突然ですが、あなたは『量子コンピュータ』という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 量子コンピュータは0と1で動く現在のコンピュータとは違い、0と1の『重ね合わせ状態』を計算に使う新しい原理のコンピュータです。 このアイディアは1982年に米国の物理学者リチャード・ファインマン博士が提唱しました。 しかし当時は実現するかどうか分からない、理論上の「夢のコンピュータ」に過ぎませんでした。 ところが2011年、カナダのベンチャー企業D-Wave Systems社が突然 「量子コンピュータを発売する」 と発表。世界初の商用量子コンピュータ『D-Wave One』を発売し、世界中に衝撃を与えました。 それ以来、2019年1月にはIBMが世界初の商用・汎用型量子コンピュータ『IBM Q』を発表。 同年10月にはグーグルが独自開発した量子チップSycamore(シカモア)により 「スーパーコンピュータでも現実的な時間で処理できない計算をきわめて短時間で解いた」 と発表するなど急激な進歩を遂げています。 これほど急速に発展している量子コンピュータですが、その知識と使い方を知っている人は、一部の研究者を除いてほとんどいません。 今のうちに量子コンピュータの知識を身につけておくことは、今後大きなアドバンテージになるでしょう。 【この講座で学べること】 ■量子コンピュータとは何か ■量子ビットの計算方法(ブロッホ球) ■量子コンピュータの使い方(IBM Qの使い方を解説します) ご参加お待ちしております。 ■開催方式: オンライン(Zoom) ■日程: ご希望の日時に調整いたします(1時間程度) ■参加費: 5000円(Paypalでお支払いください) 【主催者紹介】 名前:下河 有司 職業: ■システムエンジニア ■社会人向け物理・数学・プログラミングの学習コーチ 経歴: ■東京大学で博士号を取得(専門は物理工学) ■東大生産技術研究所の博士研究員 ■東京電機大学の非常勤講師(大学1年生向けの力学) ■現在フリーランスエンジニアとして働きつつ、社会人向けのプログラミング・物理・数学の指導や科学に特化したWEBサイトを運営するなど幅広く活動中 WEBページ : ■Creative Science(科学プログラミング) https://website-creative-science.com ■Creative Q(量子コンピュータ) https://website-creative-q.com
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