リ.ホームスタジオさんのプロフィール
- ニックネーム :
- リ.ホームスタジオ
- 認証 :
- 電話番号
- 評価 :
-
1
0
0
- 性別 :
- 男性
- 登録日時 :
- 2021/11/19
- 居住区 :
- 未登録
- 職業 :
- 未登録
投稿一覧

地元のお店
【リフォーム豆知識 その32 関連:災害対策・復旧リフォーム】災害に備えた家づくり
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これからリフォーム豆知識として皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回は昨今増えている自然災害に対する対策や、災害からの復旧リフォームをご検討のお客様に興は味深いお話かと思われます。
災害に備えた家づくり
昨今の豪雨による洪水や地震、竜巻などの自然災害が起きていることを考えれると今住んでいる場所にも危険が起こるかもしれないと注意をもっていたほうが良いかもしれません
これから台風の発生も多くなります。
本日も各地で大気の状態が不安定なため所々で雷が発生していて注意が必要と天気予報が言っていますが局地的豪雨(ゲリラ豪雨)は、ここ数年は概ね増加傾向にあると言われています。
まずはお住まいの市区町村のホームページよりハザードマップで予想される自然災害やその危険度を確認し対策を考えてみてはいかがでしょうか。
まず簡単にできる事から
・窓ガラスにフィルム等をはり飛散防止対策をする
・家具の転倒防止を図る
・食料や衛生用品の備蓄をする
・避難場所の確認と家族との取り決め
災害後、自宅内で避難生活ができるように電気や水などのライフラインを確保しておくと良いでしょう。
これから購入の検討中の場合
・停電の為に備え太陽光発電システムと蓄電池の検討
・日常の生活用水をためておく貯湯式給湯器の設置
・転倒しない造作家具
・シャッターや雨戸
・雨水の吹込みを防ぐ深い軒
などがあると安心ではないでしょうか。
保険の見直し
現在ご加入の火災保険や地震保険の補償の内容や範囲の見直しもお勧めいたします。
ご加入してから現在までにいろいろな災害が増え保険料も値上がりしています。
現在の保証が十分なのかご契約の保険会社に契約内容を確認し、ご相談頂いてみてはいかがでしょうか。
自然災害の被害が大きくなっていますのでいつ被害に合うかわかりませんので早めの対処をご検討ください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
引用:リニュアル仲介

地元のお店
【リフォーム豆知識 その31 関連:窓リフォーム】ハイサイドライトとトップライトとの違い?
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これからリフォーム豆知識として皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回は窓リフォームをご検討のお客様に興は味深いお話かと思われます。
ハイサイドライト(高窓)
壁面の高い位置に取り付けた窓のことで、高い角度から採光が取れることから、部屋の奥まで広範囲に効率的に光を取り込むことができます。
上部から採光を取る手段としてはトップライト(天窓)も有効ですが、取り付けられる場所が最上階などに限られることや、費用面やメンテナンス面を考慮すると少しハードルが上がることから、通常の窓の付ける位置を工夫する高窓は、
さまざまなプランにも対応しながら明るい空間をつくることができます。
ハイサイドライト(高窓))のメリット
・プライバシーを守りながら明るい空間にできる
・空間に開放感が生まれる(空や緑を楽しむことができる場合も)
・カーテンやブラインドをつけなくて良い場合もある
・防犯面を強化できる
・室内の換気を効率的に行える
ハイサイドライト(高窓)のデメリット
・掃除がしづらい
・開閉式の場合、チェーンがインテリアに影響することも
トップライト(天窓)
空に向かって窓が付くので、遮る物が少なく明かり取りとして重宝する窓です。
・主に暗い部屋を明るくするという採光の目的で使われる事が多いです。
・明かりをとる事が目的の開かない窓や、開閉できて空気を入れ替える事ができるトップライトもあります。
・トップライトを付ける場合は北向きの日射が少ない屋根に付けるのが基本になります。
反対に南向きの屋根にトップライト付けてしまうと、「日の当たる場所は暑くていられない灼熱地獄」なんていう事が起こるので、
トップライトを付ける場合は屋根の向きに注意が必要です。
余談ですが最近使わない窓もあるようです。
■ルーバー窓
ガラスが何枚も組合わさっている窓のことです。
よく浴室でみかけることが多い窓ですが、その理由は気密性が悪いからです。
窓を閉めたとしても、ガラスとガラスがくっついて閉まっているだけなので、気密性は窓の中でもかなり悪いそうです。
■上げ下げ窓
理由は風通しを考えると、どうしても劣ってしまう為です。
上げ下げ窓より、縦すべり窓の方が使用頻度があるそうです。
ただし、洋風の外観にしたい家には上げ下げ窓を使うとしっくりきます。
■フルオープンサッシ(全開口サッシ)
最近使わなくなった理由は、気密性です。
また、フルオープンにした時は気持ちいいですが、虫が家の中に入るのを嫌って網戸を引いてしまうと開放感がかなり台無しになってしまいます。
窓一面が網戸といった感じなってしまいます。
いかがでしょうか、最近の新築住宅の窓はかなり小さい窓が多く使われているようですが、使われなくなってしまった窓もあるようなので
窓にも流行りがあるようです。
引用:リニュアル仲介

地元のお店
【リフォーム豆知識 その30 関連:解体工事】アスベスト(石綿)含有の事前調査の義務化とその影響
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これからリフォーム豆知識として皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回はリフォームする上で付きものの解体工事に関するお話です。
2022年4月からアスベスト含有物の事前調査結果等の「届出」制度が始まりました。
これが我々消費者にどのように影響するのでしょうか。
■制度の概要について
大気汚染防止法の改正、労働安全衛生法石綿障害予防規則の改正により、2021年4月から建物の解体・改修工事時の石綿飛散防止対策が強化されました。施工業者は、建築物や工作物の解体・改修工事を行う際に、工事の希望、請負金額にかかわらず事前に法令に基づく石綿の使用の有無の事前調査を行うことが求められるようになりました。
さらに2022年4月から下記の工事について、労働基準監督署と自治体へ事前調査結果等の「届出」が義務化されました(事前調査そのものは下記の規模によらず実施する必要があります。なお2023年10月以降は『建築物石綿含有建材調査者』資格保有者及び、令和5年9月30日以前に(一社)日本アスベスト調査診断協会に登録されている者が事前調査を行うことになります)。
【報告の対象】
・延床面積80㎡以上の建築物解体工事
・請負金額100万円以上の建築物の改修工事 (リフォーム)
現場では、調査結果を労働基準監督署および自治体に対して、インターネットから「石綿事前調査結果報告システム」で届け出、または、それぞれ役所の窓口へ書面による届け出が作業の14日前必要になり、そのため工事契約後、着工までに日数を要することになりました。
■発注者(建物の所有者等)にも新たに「配慮義務」が設けられました
発注者には、元請業者に事前調査に使用する「設計図書等の提供」や「適切な費用の負担」が求められます。また工事の元請業者が作成した事前調査結果や除去等作業完了後の報告書は発注者が保管することになりました。
解体・改修工事を行う建築物等に石綿(アスベスト)が使われていることが明らかとなった場合には、石綿(アスベスト)除去等の工事に必要な費用、工期、作業の方法などの発注条件について、施工業者が法令を遵守して工事ができるよう配慮する必要があります。
※ 建築物等の解体・改修を行う事業者には、法令により、石綿(アスベスト)の含有の有無の事前調査を行う義務があります。このため、解体・改修工事を事業者に発注する場合には、石綿(アスベスト)の事前調査費用が計上されていることを確認してください。
■不動産取引ではどのような事に気を付ければよいでしょうか。
不動産を購入して、
・延べ床面積80㎡を超える解体工事や、請負金額100万円以上の建築物の改修工事(リフォーム)が伴う場合は、事前調査の上、届け出が義務化されたため、その為の費用負担がかさむことや全体の工期が今以上に伸びる可能性があります。古家の建て替えや、リフォームをされる場合は、余裕をもったスケジュールを考慮しておく必要がありますのでお気を付けください。
引用:リニュアル仲介

地元のお店
【リフォーム豆知識 その29 関連:リフォーム全体】木材価格の更なる高騰!
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これからリフォーム豆知識として皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回は中古戸建て買替リフォームをご検討のお客様に興は味深いお話かと思われます。
中古戸建てを検討される方へリフォームの優先順位を間違えないで!
ウクライナ情勢、円安の進行などを背景に日用品の値上がりが続いています。
非常に不安定な経済情勢の中、都市部のマンションは値上がり傾向が続いていて、郊外の中古戸建てを検討する方も少なくないと思います。
確かに都心部のマンションに比べると、郊外の戸建て住宅はお得感があるように見えますが、マンションと戸建てでは検討するべき項目が異なり、マンションに手が出ないから戸建て、という順で検討を進めると、思わぬ落とし穴に陥る可能性があります。
今回は中古戸建てで欠かせないリフォームについてご説明いたします。
戸建てとマンションの大きな違いは住宅性能
マンションが流通しやすいと言われているのは、住宅性能のメンテナンスを建物全体で実施しているからです。
必要な予算を修繕積立金として積み立て、長期修繕計画に基づいて大規模修繕を行うので、建物全体の性能がキープできる仕組みです。
一方戸建てはすべてを自分で判断して実施しなければなりません。
将来の修繕に対する積み立てもご自身の判断になるので、必要な修繕費を考慮していない家庭が多いのも事実です。
一戸建てはマンションと違って修繕積立金がないからお得、と言われることがありますが、これは大きな間違いです。
将来の修繕に備えて、少なくともマンションの修繕積立金と同等の貯金ができる資金計画を組むことが大切です。
中古戸建てを検討する際の重要なチェックポイント
細かなことを挙げればきりがないので、今回は3つご紹介します。
耐震性を軽視しない
戸建て住宅の最重要項目は耐震性です。
現行基準である平成12年6月以降の建物なら良いのですが、それ以前の建物の場合は住宅購入にあたって耐震診断を実施して必要な改修工事を行うことが大切です。
昭和56年5月以前の建物を「旧耐震」と区分することはよく知られているのですが、新耐震であっても昭和56年6月~平成12年5月の建物は、耐震診断を実施すると何らかの改修工事が必要と判定される可能性が高いことはあまり知られていません。
平成12年5月以前の建物は耐震診断が必要ということを忘れないようにしましょう。
雨漏れ履歴を見逃さない
建物の劣化を大きく進行させる要因は「水」です。
雨漏れや漏水を放置すると主要構造部の劣化が進行し、地震などの災害時に必要な性能を発揮することができなくなります。
気に入った物件が見つかったら必ず売主に雨漏れの履歴がないか確認しましょう。
・バルコニー直下に雨染みがないか必ず確認する
・内見時に天井の雨染みを見落とさない
・リフォーム履歴がある物件は雨漏れ・水漏れの確認を必ず行う(リフォームで雨染みが修繕されている可能性が高い)
・外壁、屋根の塗装履歴を確認する
・ユニットバスでなくタイルの浴室の場合は、購入時にユニットバス化が必要になると判断する
※タイルの浴室は水漏れが発生しやすい箇所です。ユニットバス化と合わせて主要構造部の劣化改善を行う必要があります
外壁・屋根・バルコニーの防水対策
屋根・外壁は10年~15年で塗り替えが必要と言われています。
塗装工事は見た目を綺麗にするのが目的ではなく、雨から家を守る防水対策が一番の目的です。
屋根・外壁塗装は安くないリフォームです。
雨漏れが発生してから考えようと判断する人が多いのですが、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高く、必要な資金を確保することが難しいケースが多いです。
まとまった資金が必要なリフォームについては、住宅購入時に実施することで、住宅ローンにまとめることができるので、ある程度先を見越してリフォームを行っておくことが大切です。
・バルコニーは雨漏れになる可能性が高い箇所なので建築士に見てもらって修繕を行いましょう
・天窓は非常に雨漏れが発生しやすい構造となっています。天窓付きの物件は屋根塗装の頻度が高い物件と判断できます。
・リフォーム済み物件で屋根・外壁塗装済みだった場合は、塗装工事の詳細を確認しましょう。(使用した塗料がわかればその塗装工事の耐用年数が判断できます)
最低限のリフォームを見誤らない
中古住宅を購入するからといって隅から隅まで綺麗にしようとする人よりも、必要最低限のリフォームで済ませたいと考える人の方が多く、リフォームといってもクロスの張り替えくらいしか想定していないケースが多いです。
物件を売る側(売主だけでなく不動産会社も)の必要最低限はせいぜい1年~2年くらいを想定していますが、物件を買う人にとっての必要最低限は5年、できれば10年と言いたいところで、この必要最低限に対するギャップが住宅取得後のトラブルの原因と言えます。
現状で雨漏れが発生していないなら……、給湯器などの設備が使えるうちは……、リフォームを実施しないという判断を甘く見てしまいがちですが、耐用年数を考えればいずれ交換や修繕が必要になるのは目に見えているので、住宅購入時にはある程度先を見越してまとめてリフォームしておくのが良いと思います。
ちなみに5年も10年も先のことはわからないよ!と主張する方がいらっしゃいます。しかし住宅のメンテナンスという点ではマンションでも戸建てでも同じです。
マンションは長期修繕計画を立てて計画的にメンテナンスを行っているのに戸建ては先が見通せないからできないというのは誤った認識です。
戸建てであっても先々の修繕に備えて必要な資金を積み立てておくべきですし、定期的な点検は必要不可欠です。
戸建てのリフォームは屋外→屋内の順で
せっかくのマイホームなので思いっきりリフォームしたい、そう考える方もいらっしゃいます。
居住の快適さに直結するため、リフォームを考えるとどうしても屋内のものを優先しがちです。
事実、中古住宅購入時のリフォームというと、クロスの張替えやキッチン・トイレ・お風呂の交換が多いです。
また、屋根や外壁の塗装工事は日常目にするわけではないので、設備交換リフォームに比べると満足度が得られにくいのも特徴です。
中古住宅取得時のリフォームは「リフォーム」と大きく一括りにするのではなく、住宅性能を維持・向上するためのリフォームと設備交換などその他リフォームに区分して検討しなければなりません。
快適さを追求するがあまり予算がなくなり、必要な防水対策を行わなかったため雨漏りが生じ、結果的に修繕に大きな費用がかかってしまうのでは本末転倒です。
戸建て住宅には自主的な維持・管理対策が必要になることを忘れないようにしたいものです。
引用:リニュアル仲介

地元のお店
【リフォーム豆知識 その28 関連:リフォーム全体】木材価格の更なる高騰!
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これからリフォーム豆知識として皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回はリフォーム全般、建材の材料である木材の状況についてです。リフォームもさることながら、戸建ての購入などをご検討のお客様にも興味深いお話かと思われます。
木材価格の更なる高騰!戸建てを検討されている方は買うと決めたら早めに動いた方が良さそうです
新型コロナの影響から木材価格が高騰しウッドショックと言われるほどの大きな影響を及ぼしています。
ウッドショックについては経済産業省のHPに解説がありますので、そちらを確認してください。
■いつまで続くウッドショック;価格の高止まりが需要に影響?
■新型コロナがもたらす供給制約 ; ウッドショックの影響
ロシアのウクライナ侵攻の経済制裁から、ロシアからの木材が輸入禁止になり、資材の確保が難しい状況になっています。
住宅業界、特に新築住宅への影響はこれから顕在化すると思われますが、住宅・リフォームも価格上昇が避けられない状況と言われています。
新築が高いからと言って価格で中古を選んではいけません
新築価格が上がると注目されるのが中古住宅です。
木材や住宅設備の供給を考えると、今あるものを再利用できる中古住宅は確かに合理的な選択と言えます。
しかし中古住宅を価格だけで検討するのは良くありません。
旧耐震など著しく古い物件に安易に手を出してしまいがちだからです。
少し前には古い木造アパートを投資目的で購入する事例がたくさん出ていました。
古家をDIYでリフォームする動画をyoutubeでご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
築年数が古い物件はそれだけ劣化のリスクがあります。
建築士による耐震診断やインスペクションを行って、現時点で悪い箇所、近い将来悪くなりそうな箇所を明らかにして、適切な改修工事を行う必要があるのですが、価格が安いことを目的に古い家を選んでしまっているので、必要な改修工事費用が捻出できないケースがあります。
特に旧耐震の戸建ては改修費用が高額になるケースが多いので、価格が安いを目的にされる方は古すぎない物件を選ぶ必要があるのです。
築浅物件に人気が集中!
木材価格や設備機器の供給状況を考えると、当面はリフォームしなくても良さそうな物件に人気が集中します。
築浅物件はクリーニングや壁紙の張り替え程度で見違えるほど綺麗になるので、妥協するには悪くない選択です。
しかし考えることはみな同じで、築浅物件はあっという間に売れてしまうのが現状です。
本当は築20年~25年くらいの物件をリフォームして購入するのが合理的だったりするのですが、リフォーム価格が不透明な状況なので、経済環境が不安定な時は築浅物件狙いも致し方ないといったところです。
こういう状況で気を付けておきたいのが「買うと決めたら即動く」ことです。
週末に内見に行って、良さそうだから少し前向きに検討しよう、と思っても、買おうと決めたその時には既に契約予定が決まっていた…なんてことはよくあります。
人気物件は内見したその日に他の方も見に来ていることが多く、その日の夕方に買付申込を入れても既に2番手・3番手でした、ということも考えられます。
買おうと決めたのに買えないというのはかなりがっかりしてしまうので、築浅物件を検討する際は「気に入ったら即決断する」という気持ちで準備しておく方が良いです。
ちなみに住宅ローンの事前審査を行っていないと、買付申込を受け入れてもらえないケースが多いので、事前審査がまだの方は早めに実施しておくことをお勧めします。
懸念されるのは材料高騰だけではありません
急激な円安の進行も大きな懸念材料です。
現在の円安については詳しい解説をしたニュースや記事を参照していただきたいのですが、要因の一つとして挙げられるのが長期金利です。
ご存じのとおり異次元の金融緩和政策が継続していて、日本は史上最低水準の金利が継続しています。
これに対してアメリカでは2021年11月に金融緩和の縮小を発表し、それを受けて住宅ローン金利が急上昇しています。
アメリカの指標である30年ローン固定金利は、2021年1月は最低値の2.65%だったのが、2022年3月は4.67%で、今後も更に上昇する見通しです。
この日米の金利差は円安の要因の一つで、今のところ日本で金利を上げるという方針は出ていないのですが、今後円安が更に進行してしまうと、日本でも金利上昇に踏み切ることも考えられます。
そもそも今の低金利は「イレギュラー」であって、全期間固定で3%台くらいが妥当ではないかと言われています。※バブル期には8%を超える状況もありました。
今の低金利は政策によるものなので、政府が方針転換を行うと、一気に金利が上昇することも懸念されるのです。
急激な金利の上昇は市場の混乱を招くので、世界的な経済情勢が比較的安定している時にはなるべく影響が出ないように徐々に上げていくというコントロールもできるかもしれませんが、今は新型コロナに加えてウクライナ侵攻というここ数十年でも考えられないような混乱の最中です。
あまり考えたくないのですが、円安進行に耐えきれず、政府が金融緩和の縮小に踏み切り、市場が過剰に反応して金利が急上昇、なんてことも十分に想定できる状況なのです。
「金利8%なんてバブルの頃に家を買わなくて良かった」なんてことを今から10年~20年前にはよく聞いたものですが、「全期間固定を1%台で組めるなんてあの頃に家を買えばよかった」と後悔する未来が起こり得ます。
通常なら家はじっくり吟味して焦らず購入するべきなのですが、状況が状況なので、家を買おうと思っている方は、少し早く動くことを意識した方が良いかもしれません。
引用:リニュアル仲介

地元のお店
【リフォーム豆知識 その27 関連:太陽光発電】太陽光パネルが義務化!?
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これから、リフォーム豆知識として、皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回は太陽光発電パネル設置をご検討のお客様には興味深いかと思われます。
新聞やテレビで太陽光パネルの設置が義務化されるニュースをみました。
太陽光パネルの義務化は、2021(令和3)年8月10日に政府が検討するという方針を示しただけになっています。
2030(令和12)年までには新築住宅の6割に太陽光パネルを設置することが目標で、有識者の検討会で大筋は了承され文書に盛り込まれました。
政府が検討を開始しただけであって、設置費用の負担をどのように減らすかなどの問題があります。
政府で太陽光パネルの設置を義務化する検討され始めましたが、義務化されるかはまだ決まっていません。
また、公共施設を建設する際にも太陽光パネルの設置を義務化する検討もされていますが、
こちらもいつから義務化されるかは決まっていません。
では太陽光パネルをいつ導入した方が良いのでしょうか。
太陽光発電で生じた余剰電力には買取制度があります
ソーラーパネルで昼間に発電され、自宅で消費して残った電力を余剰電力といいます。
余剰電力は蓄電池を持っていないかぎり貯めておくことができないので、発電された瞬間に使い切られなかった分を、
自宅につながっている送電線から電力会社に対して逆に送り、買い取ってもらうことになります。
これを「売電」といいます。
こうした太陽光発電による余剰電力をはじめ、再生可能エネルギー(風力や地熱など)で発電された電力は、
電力会社がきまった価格で買い取る制度が国によって定められています。
いわゆる固定価格買取制度(FiT)です。
ただし、太陽光パネルで発電された電気を買い取ってくれる固定価格買取制度の売電価格は年々下がっています。
固定価格買取制度が始まった2009(平成21)年の売電価格は、1kWhあたり48円でした。
そのあとは、毎年1~2円ずつ下がり、2021(令和3)年度の売電価格は、1kWhあたり19円にまで下がりました。
2022(令和4)年も売電価格は下がることが決定していて、その金額は1kWhあたり17円との事です。
2022年以降も売電価格は下がる見込みなので、太陽光パネルを付けるのであれば売電価格が少しでも高い間に設置した方がお得なのかもしれません
電気代の節約
太陽光パネルを設置するメリットは、売電収入を得られることと電気代の節約ができることです。
オール電化を設置されているご家庭では、深夜電力が安くなる分昼間の電気が高くなる料金プランになっています。
電気代の高い昼間に家で過ごす時間が多い家は、電気代は高くなるので不向きです。
ここ数年は、原油価格高騰の影響を受けて各電力会社とも電気代を値上げしている状態です。
自分で電気代の節約するには限界があるので、太陽光パネルを今から設置して今後上昇すると思われる電気の節約に役立てのはいかがでしょうか
。
太陽光パネルの向き
太陽光パネルを設置するときは、日当たりが良い南面に設置するのが基本ですが、
義務化されることによって本来太陽光パネルの設置に適していない自宅にもこれから設置する可能性は出て来ます。
南面以外に設置すると発電量は落ちますし、北面に設置すると反射光など近隣住民とのトラブルになる可能性も高くなります。
実際には太陽光パネルの義務化の時期はまだ確定しておりませんが現在電気代を値上げなど今後も続きそうなので導入を考えてみようと思いました。
引用:リニューアル仲介

地元のお店
【リフォーム豆知識 その26 関連:キッチンリフォーム】キッチン照明の選び方
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これから、リフォーム豆知識として、皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回はキッチンのリフォームをご検討のお客様には興味深いかと思われます。
キッチン照明の選び方
毎日多くの作業が行われるキッチンですが、デザインばかりを気にしすぎて暗すぎて食事の準備に困ります。
キッチン照明に求められるポイントを調べてみました。
手元を照らす作業のための照明
キッチンでは、刃物を使ったり細かい汚れを取り除くなど、手元がよく見えて作業に集中できる照明の色のほうが作業効率があがります。
手元が暗いと刃物で手を怪我してしまう危険性もありますので、明るい照明にしておくことをおすすめします。
照明の種類
・バーライト(ベースライト)
バーライト(ベースライト)はバー状になった照明のことで、一本の横長で筒状の電球を使用するため広範囲にわたって手元を照らすことができます。
特に洗い物などで集中力を高めたいシンクの上にはバーライトがあると、洗い物もよく見えて作業効率が上がります。
電球の色は、明るく集中力を高めてくれる「昼光色」がおすすめです。
・スポットライト
手元を照らすにはスポットライトもいいと思います。
天井にダクトレール(ライティングレール)を取り付けておけば好きな位置にスポットライトを移動できるので、模様替えをすることを考えると固定したスポットライトより可動式のほうが便利でしょう。
照明の色はオレンジ色の「電球色」よりは、自然な光の「昼白色」のほうが見やすくておすすめです。
全体を照らす照明
キッチン全体を照らす照明は必要です。
明るくしておくことで飛び散った油汚れなども見えやすくなりますし、お掃除がはかどります。
照明の種類
・ ダウンライト
ダウンライトは天井埋め込みタイプの照明で、事前に配線などを埋め込む工事が必要ですので、新築時か天井裏のリフォームの際に工事をすると良いでしょう。
照明の色は自然な光の「昼白色」のほうが、キッチンでは見やすくておすすめです。
・スポットライト
スポットライトも一つや二つでは明るさは不十分ですが、複数のスポットライトを設置しておけば明るさも十分になります。
複数のスポットライトを設置しておくと、例えば壁におしゃれなポスターなどのインテリアを飾った時に照らすこともできて、キッチンのインテリア性アップにもつながります。
スポットライトの照明の色は照らす場所に合わせて、オレンジ色の「電球色」または自然な光の「昼白色」を組み合わせるのもおすすめです。
インテリア性を高めるおしゃれな照明
キッチンは実用性も重要ですが、やはりおしゃれにしたいですよね。
そんな時はキッチンカウンターにペンダントライトを設置してみてはいかがでしょうか。
ペンダントライトは見た目にもおしゃれですし、光の当たり方でも雰囲気が出るので設置しておくと一気におしゃれになります。
インテリア性という位置づけのペンダントライトの照明の色は、オレンジ色の「電球色」のほうが暖かみのあるおしゃれな照明になります。
見た目にもおしゃれなキッチンで食事の準備ができる事にテンションも上がり美味しい食事を作ることができれば家族のだんらんも華やかになります。
デザインも電球の色にもこだわってすてきなキッチンを手に入れたいものです。
引用:リニューアル仲介

地元のお店
【リフォーム豆知識 その25 関連:外構・エクステリアリフォーム】カーポートに適用される建ぺい率の緩和措置とは?
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これから、リフォーム豆知識として、皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回は外構・エクステリアでカーポートの設置を検討されている方には興味深いお話かと思います。
お客様からたまに聞かれる質問に、「カーポートは建築面積に含まれないのですか?」という質問があります。
そもそも「建築面積」とは、簡単に表現すると、上空から見たときの屋根の面積になります。
しかし、この表現は、イメージしやすくするための表現であり、正確には屋根面積ではなく、「壁・柱で囲われた部分の水平投影面積」ということになります。
通常は、壁が無くても柱があれば、柱に囲まれた部分がどんな用途であろうと、建築面積に算入されることとなります。
ただし、一定の条件を満たす場合、柱があっても建築面積の不算入措置が適用できる部分があります。それが、「高い開放性を有する建築物の建築面積の不算入措置」です。
以下のイメージを見てみましょう。
■高い開放性のある建築物の建築面積不算入のイメージ
建築基準法施行令による建築面積不算入措置
この不算入措置は、建築基準法の建築面積の定義で規定されています。
【※】建築面積とは(建築基準法施行令第2条第2号)
建築物(略)の外壁又はこれに代わる柱の中心線(略)で囲まれた部分の水平投影面積による。ただし、国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造の建築物又はその部分については、その端から水平距離一メートル以内の部分の水平投影面積は、当該建築物の建築面積に算入しない。
建築基準法の定め
建築基準法では、「国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造の建築物」は建築面積としていれなくてもよい、とされています。ただし、「国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造の建築物」に該当するためには、細かい条件をクリアしなければなりません。どのような条件なのか、以下で詳しく解説します。
「高い開放性を有する建築物」の条件
「国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造」に該当するためには、外壁、柱、天井、階数それぞれに細かな条件が定められています。そのため、開放性を有することに関して、見た目が開放的であるといった主観的な基準ではなく、客観的に公平な基準で判断可能です。それぞれどのような基準か解説します。
1 外壁
「外壁を有しない部分が連続して四メートル以上であること」が条件となります。カーポートは基本的に屋根と柱であるため、該当するものがほとんどでしょう。しかし、オプションとしてが外壁とみなされるほどの大きさのサイドパネルを設置すると、条件から外れるかもしれません。
2 柱の間隔
柱はそれぞれの「間隔が二メートル以上であること」が条件です。柱が密になっていると開放性を有するとは判断されません。カーポートは柱の数がそこまで多くないものがほとんどです。こちらも該当する可能性は高いでしょう。
3 天井の高さ
天井の高さには、「二・一メートル以上であること」という条件があります。カーポートは車を中に入れる目的で設置するため、2.1m以上の高さがあることがほとんどです。ただし、1cmでも基準より小さければ対象外となります。
4 階数
「地階を除く階数が一であること」も条件の一つです。つまり、1階建てであることが条件となっています。カーポートは車を入れるためのもので、敷地面にそのまま設置します。そのため、階数の条件は確実にクリアできるでしょう。
————————————————–
【4つの緩和条件 まとめ】
————————————————–
・外壁を有しない部分が連続して4m以上であること
・柱の間隔が2m以上であること
・天井の高さが2.1m以上であること
・地階を除く階数が1であること
要は簡単に言うと「平屋で柱間隔が2m以上のそれほど低くないカーポート」であれば、建築面積の不算入の緩和措置が受けられることになります。
————————————————–
この不算入装置は知っておくと非常にありがたい緩和規定です。
ただ、実際には、住宅の完了検査後に建築するケースが多いため、初めから建蔽率のことなどに目を向けることが少ないようです。ただし、隣人の通報をきっかけとして、違反建築物ではないかと精神的苦痛を強いられるケースもあるため、たかがカーポートといえども、法律の緩和規定をフルに使って適法な状態で堂々と建ててしまうのが良いです。
建築面積の不算入措置は、上記に記載した4つの条件を満たせば良いのですが、判断に迷うケースがあるので、取り扱いは所轄自治体の建築指導課に必ず確認しましょう!
引用:リニュアル仲介

地元のお店
★リフォームYouTube動画 最新NO,11をご紹介★
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。
今回はエダ住宅・リ.ホームスタジオで作成しYouTubeに上げてある動画をご紹介致します。NO,1ーNO,8は2018/5/30から2018/9/5までに製作されたものです。
こちらは小山市でのマンションリフォームビフォーアフターです。
☆最新☆★NO,11【戸建て】栃木県栃木市/戸建て/外壁塗装リフォーム事例
https://youtu.be/hSPvMzA79AM
NO,10【リフォーム】栃木県小山市/マンション/内装リフォーム事例。内装クロス張替え・和室畳交換・浴室・洗面化粧台・トイレ他
https://www.youtube.com/watch?v=AqPO5oKJo2Y&t=2s
NO,9 【リフォーム】栃木県小山市/戸建て/平屋/全体リフォーム
https://youtu.be/KBeN9X9ljDs
NO,8【リフォーム】栃木県小山市/戸建/内装/玄関・和室・洗面/壁/エコカラット
https://youtu.be/MIe6q3taTDM
NO,7【リフォーム】茨城県古河市/戸建/水回り/浴室/出窓を残したリフォーム
https://youtu.be/6rgUGuiAwNM
NO,6【リフォーム】茨城県古河市/戸建/水回り/トイレ/和式から洋式
https://youtu.be/FJvor1neefw
NO,5【リフォーム】茨城県古河市/戸建/屋根/塗装
https://youtu.be/39Qo5319etQ
NO,4【リフォーム】茨城県古河市/戸建/外壁/サイディング/コーキング打ち替え
https://youtu.be/Y_9MEEgCPnY
NO,3【リフォーム】栃木県野木町/戸建/家の基礎/一部作り直し
https://youtu.be/T0N9OTr0v3o
NO,2【リフォーム】茨城県古河市/戸建/屋根/棟積み直し
https://youtu.be/7S5D61CL0dQ
NO,1【リフォーム】栃木県小山市/マンション/全体リフォーム
https://youtu.be/EDvSQCtUBhA
『おうち時間をもっと笑顔に!!』
おうち時間が増えた今だからこそ、お家の気になるところを直したい!!
そんなあなたにリホームスタジオがお力添え致します。
ご相談・お見積り無料です。お気軽にご相談ください。
★対応可能リフォーム★
戸建リフォームプラン
全面まるごとリフォーム
戸建・マンション用リフォームプラン
全面まるごとリフォーム
マンション・玄関・ホール・階段リフォーム
キッチンリフォーム
浴室リフォーム
洗面所リフォーム
トイレリフォーム
主寝室リフォーム
子供室リフォーム
和室リフォーム
リビングリフォーム
プチリフォーム
リビング・居室の増改築
水廻りの増改築リフォーム
エクステリアリフォーム
外構リフォーム
外装リフォーム
窓のリフォーム
オール電化リフォーム
住まい長持ちリフォーム
自然素材の内装リフォーム
収納リフォーム
人に優しいリフォーム
耐震リフォーム
シックハウス対策
ペットと暮らす
住まいの防犯対策
ケアリフォーム
モダンスタイルを愉しむ
和風空間を愉しむ
リゾートスタイルを愉しむ
癒しのインドアガーデン
太陽光発電
南欧風スタイルリフォーム
夫婦二人のセカンドライフリフォーム
趣味満喫リフォーム
二世帯住宅リフォーム
光と風を取り入れるリフォーム
2階リビングリフォーム
逆転リフォームリフォーム
ホームシアターのある家に
家事らくらく
SOHOリフォーム
子供がのびのび育つ家に
アウトドアリビングのある家に
その他住宅に関する事は何でもお気軽にご相談下さい。
★対応可能エリア★
茨城県
(結城市・古河市・五霞町・境町・八千代町)
埼玉県
(加須市の一部、久喜市の一部)
栃木県
(小山市・栃木市・下野市・下都賀郡)
★住所・営業時間・電話番号★
小山本店・栃木県 小山市中央町3丁目3-1・水曜定休・営業時間:9:00-19:00・0120-22-3694
古河営業所・茨城県古河市雷電町11-20・火曜定休・営業時間:9:00-18:00・0120ー11-3874
ホームページ
https://rehome-studio.net/
メールアドレス
rehome@e-eda.co.jp

地元のお店
【リフォーム豆知識 その24 関連:戸建てリフォーム】「今の家賃で家が買える」に要注意
小山市 中央町
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これから、リフォーム豆知識として、皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回は戸建てリフォームを検討しているお客様で費用やリフォームローンに関心がある方には興味深いお話かと思います。
「今の家賃で家が買える」を鵜呑みにしてはいけません。
不動産に関するニュースが増えると必ず出てくるのが「賃貸VS購入」ですが、当ブログでも度々記事にしていますが、多くの賃貸派の意見を押しのけて購入がお勧めというのが当社の考えです。
※もちろん状況によります。※玉虫色の意見は好まれないので、どちらかと言えば購入をお勧めします。
ただ購入派の意見をそのまま鵜呑みにできません。
最も危険なのは「今の家賃で家が買える」です。
有名企業のテレビCMのキャッチコピーでも使われるのですが、特に新築戸建ては家賃との対比で購入判断してはいけません。
同一エリア、似たようなスペックの物件を想定した場合、賃料よりも住宅ローンの返済の方が安くなって当然です。
建物を建築するコストに金融機関へ支払う利息・空室リスク・オーナーの利益などを考慮すると、住宅ローンの金利を上回る経費を賃料に乗せないと、事業として成り立たないからです。
この家賃ならこれくらいの家に住めます、と住宅業者が勧める場合、「今住んでいるエリアよりも資産価値の高いエリア」か「新築など建物代金が高い物件」のどちらかです。
エリアの場合は良いのですが、先ほど新築戸建ては要注意と記載したのは、多くの場合、建物代が高い物件を勧められるからです。
事業者に乗せられて土地の資産性をあまり気にせず、居住性重視でホイホイと物件を買ってしまうと、賃貸派がよく言う「住宅ローンを完済する頃にはボロボロでとても資産価値とは言えない」状況に陥ります。
不動産購入は立地が全てと言っても過言でないくらいで、立地を気にせず「土地代が安いから」「都市部に比べて広いから」と、郊外のエリアを選択してしまうと、貸すことも売ることも難しい資産価値のない「負動産」になってしまいます。
マンションよりも土地の価値を重要視する
マンションは大きな敷地を大人数で共有する所有形態なので、戸建てに比べると、不動産購入価格に占める土地の値段の割合が低く、あまり注目されないのですが、戸建ての資産価値では土地の値段が非常に重要となります。
不動産広告では〇〇町戸建て××××万円というように建物と土地の値段を合算した価格が表示されますが、販売価格が高いか安いか、だけでなく、気になった物件については「販売価格のうち土地代はいくらくらいなのか?」という質問を不動産会社に投げかけることも大切です。
周辺相場や最寄りの公示地価よりも高めの土地価格だった場合、何かしら事情が隠されている可能性がありますし、新築分譲住宅や不動産事業者による買取再販物件の場合は、土地(中古物件)を仕入れて再販するという事業形態から、適正な土地価格の設定でないケースもありますので、気になる物件は「土地価格はいくら」を必ず確認するようにしましょう。
もちろん、販売価格における建物価格の割合が高い物件は要注意ですよ。
セルフインスペクションWEBアプリSelFin(セルフィン)を使えば、周辺の取引事例から土地の価格を自動で算出できるので、中古戸建てを検討されている方はぜひご活用ください。
「戸建ては修繕積立金がないからお得」ではありません!
マンションを購入すると、毎月の住宅ローンの返済に加え、管理費・修繕積立金の負担があります。
これを受けて「戸建ては管理費・修繕積立金がないからお得」と考える人が少なくありません。
建築物は経年で劣化します。
その劣化のスピードを緩やかにしたり、家を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが必要で、そのメンテナンス費用をねん出するためには修繕積立金という考え方が合理的です。
マンションは共有物なのできちんとルール化しなければならないのですが、戸建ては「自己責任」なので毎月どこかに修繕積立金を納めなければならないわけではないのですが、ルール化されていないからと言って「修繕積立金が不要」と考えるのは間違いです。
戸建てであっても将来的に必要と思われる修繕工事を想定して、毎月将来のための修繕費を貯金しておくべきです。
また、中古住宅を購入する時には建物全体のメンテナンスを行っておくことをお勧めします。
最近は住宅ローンにリフォーム費用を組み込めるローン商品が増えていて、住宅ローンの金利に比べると、リフォームローンの金利の方がかなり高いからです。
手元にまとまった現金が残る資金計画であれば、悪くなるまで使って、傷んできたらリフォームするというのも良いのですが、現金に余裕のない方は修繕工事もローンを組む必要があるので、金利が圧倒的に低い住宅ローンに組み込めるタイミングでまとめてやっておくというのも一つの選択肢です。
戸建ての劣化防止対策として有効で、そこそこリフォーム費用がかかる工事は「屋根・外壁・バルコニーの防水対策」です。
新築でも10年~15年で塗り替えをした方が良いと言われているリフォームなので、中古住宅購入時に行っておくとしばらくの間安心して暮らすことができます。
新築であろうと中古であろうと建物の維持管理コストは必要です。
大切な我が家を自らの手で「ボロ家」にしないためにも、戸建てであってもきちんと将来の修繕費をコツコツ積み立てておく必要があります。
今回は戸建て住宅の価格をテーマにご説明いたしました。
不動産購入は「今の価格」だけでなく「将来的な価格」も不確定だからと言って無視せずきちんと検討する必要があります。
冒頭から何度も申し上げていますが「今の家賃で家が買える」は本当に危険です。
ぜひ戸建ての販売価格の内訳に目を向けてください。
引用:リニュアル仲介
全84件中 1-10件表示
良い対応‥ありがとうございます!