『2つの技で「あなたを絶対に守る護身術」独学の指南書　第２版』発刊のお知らせ（投稿ID : 1lscd6）

2025年12月15日大安吉日、弊館より、『2つの技で「あなたを絶対に守る護身術」独学の指南書』の第2版が発刊されました。 転掌に伝わる、たった２つにして、必要最小限だと考えられた、単換掌と双換掌。董海川先師より、後宮内護衛官に伝えられた護衛武術『転掌』時代の希少な技法を、国内外で唯一伝承する館長・水野が、護身に不要な不純物『見栄え』を排することに徹して短期習得を実現してもらうために、書き下ろした「単換掌・双換掌専門解説書」です。 今まさに護身術が必要だと感じておられる方はもちろん、現代八卦掌を修行し、その技法の使い方に自信の湧かない方にも、董海川先師が伝えたままの術理を知ることで修行の大きなヒントとなるはずです。 読んでいただければわかりますが、董海川先師の伝えた技法は、あまりにシンプルであった、ということ。そのシンプルな術理は誰にも分かりやすく、かつ実行しやすいものです。それは当然です。清朝後宮内で、武術素人たる宦官・宮女を即席護衛官に成長させることが、転掌が後宮内護衛官武術に採用された最大の特徴だったからです。 難しく考えず、まず読み、まず練習してほしい。海外では、「転掌技法が、護身術の土台となり、自身の技術に安心を与える」と大きな評価を受けています。 以下に販売ぺージの詳細と、目次を掲載しておきます。興味のある方は以下のリンクより入り、内容をご確認ください。 ◆電子書籍版（1,250円税込）：https://amzn.to/45b9pMu ◆紙書籍版（2,970円税込）：https://amzn.to/3MElOSQ 【販売ぺージ　紹介文】 たった2つの技で、弱者自身の身を守り、要人を護衛することを目指した、八卦掌原型にして清朝後宮護衛官武術「転掌」。本書は、転掌を唯一公にして伝える著者が、本書を手に取った諸氏に、2技たる単換掌・双換掌を伝授する「独学の指南書」である。真剣に護身を求める諸氏の要望に応え、待望の第2版がここに発刊される。 本書の目的は、ただ一つ。単換掌・双換掌を用いた「一定時間生存術」を全国の読者に習得させ、暴力からの「生還」を果たしてもらうことである。この命がけの目的を達成するために、著者が指導を受けた楊家転八卦門の伝承形態に沿って、単換掌・双換掌を指導する。住む場所に関係なく誰もが、この技術を著者から直接学ぶことができるように、amazon出版の道を採り、著者がすべての内容を記し、「見栄え・美しさ」などの不要なものが商業的思惑で入ってしまうことないようにした。 よって本書で指導される内容は、護身を果たすために必要なものだけとなる。著者道場において指導される内容をさらに厳選し、今まさに危機が迫っている読者のために、生還の技法を短期で習得できるよう配慮した。具体的には、以下の点を引き継ぎ、かつ改善した。 ◆転掌の土台技術「転掌移動法」を理解し機動力を獲得し、必要にして十分な対敵身法を単換掌・双換掌のみで学び、土台の上に積み上げていく。 ◆第三者目線で横から見た型のイメージではなく、中国拳法で正式弟子が師から技を習う際に採られる、「敵目線から見た技のイメージを利用する学習法」を初版に比べ大幅に強化し、正式門下生でなければ示されることのない戦闘理論・要訣にまで踏み込んだ。 この2つを習得してしまえば、敵に「つかまれない・捕まらない」ための近づかせない技術が身につき、強者に高度・難関な技をかける必要がなくなり、多くの弱者が、強者の力任せの攻撃から身を守ることができるだろう。高度で実行困難な技術さえ必要でなくなれば、多くの護身術習得希望者がこの2技を使いこなし、生存の可能性を高めることができるのである。 読んでみれば分かると思うが、覚えることは少なく、シンプルである。しかしシンプルであるということは、誰もが学習しやすいということである。定期的な練習をいとわない者には、シンプルな技法が無意識に発動され、いざという時にその身を守るだろう。 「本当に使える」護身術は今ここに示された。これは八卦掌水式館の道場に足を運ぶことができない者に示された最大のチャンスである。強化された指南書の内容をその手にとり、実用性を実感してほしい。 ◆電子書籍版（1,250円税込）：https://amzn.to/45b9pMu ◆紙書籍版（2,970円税込）：https://amzn.to/3MElOSQ 【販売ぺージ　目次】 ■はじめに～第2版発刊にあたって。身を守るために必要な技が2つだけだった、という結論 ■2技の学習を始める前に～本書の利用方法 ■護身術選びの鉄則～美しさや見栄えで選ぶことだけはするな！ ・華麗なデモンストレーション動画で惑わされ続ける護身術漂流者たち ・現在の護身術のほとんどは、弱者を強者に育てる「強者使用前提武術」から作られているため、「使えない」などの無理が生じる ・私は弱者使用前提の技術体系にこだわり、その中で転掌と運命的な出逢いを果たした ・「あなたを絶対に守る護身術」との出逢い方 ・選んだ後は、基本に焦点を当てて、無意識に技が出るくらいまで繰り返すこと ■転掌が「あなたを絶対に守る護身術」である理由 ・成立過程による理由～誕生秘話を知ることで、転掌が「弱者でも使える」ではなく「弱者専用」であることが分かる ・転掌技術体系による理由～2つの技を極めることが転掌を使って護身を果たすための最短ルート ■護衛武術「転掌」による弱者護身術～５つの鉄則 ・鉄則１：最初に「敵と向き合って構え・・」というテレビの格闘技試合や映画で植え付けられた対敵の常識を捨て去れ ・鉄則２：とにかく距離を保て。距離を保つことは、対多人数・対強者・対武器における護身の絶対的基本である。掴まれる距離まで敵を近づけさせるな ・鉄則３：防御はもちろん、攻撃すらも「斜め後方スライド」しながら行う「けん制撤退戦」を貫け。当てなくていい。当たらなければいい ・鉄則４：「移動遊撃戦」で敵を引き回し、敵の足が止まったらキロメートル単位で離脱せよ。そのための持久力を、基本型を繰り返しながら養え ・鉄則５：脚は常に移動防御・移動攻撃で使うため、蹴り技を使う暇はない。よって練習する必要もない ・（補足）鉄則６：刀術ベースの棒操術を身につけ、有事の際に身の周りにある棒で対抗できる可能性を生み出せ。練習しなければ可能性は生まれない ■推掌定歩基本功（推磨式基本功・推磨式翻身功） ・転掌の最重要基本功たる「推掌定歩基本功」 ・推磨式基本功の最重要項目：翻身旋（ほんしんせん・身を翻す旋法動作） ・護身に直結する推掌定歩基本功の練習の仕方 ・推（すい） ・平穿（へいせん） ・蓋（がい） ・劈（へき） ・拍（はく） ・撩（りょう） ■「基本姿勢」のとり方 ・基本姿勢～姿勢要求の理由ととり方 ・頭の向きは常に身体の向きと同一とする～基本姿勢をとる際の最重要事項 ・歩き方～?泥歩による路面を選ばず居着かない機動力基礎技術 ・ショウ泥歩とは ・ショウ泥歩要訣１：「抓地牢（そうちろう）」で路面状況を選ばない移動技術を得る ・ショウ泥歩要訣２：「平起平落」で、「居着く」状態を避け機敏に動き回る ■転掌の構え方 ■対敵身法理論解説：「換掌理」とは～弱者使用前提の技術体系を支える弱者のための術理 ・換掌理概説～宦官が自身の立身出世のために考え出した弱者使用前提武術の中核術理 ・「換掌理」の最終目的～「勝利」より「生存」を第一に考えたスタイル ・「単換刀」～戦場藤牌兵刀術から転掌への橋渡しとなった原点刀術型 ・過渡期の「単換掌」～「単換刀」を徒手の手返しの良さの利点を活かして完成させた初期「単換掌」 ■転掌の説く、緒戦（しょせん）における対敵行動法 ・最悪の事態を想定し、ためらうことなくトップスピードまでもっていく ・緒戦において「構え」をとることはない ・緒戦の典型３パターンにて事前練習をする ・パターン１：敵に対し半身で待ち伏せし、敵が動いた瞬間に斜め後方スライドを開始する ・パターン２：敵の機先を制し高速?泥歩で一気に間合いを空ける ・パターン３：後ろに下がる中で、ついてくる敵の何らかのアクションを合図に、高速?泥歩で一気に間合いを空ける ■斜め後方スライドにおける足の運び方（運足技術） ・「足90・手10」と例えるくらい重要な運足技術 ・斜め後方スライドの運足方法 ・正確な翻身旋理の実行で「磨徑」状態を目指せ ・運足における翻身旋理の重要性～「勢（せい）」の維持のために ■絶対護身を実現する「２つの技」１：単換掌（敵に背を向けない斜め後方スライド対敵身法） ・練習段階１：要点と術理を知り、基本型を繰り返し動作に慣れる ・練習段階2：単換掌の各技の行い方・練習の仕方 ・練習段階3：対多人数戦・対強者戦を可能とする「入身法」を意識した型練習をする ・入身法の術理～入身法による攻撃動作は、なぜ生存を可能とするのか ■絶対護身を実現する「２つの技」２：双換掌（敵に一瞬背を向ける斜め後方スライド対敵身法） ・敵に一瞬背を向ける意味 ・手を引き上げる意味 ・移動技術を徹底して磨く理由 ・練習段階１：基本型練習で転掌独特の移動遊撃戦の概念を身体に覚えさせ ・練習段階２：移動遊撃戦の先にある 「並走スライド変則撤退戦」の存在を知る ■移動攻防法の対人想定練習法～一人練習で護身力を高める練習法 ・斜め後方スライドの対敵法がどのように行われるかを敵目線で見て、そのイメージを持ちながら「真似」練習する ・目標物を利用して、妨害行動→けん制→スライド回避の動きを繰り返し、手を出す方向・距離感をつかむ練習をする ・「追われる」状態で技を出す体験をし、その直後に型練習をする ■あとがき ◆電子書籍版（1,250円税込）：https://amzn.to/45b9pMu ◆紙書籍版（2,970円税込）：https://amzn.to/3MElOSQ