年式 1913(大正2年) ACソーシャブルは、英国の自動車産業黎明期に製造されたベテランカー(製造から約100年以上)です。英国にはクラシックカーや戦前車よりも更に古い車を愛好し、公道を走らせる"ベテランカー"という区分のラリー等が存在します。本個体にも、いずれかのベテランカーショウに参加したと思われる金属製のプレートが残っています。 当時、馬車に代わる移動手段として需要が高まる一方、戦争で足を怪我した傷痍者の移動手段としても英国政府が3輪車の製造に補助金を与えていました。その為、有名どころのモーガンを代表として、多くの英国自動車メーカーがその創業期には、少数の3輪車を製造していたことが、書籍の記録等によって残っています。 ソファーのような運転席に座って、馬車の御者が使う鞭と同じ素材で作られたというバーハンドル(舵棒)を握れば、英国の自動車産業が確かに馬車から発展したのだという事を感じることができます。当時の英国紳士は、運転者と乗客が横並びに座れるこの車体をソーシャブル(社交的)と呼んだそうです。 しかし、時代が進むにつれて、今度は自動車の安全性が重視されるようになり、一転英国政府は3輪車の破壊回収を命じます。その為、適切に管理保管された個体は非常に少なく、今では国内・海外ともに希少な存在になっております。この個体も、私の手元にくる以前、博物館とレストア業者によって補修・登録がなされたとの事です。現在では、希少で独特な650cc単気筒エンジンと 駆動輪ハブ(クラッチと二速の遊星歯車式ギアボックス)は摩耗を避けて展示用に保管され、代替の駆動系で非常に簡便に走行できる仕様になっています。 コンディション等:木製ボディは腐りなし。鉄骨格も問題無さそうです。走行可。ナンバーあり。登録認可は国内に一台です。博物館より購入致しました。オリジナルエンジンと予備の代替駆動用モーターの両方があり、オリジナルエンジンは保護のためガレージで展示保存中。ベテランカーとして国内の公道を走った実動車の中では一番古いと思います。購入時は、いつでも当時の仕様に戻せるように、駆動系を含めて戻せない加工は行われていません。欠品無しでオリジナルエンジン(圧縮など問題無いそう)と駆動系パーツ、写真資料等一式まとめて購入しました。 交換(下取り)希望の方:イセッタ、BMW600、メッサーシュミット、ハインケルトロージャン等要相談
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