落合南長崎で実践読書会をする友達を募集します。遠方の方たちは、ライングループ内にて実践読書会ができればと思います。僕が読む本は1日に5冊程度です。■なぜ、搾取されるのか?それは考えないから。違法な労働条件で若者を働かせる企業劣悪な環境での労働を強いる企業労働者を酷使選別し、使い捨てにする企業これらをまとめると、ブラック企業には搾取企業という意味があるようです。ブラックとは知らずに入社した社員に何十時間、何百時間ものサービス残業を課し、酷使する。時間、労働力、気力、人間としての尊厳・・・あらゆるものを搾り取られた社員はやがて身も心も病んで力尽き、次々と辞めていく。そんなイメージでしょうか。搾取されるのは社員だけでなく一般庶民、なかでも情報弱者。情弱とされる人々です。情弱はなぜ搾取されるのか?それは、考えないからです。誰かの発言や情報の1つひとつに対して、「これはどういう意味があるのだろう」「この情報には何か裏があるのではないか」と、想像力を働かせなければ、「では、おそらくこういう影響が想定されるから、自分はこのように武装して鍛えよう」という発想が出てくることもありません。武装して鍛えていない人は、より強い武器を持っている者に簡単に支配されてしまいます。他人が発した情報、他人が作った常識を疑うことなく信用して、いざ自分が不利な状況になったときに、「そんなこと聞いてないよ!」「ふざけるな」「詐欺だ!」と騒ぎ始める。でもそのときにはすでに遅く、誰も守ってはくれません。途方にくれても、誰かに文句を言っても、失われたお金や時間は2度と戻らない・・・。これはまさしく、典型的な情弱の行動パターンです。たとえばアメノミクスとは、本質的には大企業優遇策であり、「強気を助け、弱きをくじく」政策が中心です。つまり結果として、富める者と貧しき者の格差をさらに広げる可能性を秘めています。しかし情弱は、マスコミのあおる報道を真に受けて「これで景気がよくなるかなあ」と、漠然と期待感を持つだけで、この局面から身動きがとれません。得られた情報から政策が及ぼす影響を想像して、自分が不利になる可能性を予測できれば、本当にそうなるかどうかはともかく、鍛えることができます。一般庶民でも思考力を磨いて対応することで、アベノミクスを利用して富を増やすチャンスに変えることは十分に可能です。ブラック企業など目に見えるわかりやすいものならば、たとえば「辞める」「転職する」「弁護士や労働基準監督署に相談する」などの対処法があります。しかし本当に恐ろしいのは、目には見えないブラックとは映らない「隠れブラック」です。見えないから対処のしようがありません。隠れブラックによって、情弱はいつのまにか洗脳され、思考も行動もいつの間にか一定の枠組みに縛られる。みなが同じような道を歩かされ、同じように財布を開かされる。それに疑問も抱くことなく、知らず知らずのうちにむしり取られていくのです。キアヌ・リーブス主演の映画「マトリックス」はわかりますか。そこでは人間は架空の世界で生かされているわけですが、現代の日本でも、情弱は他人がつくった枠組みの中で生きることを強制されてしまいます。他人が作った見せかけの「幸せ」「豊かさ」「健康」「美しさ」という枠組みにはめ込まれ、お金を召し上げ続ける。心の安定や命まで吸い取られる。結果、特定の誰かだけが儲かる。僕たちは価値観すらその誰かの都合のいいように刷り込まれたかもしれないことに敏感になっておく必要があります。現代が生きにくい時代と言われる原因の1つは、誰かがつくった規範に知らず知らずのうちに従わされ「これは○○すべきだ」「それは△△であるべきだ」と思い込まされて、他人にもそれを強要することにあります。そうやって、僕たちの社会全体がブラックな空気に侵されて、覆われています。こういう言い方は極端かもしれませんが、僕たちはいまこそ思考停止状態から足を洗って、情報の裏に潜むウソや誰かの狙いを見破って、他人から与えられた常識に縛られない情報感度と思考力を身につける必要があります。この投稿はまだ、更新中です。ここまでお読みいただいて共感していただいた方はご連絡いただければと思います。
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