『広場の孤独』堀田善衞　新潮文庫（投稿ID : 1kbocg）

裏表紙カバーに擦れがあります。（写真③） 50年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。（写真④⑤） 『広場の孤独』 堀田善衞：著 新潮文庫 昭和49年　30刷 縦：15cm 横：10.5cm 厚さ：0.8cm 朝鮮戦争勃発を契機として動き出した世界情勢が、当時の日本の知識人の精神にどのような影を投じたか？　戦争勃発の衝撃的な報道を発端にして、日本脱出を夢みる主人公木垣が、去就を決する土壇場にきて初めて日本人としての自覚に到達しながらもたゆとう孤独の姿を、周囲のアメリカ人記者、無国籍のオーストリア人等との接触を通じて、清新なタッチで描きあげた芥川賞受賞作。