写真現物の販売です。2.5号スリット鉢に植え付けていますので、鉢ごとお渡しします。写真撮影日は2025/7/26です。 注)植物ですので、状態は日々変化します。最新の状況を知りたい場合は、ご購入前にコメントください。 -------------------------------- 暗黒の珍奇種ガガイモ、「セロペギア・ボッセリ」 背骨のような節々は暗黒色で奇抜な多肉植物。まるで石のような質感と、ダークカラーの姿立ちが特徴的な多肉植物です。独特な暗黒色とその質感が目を惹く「ボッセリ (C.bosseri)」は数年前に有名なライフスタイル情報誌の植物特集に取り上げられたことで、一気にその名を広く知られるところとなりました。連なった背骨のような節をゆっくりと持ち上げるように成長させ、自立できなくなるまで伸びると今度は地を這うように育っていきます。マダガスカル・トゥリアラ州イサロ(Isalo)から北部のマナンボロ(Manambolo)にかけてが原産です。ディディエレア科の植物がまばらに繁る乾燥林のブッシュの下などに自生しています。種小名の 'bosseri' は、マダガスカルとモーリシャス諸島の植物学に大きな貢献をしたフランス人植物学者、ジーン・マリー・ボッサー博士(Jean Marie Bosser)の名をとって命名されました。多肉質の茎をもったガガイモ科の植物で、植物らしからぬ禍々しい見た目が大きな特徴。その奇妙な株姿は爬虫類状のガラパゴヘビやヨロイトカゲが、地中に巣くう節足動物を連想してしまいます。黒に近い暗紫色をした表皮は錆びたゴムのような、なんともいえない質感です。茎は緩やかにねじれながら地面を這うように伸びていき、ところどころからツノのような突起ができています。 突起の先端からは鈍いツヤのある、とても小さな葉を出しますが葉はすぐに脱落してしまいます。成長期になると長い花柄を伸ばして花を咲かせますが、セロペギアの仲間らしいスカスカのひょうたん細工のような珍奇な花を咲かせます。'Ceropegia adrienneae'(セロペギア・アドリエネアエ)という良く似た種がいますが、近年ではセロペギア・ボッセリのシノニム(同種異名)とされているようです。地味ながらも奇怪な姿を好むガガイモマニアには堪らない一種です。
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