映像グランプリ受賞作品上映会 日本芸術会館では、日本芸術センター主催の日本映像グランプリから過去に受賞した作品を公開します。日本芸術センターでは、芸術(アート)に関するコンクールやグランプリを開催しております。これまで、ピアノ、ヴァイオリン、絵画、彫刻、のコンクールを開催、そして、映像もアートととらえ、グランプリを開催してまいりました。日本芸術センター映像グランプリで、受賞する作品は、ジャンルや映像の上映時間も様々。笑いあり、感動あり、涙あり、時に恐怖、悲しみ、おどろおどろしさ。その映像のジャンルによって、それぞれの5感に響きます。ワンコインで見ることの出来る、ここでしか味わえない映像になります。(映画に近いと思います)。外の暑さ、寒さ、雨風にかかわらず、楽しめますよ。日本芸術会館HP http://www.art-center.jp/kobe/geikan/index.htmlイベント http://www.art-center.jp/kobe/geikan/%E6%98%A0%E5%83%8F%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E4%B8%8A%E6%98%A0%E4%BC%9A.html日本芸術会館078-599-6392japanartforum@gmail.com入場料500円/1日2023年2月25日(土)開場13ː30 開演14ː00FRONTIER (98分54秒)第12回日本映像グランプリ2020 預言賞 監督:服部 正和【作品紹介】 宇宙ベンチャー企業OSIが謎の小型ロケットを探知する。打ち上げ地点に向かうとそこには古風な家があり、一人の男が暮らしていた。彼は、まだこの世に存在しない技術によって発明された家庭用アンドロイドだった。【スタッフ感想】 物語には、二人(二体?)のアンドロイドが登場します。どちらも同じ”兄”からつくり出され、兄を守るためにつくられたアンドロイドと死んだ弟が生き返るためにアンドロイドとなった二人です。兄を守るためにつくられたアンドロイドは感情がありません。危険な火星調査に参加させられたり、人間の欲望に巻き込まれて殺されそうになったり、感情がないことを人間に利用されていくのです。一方で人間からアンドロイドになった弟は自分がアンドロイドあることを知らずに生きています。アンドロイドとして生き返ったことがばれないように外出することを禁止されており、窮屈な状況に不満や怒りをあらわにしたり、偶然、荷物を配達に来た人間の女の子と恋をしたりします。二人のアンドロイドがどのような結末を迎えるのか。予想を大きく超えたラスト30分は、まさにタイトル通り「フロンティア」に挑戦した作り手の情熱を感じました。結末まで一瞬足りとも見逃せず、映像の美しさと音楽の繊細さは必見。アンドロイドと人間の共存する社会はそう遠くない未来にやってくるのではないかと考えさせられる作品です。
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