タオルの消臭と殺菌について （投稿ID : 1hwhc8）

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◆◆タオルの消臭と殺菌について◆◆



⁡　昨日（2025/06/06）新規のお客様から「タオルの生乾き臭が気になった」とのご指摘をいただき、約50名のお客様にアンケートを実施しました。
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題して、
小太郎のタオル、臭い？　アンケート！
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夜間から早朝にかけて皆様にはご協力いただき感謝申し上げます。
m(_ _)m


結果発表！

「まったく臭わない」：46名（※本音かどうかは不明）

「過去に一度〜数回、やや臭った」：4名

「小太郎のうさん臭さがめっちゃ臭った！」：多数

◆臭った人が4名だからと言って「大したこともない」とはまったく考えていません。臭った事実が重要です。嫌な役を引き受けてお知らせくださったお客様がたに心よりお礼申し上げ、迅速に対応いたします。
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　当店では、私自身が花粉や黄砂に非常に敏感なため、南向きで日当たりの良い専用室にて、完全密閉＆カーテンなしの部屋干しを行っています。

（早朝施術があるので）洗濯は夜間に済ませ、酵素入り消臭液体洗剤に酸素系漂白剤を毎回添加し、扇風機4台と換気扇を夜通し稼働させて乾燥を促進しています。
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今回いただいたアドバイス


以下のような有益なアドバイスをいただきました。

1. 液体より「粉末洗剤」のほうが消臭効果が高いよ！

2. 「消臭ビーズ」が効く！

3. 雨の日など「乾燥機で完全乾燥」を！

4. 「芳香柔軟剤」を使う！

5. 「オキシクリーン」の粉末を使用する！

6. 「煮沸（酸素系漂白剤を併用）」する！

7. 「無添加石鹸」で洗う！


生乾き臭＝モラクセラ菌

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タオルの「生乾き臭」の正体はモラクセラ菌です。
（他にも後述の臭いの元となる雑菌はいます）
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実は、ヨーロッパ諸国ではこの生乾き臭を感じたことがない人が多く、日本人がタオルで「臭う」と言うと驚かれます。なぜなら、欧州では高温洗濯（60℃以上）が当たり前だからです。
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日本の家庭用洗濯機は40℃以上で故障する製品も多く、メーカーの取扱説明書にもそう明記されています。
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そのため、日本における「熱湯洗濯」の代替（だいたい）策として最も現実的かつ効果的なのが──
酸素系漂白剤（＝過炭酸ナトリウム）を使う方法で、当店では長年欠かさずおこなっております。
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どうしても臭う…それ、繊維の奥が原因かも

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「何度洗っても、このバスタオルだけ臭う」
「直射日光で干しても取れない」──そんな経験、ありませんか？
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実は、雑菌がタオルの繊維の奥深くにまで入り込んでいると、洗濯でも紫外線でも除去しきれないのです。
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そうなると、臭いが残り続けてしまいます。

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いただいたアドバイスの検証

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◇「粉末洗剤」や「無添加石鹸」が効果的とされるのは、アルカリ性が強く、タンパク質や皮脂汚れなどの臭いの元を分解しやすいためです。ただしこれは予防策であり、すでにモラクセラ菌が繁殖している場合には効果は限定的です。
これから事件を再び起こさぬ為には有効的！
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◇「消臭ビーズ」や「芳香柔軟剤」は、あくまで香りでごまかすタイプ。殺菌や除菌の力は弱く、根本的な対策にはなりません。
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◇「オキシクリーン（日本版）」は、主成分が酸素系漂白剤（過炭酸ナトリウム）に炭酸ナトリウムを加えることで効果を少し高めた商品です。ですが、消臭目的であれば安価な粉末タイプの酸素系漂白剤（＝過炭酸ナトリウム100%）で十分。コスパ的にも最強です。
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そんな「最強レベルの生乾き臭」には
この3ステップが効果抜群です！

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【基本形】 酸素系漂白剤を溶かした40～60℃のお湯に30分以上浸け置きしてから洗濯
（濃度が濃すぎたり、時間が長すぎると繊維へのダメージや色落ち）
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【情熱系】それでもダメな場合は、煮沸（＋酸素系漂白剤）後に洗濯
（繊維へのダメージや色落ち）
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•【最終兵器】最終手段として、上記の洗濯方法を用いた上で、乾燥機で30分以上乾燥させる
（時間が長く頻度が高いと繊維へのダメージや色落ち）
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実際、直射日光では臭いが取れなかったタオルも、乾燥機での完全乾燥で解消したケースが多く報告されています。
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補足：液体酸素系漂白剤との違い

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液体酸素系漂白剤（ワイドハイターなど）に含まれる過酸化水素（H₂O₂）は3〜5％濃度で、オキシドールと同成分です。
これは軽度な殺菌・消臭には効果がありますが、温度や時間の条件が不十分だと除菌力は限定的です。
タオルの消臭には粉末酸素系漂白剤（過炭酸ナトリウム）＋温水浸け置きのほうがはるかに効果的です。
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以上、当店では今後もより快適にお過ごしいただけるよう、洗濯環境や使用洗剤を見直しつつ、さらなる品質向上に努めてまいります。
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《参考資料》

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他の悪臭を起こす雑菌類。
（上記スペシャルコースで全て死滅します）
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代表的な雑菌は以下の通りです。
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1. モラクセラ菌（Moraxella）
- 代表的な生乾き臭の原因菌。湿気や皮脂を栄養にして増えます。- 生乾きの独特な「カビっぽくて酸っぱい」臭いの主犯。
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2. ブドウ球菌（Staphylococcus）
- 皮膚常在菌の一種で、汗や皮脂を分解し、臭いを発生させる。- 残留した皮脂や汚れがあると増殖しやすい。
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3. コリネバクテリウム（Corynebacterium）
- 体臭の元として知られる菌。汗の成分を分解して臭いを生む。
- 湿った繊維で増えやすい。
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4. バチルス属（Bacillus）
- 土壌由来の菌で、耐久性が高く洗濯機の中で残ることも。
- 生乾き臭の一因になることがある。
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5. その他のグラム陰性菌（例：Pseudomonas）
- 水回りで増えやすく、臭いの元になることがある。