折れがあります。(写真③) 『北原白秋詩集』 神西 清:編 新潮文庫 昭和55年 49刷 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:0.8cm われは思ふ、末世の邪宗、切支丹でうすの魔法。…… 「邪宗門」「思ひ出」「東京景物詩」など、北原白秋の代表作を収める。 官能と愉楽と神経のにがき魔睡へと人々をいざなう、異国情緒あふれる『邪宗門』。郷里柳河の風物と幼少年時代の追憶『思ひ出』。複雑で刺激的な都会風景『東京景物詩』。さらには、『真珠抄』『白金の独楽』『水墨集』『海豹と雲』や、「からたちの花」「城ヶ島の雨」等の歌謡まで、さまざまなジャンルに卓越した才能を示した、豊麗な言葉の魔術師北原白秋の代表作を収録する。 邪宗門 思ひ出 東京景物詩 及其他 真珠抄 白金之独楽 第二白金之独楽 水墨集 海豹と雲 歌謡 解説:神西 清 北原白秋(1885-1942) 福岡県柳河生れ。早大英文科中退。1906(明治39)年、「明星」に詩歌を発表し注目される。'08年、耽美派の基を成すパンの会を設立。'09年に処女詩集『邪宗門』、'13(大正2)年処女歌集『桐の花』を刊行。'12年、人妻との姦通事件で入獄、出所後結婚するがのちに離婚。'18年、「赤い鳥」創刊に協力し、多くの童謡を発表。山田耕筰らの作曲により生まれた歌は今日でも多く愛唱されている。'41(昭和16)年芸術院会員。
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