28年前 用事でJR紀伊内原駅のプラットホームで電車を待っていたところ私以外にもう一人 年の頃 20代半ば位の青年がすぐ近くにいました とてもおとなしそうな まじめそうな 黒いバックを大事そうに大事そうにいたわるように持ったその姿は何処となくさびしそうな、思い詰めたような 「なぜ彼はここにいるのか」気にも留めない日常の光景なのですが その後彼が決心が付いたように突然バックを開けて中のものを急いで取り出そうとしたその瞬間 私は咄嗟に本能から「やばい! テロや!爆発物や!」と混乱状態になってしまいました でもバックの中にはそれとは別の驚きの光景がありました 旗やら メガホンやら 帽子やら 法被やら 阪神タイガース応援グッズがぎっしり入った黄色い世界だったのですその姿は衝撃でした少なくても私にとっては なぜ?と思う方は考えてみて下さい 28年前の阪神ですよ 長い長い暗黒時代 これから先の希望も見出せない泥沼にどっぷりつかっていたころです 野球の知らない私の視点ですが阪神ファンは絶滅したと思い込んでいたところ小さな田舎の駅で遭遇したのですからいろんな思いがあってうまく表現出来ないのですがとても「尊い」ものを見た感じで心を打たれたのですあまりに長くなりますので省略して間違いなく彼はほんまもんの 阪神ファンでしょう今や世界的にも知られている熱狂的応援は彼らのような下支えがあったからでしょうきっと彼は今も熱き声援を阪神に送り続けてるでしょう正直野球は知りませんし、選手とか試合ネタは語れませんが 彼の姿が強烈に焼き付いています他にもエピソードがありまして本物の阪神ファンや 他にも結果の伴っていないチームを応援している野球ファンの姿に感心を持たれている方が居られたと思い投稿しましたどんな事でもご意見ただければありがたいです。
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