みのや雅彦 小学校4年生の時に、兄の影響でフォークソングを好きになった一人の男が憧れたのは、同じ北海道出身のカリスマ、松山千春だった。 STVラジオのオーディションをきっかけに札幌に出てくるが、いつもディレクターから言われることは、「そんなんじゃだめだ。来週もう10曲作って持って来い」という言葉だった。彼が期待されていたということを知るのは、随分後のことになる。 ようやく1時間の番組を持つことになった彼は、しゃべり、そして歌うという独特のスタイルで観客を魅了していく。軽快なトークと澄んだ歌声のギャップが、聞くものの心を鷲づかみにしていった。 その後メジャーデビューを果たし、ヒットを続けた彼の前に、憧れだった松山千春という壁が大きく立ちふさがった。彼の声質や歌い方が、松山千春のそれによく似ていたのだ。 「松山千春は二人いらない」 そう言って、契約満了と同時に捨てられ、札幌の地に戻った。 夢を持ち、そして諦める。それは普通のことだ。 一度でもその夢を叶えたんだったら、それだけで十分じゃないか。 ほとんどの大人がそう言うだろう。 でもみのや雅彦は、ポケットの中に残り80円しか残っていないような状態になっても、歌うことを諦めなかった。捨てなかった。 「夢しかなかった」 彼のヒット曲の一つは、そういう時に生まれたものだった。 歌い方を変え、声質を変え、苦労に苦労を重ねて、そして30年という果てしない道を歩み続けて、一つの境地にたどり着いた。 「百の言葉、千の想い」 みのや雅彦が、少年の時の想いを忘れずに、紡ぎ続けた言葉、そして想い。 表面的なテクニックではなく、人としての在り方を問いながら、営業人が成長していける。そんな営業人がお客様を真に幸せにし、そして生き生きと働く姿を次世代に見せることで、日本再生をしたい。 そういう思いで学び続けている福岡永業塾が、お客様感謝祭を初めて開催するにあたり、選んだキーワードは、「言葉、想い」でした。 感謝祭の二部となるこのライブでは、「良き言葉、良き想い」を、皆様と共有できる時間を、みのや雅彦さんのライブを通して持ちたいと思っています。 笑いあり涙ありの1時間半。 至福の時を、お過ごしください。
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