2024年8月3日(土)の呉羽丘陵広場における講習会にあたって、清朝末期八卦掌が「転掌」と呼ばれていた頃の技術体系から、護身技術の6原則を導く。 6つの大きな原則は、以下のとおりである。 ◆(1)まず一番最初に「敵と向き合って構え・・」というテレビの格闘技試合や映画で植え付けられた対敵の常識を捨て去れ。 ◆(2)とにかく距離を保て。距離を保つことは、対多人数・対強者・対武器における護身の絶対的基本である。 ◆(3)防御はもちろん、攻撃すらも「斜め後方スライド」しながら行う「けん制撤退戦」を貫け。当てなくていい。当たらなければいい。 ◆(4)「移動遊撃戦」で敵を引き回し、敵の足が止まったらキロメートル単位で離脱せよ。そのための持久力をとにかく養え。 ◆(5)脚は常に移動防御・移動攻撃で使うため、蹴り技を使う暇はない。よって練習する必要もない。 ◆(6)刀術ベースの棒操術を身につけ、有事の際に身の回りにある棒で対抗できる可能性を生み出せ。練習しなければ可能性は生まれない 。 まず(1)で植え付けられた常識を壊すことが必要である。格闘技試合のテレビ中継や映画の影響で、私たちは構えて対峙してから戦闘を始めることを、無意識のうちに「信じている」。あの緒戦の仕方は、その場に居着き、敵の攻撃を正面から受けることを自ら宣言し、実行しようとしている。 (2)距離を保つことは、刃物が登場する昔の戦いでは、当たり前の防御技術だった。現在、後ろに下がることは「防御」ではなく、「逃げ」ているととらえられ、拒否反応を示す。これも、テレビ格闘技中継や映画の影響である。 (3)力のぶつからないスタイルとうたつ護身術でも、緒戦から敵に先制攻撃を入れてから逃げる、だったり、攻撃だけは前に出て打ったりしている。これは、攻撃、つまり敵に我の攻撃を「当てる」ことにこだわっているのである。強者に一発くらい当てても、まず倒れない。そんな無駄なことよりも、移動で引きずり回して、敵の息を上がらせ、自滅させよ (4)自滅戦法でももちろん、護身を決定づける最後の「離脱」においても、持久力は必要となる。離脱は、少し間合いを空けるだけではない。キロメートル単位で一気に戦場自体から離れるのである。敵は、追いかけて攻撃、というスタイルに慣れていない。我は、その泥沼の中で移動し抜く持久力を、日頃から鍛えておく。 (5)移動は逃げではない、防御である。移動は、対多人数・対強者・対刃物戦で生存の可能性を生みだす最大の防御法である。その移動をし続けるために、一時も足は止めることができない。よって蹴り技など打っている暇もない。よって、蹴り技の練習は必要ない。しないことを練習する暇は、最低限の護身術にない。 (6)最低限の護身術で習得する身法を用いて、棒を振りまわせ。傘でも、そこらの木の棒でもいい。高級で華麗な刀術型ではなく、転掌式八卦掌の転掌刀術における基本型だけでいい。棒操術は、練習しなければ使えるようにならない。身の回りのもので戦うなら、身の回りの物で実際に対象物を打つことだ。打ってみないと可能性は生まれない。 ・・・・これらは、知識で知っているだけでは、実際に使うことができるようにならない。 実際に行動してほしい。『最低限の時間で仕上げる八卦掌原型「転掌」式弱者専用護身術』では、エッセンスと一人練習法は示されているが、それだけでは知識のみである。 実際に、指導者の指導を受ける必要がある。護身術が対人技術である以上、人の圧力のもとに練習する時間も、必要なのは当たり前である。 指導を受けられないなら、一人練習を繰り返すこと。行動することで、身法を身体に経験させることができる。 悪いクセがつく?何か月やそこら練習したところで、致命的な悪いクセなどつかない。安心してほしい。それは、自分の道場に引き込みたい連中の、善意の脅しである。 とにかく行動せよ。その先は、行動しながら考えること。最低限の・・・を必要とする人は、時間がないはずだ。まず動け、が未来を創る。 『最低限の時間で仕上げる八卦掌原型「転掌」式弱者専用護身術』|http://nenkinkouza.com/defense/woman-defense.html 講習会の詳細|http://nenkinkouza.com/workshop/renshuukai.html#section1 講習会参加の申込み|https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfUFWrcfGO5bh9c-XLsoz3ToBr0rCeGbU2Up93DzAkFdSRjyw/viewform
8/3呉羽講習会開催にあたっての護身6原則~清末... 富山 教室・スクール情報を見ている人は、こちらの記事も見ています。