背表紙に日焼けがあります。(写真③) 見返し部分に前所有者氏名のスタンプ印があります。(写真④) 文庫目録に書き込み(赤鉛筆による線)があります。 『椿姫』 デュマ・フィス:著 石川登志夫:訳 旺文社文庫 昭和44年 縦:15cm 横:11.5cm 厚さ:2cm 娼婦ではあるが、あたかも貴族の婦人のような――。 舞台化の定番、ヴェルディ作曲の歌劇『ラ・トラヴィアタ(道を踏み外した女)』としても有名な悲恋の物語。 その花を愛するゆえに“椿姫”と呼ばれる、貴婦人のように上品な、美貌の娼婦マルグリット・ゴーティエ。パリの社交界で、奔放な日々を送っていた彼女は、純情多感な青年アルマンによって、真実の愛に目覚め、純粋でひたむきな恋の悦びを知るが、彼を真に愛する道は別れることだと悟ってもとの生活に戻る……。ヴェルディ作曲の歌劇としても知られる恋愛小説、不朽の傑作である。 デュマ・フィス Dumas, Alexandre(fils)(1824-1895) パリで私生児として生れる。父は『モンテ・クリスト伯』『三銃士』などの作者アレクサンドル・デュマ。その影響から詩や小説を書き始め、小説『椿姫』(1848)は舞台化されて大成功を収める。ロマン派の父とは全く異なる作風をもち、『半社交界』(1955)、『金銭問題』(1957)、『私生児』(1958)など、社会問題を取り上げた戯曲を次々に発表した。 ※配送をご希望の場合、配送料は210円です。 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
『椿姫』デュマ・フィス 旺文社文庫 高知 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。