地域医療シンポジウムを開催します日時=11月25日(日)14:00~ (開場13:30~)場所=ちゃたんニライセンター・カナイホール (北谷町立図書館となり)講師=塩谷泰一氏(香川県高松市病院事業管理者) 基調講演「自治体病院はどこへいく」パネルディスカッション「安心できる地域医療体制をめざして」参加自由 参加費=無料。内容=シンポジウムを通して沖縄の医療のあり方を考える。☎098-862-6263 沖縄の地域医療を守る対策本部事務局(知花) 沖縄の医療体制が大きく変わろうとしています。私たちが安心して生活する上で欠かすことのできない地域医療。365日24時間、いつでも、誰でも、受け入れてくれる病院がある。実は当たり前の事ではありません。 小泉政権以来、さまざまな分野で官から民への流れが起きています。医療現場も例外ではなく「公立病院改革」の名の下に民営化への流れが作られつつあります。その結果、全国では地域医療が崩壊しています。 沖縄の医療体制は、地域の民間病院と県立を中心とする公立病院が医療連携を取り、最終的に県立病院が患者を受け入れる最後の砦となっているからこそ成り立っています。現在、沖縄県は県立病院を「赤字体質」を理由に県直営から切り離し、独立行政法人化(以後 独法化)への運営形態の変更を検討しており、今年度中にも知事は判断すると言われています。現在の県立病院は利益よりも公益性が求められるため、利益につながりにくい不採算部門の医療(離島・僻地、救急、小児、周産期等)も提供する責任を負っています。しかし、県立病院が独法化された場合、民営化に近づくため、公益性よりも利益を重視しなければならなくなり、現在行っている不採算医療は縮減せざるを得ません。そうなってしまうと救急医療をはじめ体制が崩れてしまいます。 島しょ県・沖縄の医療提供体制を確保する。県立病院に求められたその設立目的は今では全国的にも注目される安心の医療を実現するに至りました。私たちの命と健康を守る医療を、財政が厳しいから県直営から切り離して独法化する。その結果は?命に関わる救急などの医療体制弱体化が懸念されます。県民は安心して沖縄で暮らすことができるのでしょうか? 離島・島しょ県おきなわの医療体制を守るためには何が必要なのか。県立病院の役割とは何か?命を救う医療と採算性は果たして両立するのか?一緒になって沖縄の医療について考えてみませんか。皆様のご参加をお待ちしています。
お問い合わせの受付は 終了いたしました。
登録した条件で投稿があった場合、メールでお知らせします。
利用規約 をご確認の上、登録をお願いします。