各職種の具体的な業務 1. 世話人(せわにん)の仕事 特別な資格がなくてもスタートしやすく、利用者にとって「一番身近な家族のような存在」です。 食事の支度: 朝食・夕食の調理(湯煎などの簡単な調理キットを導入しているホームも多いです)。 環境の整備: 共有スペース(リビング、お風呂、トイレなど)の掃除や洗濯。 生活のサポート: お小遣い帳のチェックなど金銭管理の補助、薬の飲み忘れがないかの確認(服薬管理)。 コミュニケーション: 日常の悩みごとや、その日にあった嬉しかったことなどを聴く「お話相手」。 2. 生活支援員(せいかつしえんいん)の仕事 主に対象となる方の障がい支援区分(区分3以上など)に応じて配置され、より専門的なケアを行います。 身体介助: 自力での動作が難しい方への、入浴、排泄、食事などの直接的なサポート。 更衣・衛生管理: 着替えの手伝いや、爪切り、髭剃りなどの身だしなみの介助。 外出・通院の同行: 医療機関への受診や、休日の買い物などに付き添う。 3. サービス管理責任者(サビ管)の仕事 グループホームのサービスの質を左右する重要なポジションです。 計画書の作成: 利用者一人ひとりの目標や希望に合わせた「個別支援計画」の作成・見直し(モニタリング)。 面談・評価(アセスメント): 入居希望者の面談や、現在の利用者の状態の定期的なヒアリング。 外部連携: 相談支援専門員、就労先(就労継続支援A型・B型など)、医療機関、ご家族との連絡調整。 スタッフ育成: 世話人や生活支援員へのアドバイスや、ケアの方針の共有。 4. 管理者(かんりしゃ)の仕事 施設全体の運営・経営基盤を支える役割です。 労務・シフト管理: スタッフの出勤スケジュールの調整、採用活動。 財務・事務管理: 国保連(国民健康保険団体連合会)への報酬請求業務、施設の経費精算。 コンプライアンス対応: 指定基準(人員・設備・運営)の遵守、実地指導(行政の監査)への対応。 苦情・緊急時対応: 利用者やご家族からの要望・苦情への対応、体調急変時の指示。 グループホームの運営形態(介護サービス包括型、外部サービス利用型、日中サービス支援型)や、対象とする障がいの特性(知的・精神・身体)によって、実際の現場で求められる細かな動きは変わってきます。
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