文庫本 エッセイ 週刊文春 ショッピングの女王の連載後の新連載シリーズ。豊胸手術をしたあたりからのエッセイ。麻布から引越しするさいに税金の滞納で固定電話加入権を差し押さえさせられそうになったり貯金差し押さえされ0円、取引のある出版社からの支払いさえ差し押さえされるという状況のエッセイ。(写真5枚目参照) このエッセイの最後の方で書いてあるが昔のように軽快な自虐ネタエッセイが書けなくなってきたとのこと。 差し押さえ等自虐ネタもありつつ 性格は遺伝子に基づくものかとかパワーゲーム志向の女の生き方、自意識の苦しみ、ルッキズムについて、など1つ1深い内容のエッセイもあり。女としての生きるにあたって「性的価値」「社会的価値」「生殖的価値」すべてを得なければどこかで失格の烙印を押され不完全感を抱えてしまう、など読んでいて考えさせられる内容がたくさんあります。 状態は良いと思いますが中古品です。 ご理解の上よろしくお願いします。 歌舞伎町、新大久保付近で手渡しか 改札を出ずに受け取りたい方は新大久保駅、大久保駅南口、西武新宿線北口、東新宿駅の大江戸線、副都心線の改札越しの受け渡しが可能です プロフィールに目を通してからお問い合わせください 以下、本とはあまり関係のない内容↓ エッセイの中で原田宗典氏がいきなり出てきます。2人とも本を出す前のコピーライター時代からの知り合いで雑誌で対談とかもしていた記憶。2人の本を読み始めて知り合いだったと知ったのは15年ぐらいたった後。原田宗典氏は故鷺沢萠さんとも仲が良く麻雀をしていたのが鷺沢萠さんのエッセイにも書かれていたはず。好きな作家同士が仲がいいとなるほどね…とか本好きとしてはにやにやしてしまったりします。
さすらいの女王 中村うさぎ 文春文庫 東京 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。