アナカリスです。水草を1束(約3本)200円でお譲りします。ビオトープでメダカを育ててみませんか?抜き苗(土に植え付けていない状態だが、発根済み)でのお渡しを想定しています。市場価格は1束300−600円ほど。 <参考>杜若園芸さんの商品紹介ページ https://www.akb.jp/c/suisei/chinsui/003-0034 -------------------------------- アナカリス(オオカナダモ)は金魚やメダカ、ヌマエビの飼育にもぴったりのアクアリウムで定番の水草ですが、日本の水辺に自生しており、凍ってしまわない限り越冬することができるほど寒さに強いことで知られています。マツモやカボンバとともに「金魚藻」として扱われており、非常に丈夫で育成しやすく増殖も容易であることから、メダカや金魚のおやつに加えて、熱帯魚水槽などのレイアウトとして人気がある水草です。南米アルゼンチンが原産ですが、その生命力の強さから現在では世界各地に定着しており、日本国内でも河川や湖、池などに自生している様子が見られます。アナカリスは、先端がとがった1.5~3cmほどの細長い葉を付ける沈水性の有茎水草で、葉の色は光量によってダークグリーンからライトグリーンにまで変化します。高光量で育成するとダークグリーンに、低光量だとライトグリーンになることが知られており、それぞれ別の美しさを見出すことが可能です。アナカリスは水上葉は付けませんが、育成していると水上に白色の花を咲かせることがあります。アナカリスは水温への適応力が高く、13~30℃の範囲で生育できます。ビオトープや屋外飼育などの水草にアナカリスがよく採用される理由がこの適応水温の広さで、凍ってしまわなければ水槽用ヒーターを使わずに越冬も可能です。水質に対しても適応範囲が広く、アナカリスはpH6.0~8.0の弱酸性から弱アルカリ性の範囲であれば生育できます。水の硬度を示すKHとGHはそれぞれ0~6°dH(ドイツ硬度)が適正範囲ですが、高めの硬度を好みます。アナカリスはしっかりと根付くタイプの水草ではありません。植え付けるより水草用の重りを巻いたほうが手軽に安定することが多いです。アナカリスは適した環境で育成するとかなり成長が早く、放っておくと育成スペースを圧迫して影や止水域を生じさせ、背が低い水草の成長を妨げたり、水質の悪化を早めるなどの弊害が発生します。トリミング耐性が強い品種なので、早めにトリミングを行って邪魔になる部分は除去しておくと良いでしょう。
【水草】アナカリス【ビオトープ】 千葉 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。