低料金でも内容には拘ります　 （投稿ID : 2aftl）

低料金でも内容には拘ります　

紫微斗数という命術は、一生涯の運命と生まれ持ったものを分析する命術です。
更には、巡る運勢も年月のレベルまで観られるのが特徴です。

したがって、鑑定料金は他の占いに比べて高額なのが普通です。
タロットや霊感占いは、駅前辺りでは、１０分、２０分といった時間で、数千円で鑑定してもらえ、￥5，000以下で済むことも多いでしょう。

紫微斗数は、予約無しで突然来店されて１０～２０分で鑑定ということはロクな鑑定はして貰えません。何故なら、１０分程度で「道を聞くような」内容ならタロットや易の方が向いています。

紫微斗数の得意とする鑑定は、人生の難問です。しかも心の状態も判るので、西洋占星術にも似ています。
難問を解くのには「命盤」というホロスコープを作成します。
その人の、生年月日、出生時刻、生まれた場所の時差までも考慮して。

この命盤を手作業で行えば、２０分程度は必要です。この命盤作成時間までも本来は鑑定料金に含まれていると言っても良いでしょう。

さらに、紫微斗数の習得の入り口は簡単なのですが、あるレベルから急に難しくなります。いわゆる一般に普及している「三合派」は、命盤に配置された星（文字）で判断していきます。
ここまでの習得は基礎段階です。書店で普通に購入出来る書籍でも学べます。

次に「飛星」といわれる「四化星」という星を命盤の中を飛ばして鑑定する「飛星派」は少々ややこしくなります。この辺りから書籍だけでは深い意味までは解説されていません。この飛星派、実は初期の飛星法と最近の飛星法は進化していますので飛星しての解釈が昔とでは異なっている場合が多いのです。

昔の飛星法は、対宮に飛星する「流出四化」で発射元の宮の吉凶を診るだけでした。そして「自化の四化」で宮の良し悪し、吉凶も観ました。

しかし、最新の飛星法の解釈は、それだけでは無くなっています。
実に多くの解釈が行われるようになりました。ここまでの習得となると教えて頂く師匠にもよりますが百万円も注ぎ込む場合も有るのです。

当然、このようにして学んだ鑑定料は、数千円ではボランティアとなってしまい、占い師としての生活が成り立ちません。

紫微斗数の鑑定料が高額なのは、学ぶのに相当な投資が必要です。
しかし、これは一様ではなく誠意ある師匠から学べば短期間で数百万円も投資しなくても習得は出来ます。良い師匠に巡り会えることが重要と感じます。幸い私は今でも修行中ですが良い師匠に巡り会え感謝しています。

紫微斗数は、このようにして習得するので鑑定料が高額、ということをご説明しました。そんなことを言っている私ですが、少々この点はアウトローになっています。
でも、鑑定料が低額ゆえに、本気で困窮している人のみを対象にしています。

そのためには、出生時刻が不明の方でも鑑定の対象にさせて戴いています。その代わり、ご相談者様にもご協力をお願いしています。本来ならば何万円も頂く鑑定料をタロット鑑定料ほどですけれど、人生の難問を解決するのには正しい命盤を割り出す必要があります。この時に「いい加減な対応」をされるご相談者様がいらっしゃいます。命盤が正しくないと鑑定結果は別人になってしまいます。真剣に向き合って頂きたいと思います。

そして、一度お受けした難問は解決までも導けるよう努力をいたします。
儲けのためのリピーター作りは暇がありません。

また、倫理に反するご相談にも応じられません。ご主人の居る奥様を口説き落とすには、どうすればよいのか？　などという、不届きなご相談も稀に有ります。お断り致しております。

低料金ゆえに安易なご相談はお受けしていません。
ご相談者様にも真剣になって戴けない場合には、お断り致します。
問題解決のためには、ご相談者さまからの情報も重要になってまいります。それなのに「占い師任せ」のご相談者様が時々おります。
クイズ当てゲームのパホーマンス占いなら、そういうイベントに行かれることをお薦めします。

時には、避けがたい結果が現れる場合が有ります。「欽天派」紫微斗数では、高確率で発生という容赦ない結果が現れることも有ります。他の鑑定師さんなら、良いことを言ってくれると思われる場合は、その選択はご自由です。

避けがたい結果でも、諦めるのではなく努力はしてみて、どうしても無理と思われるなら、宿命を受け入れて何が出来るのかを考える方が人生は開けます。
パラリンピックの選手を御覧ください。両足を失っても凡人よりも生き甲斐を持てるように成っています。健常者は見習うものが多いと思います。

鑑定　お一人様分　￥5，000-