裏表紙カバーに5mm程度の折れがあります。(写真③) ページの左上隅に折れがあります。(写真④) 40年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。(写真⑤) 『明暗(下)』 夏目漱石:著 新潮文庫 昭和53年 44刷 縦:15cm 横:11cm 厚さ:1.2cm 漱石が最後の悟りの境地を標語化した“則天去私”の語を口にしはじめたのは『明暗』執筆の前ごろからといわれる。中・上流階級に属する人たちの精緻な心理解剖によってその我執・虚栄・自惚を摘出し、このような明治日本の“暗”部が“明”へと転換されていく姿のうちに、この悟りを有形化しようとした『明暗』こそ、たとえ未完に終ったとはいえ、近代日本文学の最大傑作といえる。 ※配送をご希望の場合、配送料は210円です。 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
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