みなさんこんにちは山の頂日和です今回は、「安心R住宅」の実施状況についてのお話しです■安心R住宅とは既存住宅の流通促進に向けて、「不安」「汚い」「わからない」といった、従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境の整備を図るため、2017年国土交通省の告示による「安心R住宅」制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)が創設されました。安心R住宅とは、昭和56年6月1日以降の新耐震基準などに適合し、インスペクションを行い構造上の不具合や雨漏りが認められず、住宅購入者の求めに応じて既存住宅売買瑕疵保険を締結できる用意がなされている既存住宅で、国が商標登録をしたロゴマークを事業者が広告時に使用することができます。■安心R住宅の実施状況国土交通省がまとめた令和3年4月から9月までの上期に流通している安心R住宅は623件でした。2018年4月からの制度開始からの累計では、4514件となりました。一戸建ての内訳①リフォーム済・・・147件②リフォーム提案・・・76件累計内訳 平成30年4月~令和3年9月(共同住宅含む)①リフォーム済・・・3957件②リフォーム済・・・557件■安心R住宅の現状と課題制度施行から3年を経過し、累計で3,325件が登録された(2020年9月末段階)ものの、絶対数は少なくまたその内の9割近くが買取再販売による物件が占めると思われ、既存住宅流通において圧倒的に多い個人間の売買における制度活用は進んでいるとは言えません。残念ながら、小山市・栃木市・野木町・結城市でも不動産業者が売り主以外で安心R住宅の物件はございません。この個人間の売買における課題の最たるものに、個人所有の物件であるが故の使用感や生活感という、いわゆる「汚い」イメージの払拭ができていないことが挙げられますが、この課題の解決は「安心 R住宅」の大きな役割であると言えます。現に中古車の世界では、「グー鑑定」というお墨付きがあります。弊社でも、先日作業用の中古車を購入したのですが、その販売店には現車はなく他の店舗からの配送での納車になりましたが、営業マン曰く「今は、現車を見ないで購入する方が増えてきている」というのです。「現車を見ないで買う」という時代になってきたのですね。それには、「写真54枚」「外装・内装360度ビュー」や「高画質ビュー」プラス「鑑定評価」が頼りになっているのではないでしょうか。中古住宅でも、そういう世界にしていきたいのです。一般人では一生に一回の買い物ですから、住まいを「見ないで買う」という訳にはいかないと思いますが、自宅にいてある程度のことはわかって不動産業者に出向くときは、めぼしい物件を「確認し決めに来る」というようになっていけばいいのかなと思います。それには、国が認定した「安心R住宅」というお墨付きがどうしても必要です。来年は、そこに注力したいと思います。私たちは1級建築士・不動産コンサルティングマスター・ファイナンシャルプランナー・2級建築施工管理技士・福祉住環境コーディネーター・住宅ローンアドバイザー・フラット35適合証明者・認知症サポーター・環境管理士などの専門家集団です。その他弁護士・司法書士・公認会計士・土地家屋調査士とも連携しております。「個人間取引で心配だから仲介に入ってくれ」という依頼もあります。その場合の仲介手数料は貢献度によって変わってきます。
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良い まさる
ご丁寧に説明して頂きありがとうございました。
良い toshinai2
丁寧にご回答いただきました
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