ちょうど2年ほど前、年末の12月23日に購入したものです。コロナ禍が全国的に蔓延して、天体観測が行えなくなってしまいました。なので購入したままの状態で保管しておりました。やっと去年の春にコロナ禍が収束してきたようですので、収納用セットの中に保管してあった状態の天体観測システムを開梱し組み立てました。全くの未使用ですので、動作テストも繰り返し行って完動品であることを確認しました。光学装置やレンズなどは保護装置に入ったままの状態ですのでほとんど未開封です。 この冬を目途に天体観測を始めようと考えていました。ところがこの前の夏、足を大けがしてしまって、入院、手術をしましたが思うように足に力が入らなくなってしまいました。何とか頑張ってみましたが、姿勢の自由が保てなくなってしまいましたので、観測機材の組み立てができません。本当に悔しいですが、機材を前にして天体観測の希望を断たれ「不可能」の文字を受け入れざるを得なくなりました。こういった事情で今回手放し、天体観測に興味・関心を持ち本格的にやって見たいけどもうちょっと安くなればな、と考えている方に最大限努力してお譲りすることといたしました。 ビクセンの天体望遠鏡や赤道儀など殆どの光学システム及び電子部品については、繰り返しテストをし、完動品であることを確認しています。 開梱しましたので、梱包材の段ボールや発泡スティロールなどは勿論ありません。また、精密機材である高倍率アイピースなどは保管された状態で開封しておりません。精密機器に通電等もしておりませんので全く新品の状態です。説明書等は同梱されています。駆動用高機能バッテリーは、非常に高性能だと思います。特に夜間反射するアルミ合金製キャリングケースセットや先ほどのバッテリーが観測を妨げない特殊照明照射型ですので、とても便利だと思います。 この本格的な観測システムの内容をご紹介します。 103mmSDレンズとSXP2マウントの最高性能のセットです。これから紹介するオプションも含めると、観測用屈折望遠鏡と高性能赤道儀、およびコンピューターコントローラーを基本としたシステムで、ほぼ全てを網羅したシステムであると思います。更に追加するようなものはほぼないと思います。 先ず、基本システムとしての本体は「ビクセンSXP2-SD103S」が型名です。税込価格 882,200円のものです。このほかに撮影補助機材などで83,650円が別に必要となりましたが、出品に当たっては、よりよい観測をしていただくために機材はサービスとしてお付けしてあります。 ●口径103mmSDレンズ屈折赤道儀 光学系/口径103mm焦点距離825mm口径比F8 SDレンズ採用のアポクロマート(マルチコート) 赤道儀/天体自動導入システムSTARBOOK-TEN搭載SXP赤道儀 両軸180枚ウォームホイル、水平高度微動装置付 2段伸縮式アルミ三脚(SXG-HAL130タイプ) 極軸望遠鏡内蔵 倍率/ 41倍、165倍 付属品/フリップミラー、アイピースSLV20mm、SLV5mm 7倍50mmファインダー(暗視野照明付)、ハーフピラー 重量/32Kg(分解して運ぶことができます。) ここまでが標準ですが、さらに次のものを付けてあります。 ・高倍率アイピースSLV4mm(206倍) ・アイピースSLV10mm(82倍) ・ACアダプター ・カメラアダプター(カメラマウント付 Tリング仕様) ・アルミ合金製キャリングケースセット ・追加ウェイト(3Kg) ・内蔵用オートガイダー ・駆動用高機能バッテリー ・ 月・惑星の撮影用 ASI 120MM ・1/3型(対角6mm) ・モノクロCMOSセンサー ・1280pixel×960pixel ・約120万画素 ・ピクセルサイズ3.75μm ・USB3.0/2.0対応 ・win7/8/10/MacOS X(64bit)対応 付属品 ・ドライバ ・撮影ソフト(Fire Capture,Sharp Cap) ・スタッキングソフト(Auto Stakker) ・インストール用CD-ROM これら全てを合計すると、上記に記載したとおり送料、手数料を別にしても観測システムの総費用は965,850円以上のものです。 また、このような説明が付いていました。 ”SDレンズ採用、ビクセン屈折鏡筒のベストセラーです。赤道儀は星図自動導入式の最新SXP2. とにかく使いやすいのが自動導入システムSTARBOOK-TEN。星図を見ながら見たい星をつぎつぎ快適に自動導入してくれます。抜群のコントラストとシャープな分解能で月面・惑星面はもとより数多くの星雲・星団も楽しめます。” 使いやすい天体自動導入「STARBOOK-TEN」搭載 特徴・高解像度(5インチWVGA 800×400ドット)で鮮やかな液晶画面。 ・ナイトビジョンモード追加で暗順応の眼を保護。 ・32ビット、324MHzの高性能CPU搭載。 ・スタンバイ機能によりアライメントデータ等の保存が可能。 ・記憶天体数は272,342個と今までの約10倍以上に。 ・PPECにより電源OFFでもピリオディック補正データの保存が可能。 ・操作ボタンが赤色に光り、暗闇でも快適な操作が可能。 ・ユーザー天体登録が可能。 ・月、惑星、彗星追尾モード及び人工衛星追尾モードも搭載。 ・内蔵オートガイダーなどを拡張ユニットで搭載が可能。 また、違うところでは「星空の観測をしてみたい大人の入門機として最適」ともありました。 難しそうな部品名とか沢山出てきていますが、私も説明をと言われるとちょっと分かりそうもありませんが、実際には、全てできあがったもので構成されていますのでそれらを接続し、組み立てればOKです。概説的に申し上げますと、先ず脚部、すなわち三脚を設置(伸縮します。)し、その上にハーフピラーを設置(ちゃんと接続突起があって分かります。)します。 その上に、望遠鏡の設置架台を接続します。そこに望遠鏡等をはめ込み、バランスをとるためのウェイトを付けると言った手順になります。さらに、STARBOOK-TENを接続すればOKのようです。これらの内容は全て説明書に書かれています。さらに説明書内でオプション的に書かれている内容もほとんどこのシステムに含まれています。最初に、申し上げたとおり最終的に組立を完成して、観測するには至っておりませんのでこの程度の説明しかできません。殆どの部品が新品のままです。開梱しただけですので。 さて、観測についてですが、別に八ヶ岳の山麓まで行く必要はありません。埼玉県で言えば西部地区、奥武蔵連山の麓で十分です。奥に行って凍結の危険を冒す必要はないと思います。夏であれば八ヶ岳山麓などは本当に良いと思いますが。要は、人工照明ができるだけ少なければいいわけです。冬は夜が長いですから、できるだけ便利でかつ暗いところが多いと思います。そういう意味では、荒川や利根川の土手上も格好の観測場所になると思います。だいたいそう言うところには、公園も整備されています。こうして書いていると、本当にこのシステムを使えないことが残念でたまりません。足をけがしたことが悔やまれます。 また、完成後の機器については、ほぼ新品の未使用の状態ものです。詳しい説明書が付いておりますのでお読みいただければ先ず大丈夫だと考えております。よくお考えの上ご判断ください。 星空を観測したいと考えている方に、できるだけ安く提供したい思いがありますので配送料の上乗せなどと言うことは全く考えておりません。 下記の写真上のものは、全体像や、望遠鏡、赤道儀、STARBOOK-TEN、プレースホルダーなどで、そのごく一部しか載せられませんでしたし、実際のお取引の時には、カバーやキャリングケースなどに入れた状態で、それぞれをまとめて分かるようにしてお渡しします。また、機器の組み立てや、観測についての詳しい説明書が付いております。 お取引の日時、場所について ・日時:相談の上、決めたいと考えています。 ・場所:やはり相談の上、決めたいと考えています。鴻巣市に近いところなら、ありがたいなと思っています。 ジモティのシステムで、取りに来てもらうとありますが、鴻巣市から車で3、40分くらいのところであれば大丈夫です。保管期限とありますが、やはりいつでも大丈夫です。 取引の際には、その場で受取連絡をジモティ上で行っていただいて確認させてください。その後のトラブルは回避したいのでご協力をお願いします。 最初に天体観測に興味・関心を持ち本格的にやって見たいけどもうちょっと安くなればな、と考えている方に最大限努力してお譲りすることとしましたと記載しました。本格的に価値のある機材ですので眠らせておく訳にもいきません。ここで思い切ってお譲りする額を965,850円以上から大きく価格を下げました。280,850円以上安くすることとします。大きな決断をしたことをご理解ください。 ここまでお読みいただきありがとうございます。 どうぞよろしくお願いします。 *追伸:当初は、私名での保証内容についての記載を行いましたが、お譲りした後の状態は分かりませんので、大変恐縮ですが説明から削除させていただきました。お譲りした後の私の目の届かない状態まで、私名で保証するのは、社会通念上、無理があると考えましたので深慮した結果、削除させていただきました。あらかじめご了承いただいた上で、ご判断ください。
未使用・ほぼ新品のものです。103mmSDレンズ... 埼玉 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。