いつもお読みいただきありがとうございます。 年度末につき、なんだか気忙しい日々が続いています。 この気忙しさのあとには必ず平穏な日々がやってくることを見越して、年度末を乗り切りたいものですね。 あらためまして、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 わたくしはと申しますと、いよいよ明日で当初予定しておりました区民館を利用した支援の試みが終わります。 今日は一足早く、クロージングのご挨拶をお伝えできたらと存じます。 これまで、11月から12月、1月から3月と段階的に学齢期のお子様をお持ちの親御様を中心とした支援を試みてまいりました。 残念ながら実際の学習支援にまでこぎつけることはできませんでしたが、自分で考えたことを事業化して主体的に取り組む体験は私にとって初めてのことであり、とても貴重な経験となりました。 そのような体験をより深く振り返ってみますと、【能動的で過活動な段階】、【振り返ってクールダウンする段階】、そして【落ち着きを取り戻して、待つ段階】、このような3つの段階があったように思われます。 これはまさしく、ストレス状況から適応へと収束していく過程でありました。 そこでではございますが、タイトルにも掲げてまいりました「わが子が就学してやがて、学校のルールを家庭に持ち込んでくるようになったときに」に関連づけてみたいと存じます。 強いて申し上げるならば、これまたまさしく、1月から5月のゴールデンウィークが過ぎるあたりまでに見られる、親御様の気忙しさ、ストレス状況から適応へと収束していく過程に重ね合わせられるのではないか、と思われます。 それでは、気忙しさのあとには必ず平穏な日々がやってくることを見越して、ともに、5月病とともにやってくる空虚感に対処してまいりましょう。 【能動的で過活動な段階】 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 自分が思い描き、それを計画する段階は、それはそれはとても充実した日々を提供してくれるものですね。 わたくしが思いましたのは、 「『後が楽だから、勉強していい学校に入りなさい』の先には、ルールや制度、サービスを考え提供する側になることが想定されているのだ・・・」と。 この仮説があながち近からず遠からずであるならば、親御様がわが子を創造的な仕事に携われるような人材にしたいという気持ちも非常によく理解できるのです。 なぜなら、創造的な仕事はとても充実した日々を提供してくれることが体験されたからです。 けれども、果たして、親御様はこれら「創造的な仕事」を理解したうえでわが子に伝えることができているのか? 先回りする親であるかのように悪者扱いになったり、そのような自分に自己嫌悪を覚えたり要らぬ葛藤に悩まされたりする親御様はいらっしゃらないでしょうか? 【能動的で過活動な段階】のあとには必ず、クールダウンできる段階がやってまいります。 ぜひとも、ここは主体的に取り組み、創造的な仕事を理解し、わが子にその面白さを伝えられるようになっていただけたらと存じますが、いかがでしょうか。 とはいえ、わが子あっての創造的な仕事であることをお忘れなく。 【振り返ってクールダウンする段階】、【落ち着きを取り戻して、待つ段階】 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 親御様ご自身が思い描いていたことと異なることが徐々に明らかになっていく段階であります。 気のせいだと流してしまい、【能動的で過活動な段階】にとどまり続ける可能性があります。 ここは、ご自分を大切に弁護しながら客観的に内省していくことが求められるかもしれません。 すなわち、「相手がおかしい」という立場から出発して、自分を大切にし尽くしたあとに生まれてくる相手を理解する気持ちの変化を期待します。 この段階に入るとき、罪悪感や、恥ずかしさ、自己嫌悪でいっぱいになってしまうと【能動的で過活動な段階】にとどまり続けたり、あるいは必要以上に受け身に転じてしまったりするかもしれません。 このような紆余曲折を経て、ようやく【落ち着きを取り戻して、待つ段階】に入っていくわけであります。 それでは、わたくし自身のの区民館を利用した学齢期のお子様をお持ちの親御様を中心とした支援の試みについてはどうであったか。 他者評価は皆様にお任せすると致しまして、自己分析、自己評価ではありますが、確かに上の3つの段階を経ることができたと思われます。 それゆえ、「わが子が就学してやがて、学校のルールを家庭に持ち込んでくるようになったときに」のテーマに関連づけて【能動的で過活動な段階】、【振り返ってクールダウンする段階】、そして【落ち着きを取り戻して、待つ段階】をお伝えすることを試みることができたのだと思われます。 【クロージングにかえて】 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ これまでその支援の広報の一環として、ジモティへの投稿も試みてまいりました。 拙い文章ながらたくさんの方にお読みいただき、本当にありがとうございました。 また温かく見守ってくださり感謝申し上げます。 これで、わたくしの区民館を利用した学齢期のお子様をお持ちの親御様を中心とした支援の試みをいったん区切りまして、手仕舞いとさせていただきたいと存じます。 今後とも、訪問カウンセリング<傾聴>をどうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
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