折れがあります。(写真③) 小口部分に日焼けがあります。(写真④) 50年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。(写真⑤) 『永遠なる序章』 椎名麟三:著 新潮文庫 昭和50年 27刷 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:0.8cm 終戦直後、飢餓と汚濁と混乱に陥った敗戦都市東京に、暗い運命を背負ってうごめく人々――余命いくばくもないと宣告されて、不意に生きていることの戦慄的な歓喜にとらわれる復員兵砂川安太、その上官でニヒリストの竹内銀次郎と可憐な妹登美子などの救いなき姿を、箴言的文体のうちに描く。実存主義文学として戦後はじめてベスト・セラーとなり、著者の名を一時に高めた名作。
『永遠なる序章』椎名麟三 新潮文庫 高知 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。