗に依頼する

洗濯機の処分だけを考えている場合は、その洗濯機を購入した店舗に問い合わせましょう。また、購入した店舗が分からなくても、家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)を扱っている販売店であれば回収してもらうことも可能です。

家電販売店は、家電リサイクル法により過去に販売した洗濯機の回収を依頼されたら受け付けるよう義務が定められています。回収に来てもらう場合、リサイクル料金と収集・運搬費用を支払い、家電リサイクル券を受け取ります。

メリット①:利便性が高い

購入した店舗が分かるのであれば、連絡をするだけなので利便性が高い方法といえます。洗濯機の購入から年数が経って店舗が分からなくなることや引っ越しなどで店舗が遠方にある場合もあるでしょう。そのような場合でも、全国に家電販売店数が多いので、住んでいる地域の近くで回収先が見つかりやすいです。

買い替えなら新しく洗濯機を購入する店舗に依頼する

洗濯機の買い替えにともなって処分する場合は、新しく洗濯機を購入する店舗で、不要になった洗濯機を回収してもらうことができます。この場合も、リサイクル料金と収集・運搬費用を支払い、家電リサイクル券を受け取ります。

メリット:搬入と回収が同日にできる

新しい洗濯機の搬入と不要になった洗濯機の処分が同日にできるので、連絡や日時調整などの手間が軽減できます。自分で移動させたり店舗まで運搬する必要がないうえに、多くの場合に回収・運搬費用が安くなります。

新しく状態が良ければリサイクルショップに持ち込む

状態の良い洗濯機であれば、リサイクルショップに引き取ってもらうことも可能です。しかし、メーカーや経年状態によっては引き取ってもらえない可能性が高いので、問い合わせの際に確認しておきましょう。

メリット:処分費用が不要

リサイクルショップに引き取ってもらえば、処分費用が不要になります。リサイクルショップは、基本的に自分で持ち込まなければいけませんが、無料の出張買取サービスや訪問買取サービスをおこなっている業者を選ぶと、処分費用も運搬費も節約できるでしょう。

不用品回収業者に依頼する

自治体で回収できない洗濯機の廃棄を、不用品回収業者に依頼する方法もあります。ただし、洗濯機単品の回収が高額になりやすい点で、処分費用を少しでも抑えたい方には不向きな方法ともいえます。依頼する際には、見積もりをとって費用を検討することが大切です。

メリット:回収までがスムーズ

不用品回収業者に依頼すれば、即日あるいは希望日時で回収してもらうことができます。そのため、処分を急ぐ場合や忙しく時間調整が難しい場合でも、スケジュールの調整に融通が利きます。洗濯機単品であれば短時間で済ませることができます。

さいたま市で洗濯機をお得に処分するならジモティーがおすすめ

ジモティーは、株式会社ジモティーが運営する「地元の掲示板」サイトです。特に人気なのが「売ります・あげます」のカテゴリーで、日本全国地域ごとの不用品の譲渡・売買情報を掲載しています。地元の有益情報を掲載していることから、各自治体など多くの人から支持されているのです。

美品から訳あり品まで、さまざまな状態の洗濯機がお得な価格で出品されています。全国版から地方版まで利用者が多いため、出品した洗濯機を見てもらえる機会が増え、買い手が見つかる確率もアップします。

メリット①:手数料が無料で実質コスト0円も可能

ジモティーは、出品者と購入者が直接会って現金の受け渡しをすると売買成約時の手数料がかかりません。登録料も無料ですから、実質コスト0円が可能となります。リサイクル料金や収集・運搬費を考えると、無料で譲ってもコスト0円であればお得な処分方法といえます。もし、ジモティーサイト内で売れれば、すべて利益になるというわけです。

 TOSHIBAドラム式洗濯乾燥機の売却事例

●TOSHIBA ドラム式洗濯乾燥機 TW-G520

●価格 25,000円

TOSHIBA製の2012年式ドラム式洗濯乾燥機です。 洗濯容量9kg・ 乾燥容量6kg仕様でファミリー向けのサイズで、風呂水ポンプ、カビ取り機能、予約タイマーを搭載しています。

状態は動作に問題はありませんが、洗濯機下部の部品が割れて補修してあります。洗濯機・各部品はクリーニング済みです。付属品には、お手入れセット、取扱説明書、据付説明書、ご利用かんたんガイドが付いています。

価格が25,000円ですから、手数料・登録料・配送料ともに0円なので実質コスト0円となり、すべて利益として手元に入ります。この洗濯機をリサイクル法に基づいて処分すると、リサイクル料金2,530円が必要になります。廃棄していれば、25,000円を手にすることなく、27,530円損することになるところでした。

メリット②:直接引き渡せるので運搬の手間がない

ジモティーは地域を限定しているので、主に地元の人との取引きになります。直接手渡しすることで、運搬の手間がありません。洗濯機の運搬には梱包が必要で、洗濯機が入る箱を入手することが難しいことから段ボールを巻きつけるなど、非常に面倒な作業がともないます。運搬や梱包の手間が不要になれば、そのための費用もかからないのでお得になります。

TOSHIBA  電気洗濯乾燥機の売却事例

●TOSHIBA 電気洗濯乾燥機 AW-8V2 

●価格 12,000円

TOSHIBA製の2014年式電気洗濯乾燥機です。 洗濯容量8kg・ 乾燥容量4.5kg仕様でファミリー向けのサイズで、インバーター、自動おそうじ、ヒートポンプ、カビ取り機能、予約タイマーを搭載しています。状態は動作に問題はありませんが、内側には経年の使用感があるものの外観は比較的きれいです。

価格が12,000円ですから、手数料・登録料・配送料ともに0円なので実質コスト0円となり、すべて利益として手元に入ります。この洗濯機をリサイクル法に基づいて処分すると、リサイクル料金2,530円が必要になります。廃棄していれば、12,000円を手にすることなく、14,530円損することになるところでした。

メリット③:価格を自分で決められる

ジモティーの出品価格は、0円か有料にするのかを自分で自由に決めることができます。状態の良い洗濯機は有料で売ることも可能です。価格を決める際の注意点として、ジモティーでは最初に設定した価格を上げることを禁止しています。そのため、ジモティーやリサイクルショップなどの市場価格を調べておくことも大切です。

それに対して、価格を下げてあらたに設定することができます。ジモティーのスマホブラウザ版では、30%以上値下げするとバーゲンセール専用リストに表示されますから、戦略的に価格を考えていくのも買い手が見つかりやすいといえます。

HITACHI 全自動洗濯機の売却事例

●HITACHI 全自動洗濯機 NW-50B

●価格 10,000円

HITACHI製の2017年式洗濯機です。 洗濯容量5kg・ 乾燥容量4.5kg使用で少人数向けのサイズで、風脱水、カビ取り機能、予約タイマーを搭載しています。状態は動作に問題がなく、定期的に槽洗浄を行っていたため、カビなどのトラブルもありません。

価格が10,000円ですから、手数料・登録料・配送料ともに0円なので実質コスト0円となり、すべて利益として手元に入ります。

この洗濯機をリサイクル法に基づいて処分すると、リサイクル料金2,530円が必要になります。廃棄していれば、10,000円を手にすることなく、12,530円損することになるところでした。エレベーター有りのマンション3階からの煩わしい搬出作業も省くこともできたのです。

最後に

本記事では、さいたま市の行政サービスやさまざまな業者に依頼して洗濯機を処分する方法をご紹介しました。まだ十分使えるのであれば、廃棄は最終手段と考えてください。処分にかかるいっさいの費用と手間を省いて、お得に売却できるジモティーを利用してみてはいかがでしょうか。

この記事の投稿者
ジモティー編集部

ジモティー編集部

「地元の掲示板」ジモティーが運営するオウンドメディアの編集部です。自宅の粗大ゴミや不用品、いらないものの処分・有効な活用方法について、便利なやり方・情報をお届けします。