「『源氏物語』の時代」とは、『枕草子』や『源氏物語』が記された一条天皇の時代を指します。一条天皇は最初のキサキだった中宮定子に寵愛を注ぎました。しかし、彼女の実家である中関白家は没落し、代わって藤原道長が台頭して、その娘の彰子が入内します。全力で定子を守ろうとした天皇でしたが、三人の子を成したのち定子はこの世を去り、彼は長く心に空洞を抱え込むことになりました。実は『枕草子』も『源氏物語』も、こうした時代状況を受けてこそ生み出されたものです。 『枕草子』は、一条朝前期の闊達な文化の産物そのものと言えるでしょう。いっぽう『源氏物語』は、天皇が定子を喪った直後に同じく伴侶を喪った紫式部によって書かれ、人たることの煩悩と苦とを見据えて、一条朝後期のみならず、平安時代・ひいては日本文化を代表する作品となりました。成長し挫折し、懊悩から静かな諦観に至る一条天皇の人生に、作品たちは寄り添っていたのです。本講座では、史料と文学作品によって一条天皇の時代を辿ると共に、后たちや作者たち、貴族たちの人間像をも見てゆきます。記開催日:4月20日 5月18日 6月15日 7月20日 9月21日 10月19日 11月16日 12月21日 2月15日 3月15日<毎月第3金曜日 8月・1月はお休み>時 間:13時30分~15時00分(13時受付開始)会 場:ハートピア京都 もしくは、こどもみらい館 (京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車5番出口※裏面に地図有り)講 師:山本 淳子 氏 (京都学園大学人間文化学部教授)会 費:1回2,500円 ※資料代込み定 員:30名※会場などの詳細は当会HPにも掲載しております。☆予約制ですので、電話・Fax又はE-mailで、事前に事務局までお申し込み下さい。また、当日やむを得ずご都合が悪くなられました時は、電話かFAXで事務局までお知らせ下さいますよう、お願い申し上げます。問合せ先紫式部顕彰会 事務局℡/Fax 075-491-6151E-mail:murasaki_shikibu_@nifty.com http://homepage2.nifty.com/murasaki_shikibu/
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