東京都水道歴史館では、東京文化財ウィークにあわせて、江戸時代の水道の記録『上水記』[東京都指定有形文化財(古文書)] の年に一度の一般公開を行います。本年度は「地下に遺された江戸の上水道」をテーマに、工事や遺跡調査で発掘された江戸の上水跡を『上水記』の記述と対比しつつ紹介します。恒例の『上水記』一般公開では、今年も実物を展示。なかでも第2巻の「玉川上水水元絵図并諸枠図」は、多摩川に造られた羽村取水堰を縦135.5cm×横514cmの大紙面に精緻かつ鮮やかに描いたもので、一見の価値がございます。年に一度の限定公開です。是非この機会にご覧ください。同時開催の「水道歴史展」では、本年が昭和32年(1957)の小河内ダム(奥多摩湖)竣工から、ちょうど60 周年にあたることから、「貯水と水道」と題し、江戸時代からの貯水の歴史と、小河内ダムの計画から竣工、その後の活用の歴史などを映像や実物資料を交えながら、グラフィックパネルで紹介します。ご来場の方に、記念品を差し上げます。■ 学芸員による展示解説10/28(土)、11/3(金・祝日)、11/4(土)各日 11:00 ~ /14:00 ~(各回30 分程度、同内容)参加無料、お申込み不要。
お問い合わせの受付は 終了いたしました。
登録した条件で投稿があった場合、メールでお知らせします。
利用規約 をご確認の上、登録をお願いします。