キタノメダカ（投稿ID : 1jk3mk）

キタノメダカ は、ダツ目メダカ科に属する淡水魚である。体長は4 cm 程で、かつてはミナミメダカと同種と考えられ、メダカとされていたが、遺伝的分化が大きいことから2011年に別種として記載された。 キタノメダカは環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類（VU）に指定されている日本の淡水魚です。生息地の減少・悪化、農薬による水質汚染、特定外来種（カダヤシなど）の侵入、そしてヒメダカなどの改良品種の放流による遺伝子汚染などが絶滅の危機に瀕している主な要因です。 キタノメダカが絶滅危惧種とされる理由 生息環境の悪化・消失： 河川改修や都市開発、農地整備などにより、水路や水田などの生息環境が減少・分断されています。 水質汚染： 水田周辺の農業用水路などを好むため、農薬の使用などによる水質汚染も懸念されています。 遺伝子汚染： ペットとして人気のヒメダカなどの改良品種が自然界に放流されることで、在来の遺伝子を持つキタノメダカとの間で遺伝的な攪乱が起こり、本来の遺伝的特性が失われつつあります。 外来種の侵入： オオクチバスやブルーギルといった特定外来種の捕食や、同じ水域に生息するカダヤシによる生息場所の置き換わりなども、キタノメダカにとって脅威となっています。 キタノメダカの保全のためにできること 飼育下の品種を自然界に放流しない： 改良品種のメダカを自然の川や田んぼに放すことは絶対に避け、遺伝的攪乱を防ぐことが重要です。 遺伝的固有性への配慮： 地域ごとに持つキタノメダカの遺伝的特性を守り、各水系で在来の遺伝子を持つ個体を維持するための保全活動が求められています。 ※改良めだかではありません。 ※表示価格は2ペアです。 ※購入後の死着保証はありません。