2023年9月23日(土)開場13ː30 開演14ː00入場料500円/1日日本芸術会館では、日本芸術センター主催の日本映像グランプリから過去に受賞した作品を公開します。日本芸術センターでは、芸術(アート)に関するコンクールやグランプリを開催しております。これまで、ピアノ、ヴァイオリン、絵画、彫刻、のコンクールを開催、そして、映像もアートととらえ、グランプリを開催してまいりました。日本芸術センター映像グランプリで、受賞する作品は、ジャンルや映像の上映時間も様々。笑いあり、感動あり、涙あり、時に恐怖、悲しみ、おどろおどろしさ。その映像のジャンルによって、それぞれの5感に響きます。ワンコインで見ることの出来る、ここでしか味わえない映像になります。(映画に近いと思います)。外の暑さ、寒さ、雨風にかかわらず、楽しめますよ。9/23(土)上映プログラム①78:22 (29分56秒)第14回日本映像グランプリ2022【優秀短編映画賞受賞】監督:加藤悦生【作品紹介】サラリーマンの蓮は、突如"魔女″に声をかけられ「願い」を叶えると言われるのだが、その対価は等価交換。蓮の願いの末、姪が死んでしまうのだった。後悔の人生を送っていた11年後に奇跡が!?スタッフ感想ː上映時間が30分を切るとは思えないほど濃密な時間でした。豊かなストーリーを破綻なくまとめあげた監督の手腕に感服しました。特に、安易な結末をつけようとしないラストには一周回って爽快感を覚えるほどです。本作のタイトルである『78:22』ですが、この数字は別名『ユダヤの法則』とも言われ、世の中の全てのことは78:22の割合で成立しているという法則を指します。逆に言えば、この割合が崩れるとうまくいかなくなると考えることもできます。本作を観ると、78:22という絶妙な数字は、もしかすると人間をもてあそぶために魔女が生み出したものなのではないか。そんな風に思わされます。②Dark Blue Forest (53分30秒)第14回日本映像グランプリ2022【優秀映像画賞受賞】監督:中平泰之【作品紹介】 謎の感染症で封鎖された山村を訪れたミトは、感染源の少女をめぐり次第に狂暴化する人々に遭遇し、失くした記憶を取り戻していく。スタッフ感想ː独特な雰囲気で展開していく映画です。森林が話の舞台となっており、非常に美しい森林の映像と、それとは対照的にストーリーは重苦しく、謎の感染症の感染源であるユズという登場人物を巡り物語が進んでいきます。場面や状況の説明がほとんどないため、鑑賞者によって様々な解釈が生まれる作品かもしれません。できれば、何人かで一緒に観てその解釈を話し合って、自分はどう感じたか、どう読み取ったかを確認し合ってほしいです。少し、難解ですがその分見応えのある映像作品となっています。日本芸術会館HP http://www.art-center.jp/kobe/geikan/index.htmlイベント http://www.art-center.jp/kobe/geikan/%E6%98%A0%E5%83%8F%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E4%B8%8A%E6%98%A0%E4%BC%9A.html日本芸術会館078-599-6392japanartforum@gmail.com
お問い合わせの受付は 終了いたしました。
登録した条件で投稿があった場合、メールでお知らせします。
利用規約 をご確認の上、登録をお願いします。